酪農学園「緑風会」第9回総会・新春懇談会報告
猛吹雪の余波が残る8日の午後6時半、例年の中村屋旅館からセンチュリーロイヤルホテルに会場を移して第9回目を迎えた緑風会総会・新春懇談会が開催された。会場には麻田信二理事長、干場信司学長はじめ15名の学園関係者を含む67名の同窓生教員等が出席した。
ニ木浩志副会長の司会で進行し、主催者を代表して西田丈夫会長から開会のご挨拶を頂戴した。西田会長は農業高校での進学動向の変化、母校への貢献、質の高い教員育成の重要性を述べた。
総会議長は畠山佳幸副会長が担当した。議事について2014年度のⅠ役員支部長、連絡員報告、Ⅱ事業報告、Ⅲ会計決算報告が干場敏博事務局長から報告された。また宮本匠監査から監査報告が述べられた。近畿支部や宮城県支部の設立についても報告された。
2015年度のⅣ役員案、Ⅴ事業計画案、Ⅵ予算案が審議され、拍手で承認された。次年度の中央研修会は8月1日(土)、総会は1月7日(木)となった。西田会長から新役員紹介と挨拶が行われ、総会を終了した。
続いて新春懇談会が開催され、来賓を代表して麻田理事長が祝辞を述べ、フィールド教育センター建設、高校女子ソフト全国制覇の快挙、男子寮建設等の学園現況を紹介し、また黒澤酉蔵翁生誕130年にも触れ、行動の人であったことを紹介した。
次に野村武同窓会連合会会長は同窓会連合会の組織化状況と仙北学園長の近刊著書を紹介し、緑風会の盛会をお祝いした。続いて緑風会近畿地区の河野雅晴会長は近畿地区の現状報告と今後の組織化を報告した。乾杯の音頭をとっていただいた干場信司学長は、学生募集への謝意とともに推薦入試状況報告後に祝杯を上げていただき、懇親会へと入った。
年に1度、新春懇談会として定着している本会ですが、今年は会場が広いため座席を移動して和気藹藹に懇談している光景が目立ちました。
最後に2012年度採用の新進気鋭の大杉佳奈先生の祝杯で懇談会を終了しました。先生は高校時代にサマーアグリキャンプに参加して本学入学を志望したことも紹介した。