市川治教授 最終講義のご案内
農業経済学科 教授 市川治先生(農業会計学)は、今年度末をもちましてご定年をむかえられ、ご退任されることになりました。
つきましては、下記の通り、最終講義を開催いたします。 皆様方におかれましては、ご多用のところとは存じますが、ご臨席賜りますようお願い申し上げます。
記
日 時 2014年2月10日(月) 午後1~2時
会 場 C1-101(旧 C10番)教室
題 目 「農業経済学の今日的課題-TPPのもとでの日本農業の展開の課題-」
主催 農業経済学科 農業経済学科長 丸山 明
事務室担当 相原 晴伴
松中照夫教授最終講義報告
1月17日(金)午後1時から松中照夫教授(土壌作物栄養学研究室)の最終講義「土壌肥沃度論」(循環農学類農学コース3年)が大学C5-201番(旧南20)教室において開催され、学生、教職員約70名が出席した。くしくも1月17日は19年前の1995年阪神淡路大震災の日でもあり、兵庫出身の先生はこの年4月に本学に着任したとのことでした。
最初に先生から学生に対して授業「土壌肥沃度論」の第15回目を最終講義とすることが述べられた。また関係者に配付された最終講義‐授業「土壌肥沃度論」-の小冊子には教授の略歴、学位、受賞に加えて、教育活動として1995年度から本年まで指導された卒業論文・修士論文・博士論文の題目や海外からの留学生の受入報告。研究活動として学術雑誌論文、著書、各種研究会・学会の招待講演、海外出張一覧。社会活動として各種講習会・講師依頼、学会および社会活動が詳細に掲載されている。
最終講義は、「健土健民」と土壌肥沃度について述べた。科学(Science)として見た場合の「健土」とは何か。「土」「肥沃度」の定義も含めて丁寧に講義された。「健土」の条件として物理的性質の1)厚みと硬度 2)水分 科学的性質の3)pH 4)養分 の4つの条件について、作物栽培上、定量的に測定する必要があり本学附属農場の土壌の問題点を含めて講義した。
土壌の物理的性質を直すことを「木を植える人」を譬えて無私で種を植え続けることの重要性を説いた。「土」は基本的条件がわかっていれば、何世代か先の為にひたすら努力することにより改善されると述べた。また本学の教育研究活動も教員と職員がスクラムを組んで学生の為に実践しているとも語った。
講義終了後、小宮道士循環農学類長からの松中先生へのお礼の挨拶のあと、松中ゼミの学生や卒業生から花束の贈呈があり、松中教授から、出席者へ感謝の言葉が述べられ、最終講義を終了した。
森川純教授最終講義報告
1月15日(水)森川純教授(地域国際関係論研究室)の最終講義(環境共生学類2年科目「国際関係論」)が10時40分からA3号館201番教室で開催され、約150名の学生、教職員が出席しました。
1997年12月本学の環境システム学部設置時から地域環境学科教授として赴任した森川先生は、最終講義では少年期から現在に至るまでの自己体験を踏まえて、学びにおける大切な要点等について述べました。また2014年は第一次世界大戦からちょうど100年を迎えた年でもあり、戦争体験等記憶の継承の大切さも語りました。
森川ゼミは国際感覚を養った卒業生を多数輩出しています。最終講義では、少年期に与えられた一冊の「世界地図帳」から学んだ知的好奇心の大切さや、感動が興味関心を増大させ、勉強から知を力にするための更なる学びを行った高校時代のこと。点から線、線から面、面を立体的に重ねた鳥瞰図的思考の重要性をいつものように穏やかな口調で講義しました。
大病での入院生活の末に遂げた自己変身(self reflection)とその後のデンマークやナイジェリアでの留学生活の中から、現実を見据えながらの理想に向かって試行錯誤することの大切さや同時代感覚・当事者感覚を持つことの大切さを話しました。
帰国後は「世界システム論」の分析枠組みを論稿し、大学院でアフリカと日本の関わりを学ぶ機会を得て、研究者としての歩みが開始しました。
アフリカ国際関係論の分野では人種差別政策や日本との関係究明作業を内外誌に論稿され、その後、勤務したオーストラリアのアデレード大学では日豪関係に関する研究にも従事しました。本学では日本外交と象牙問題とNGO等や野生生物保全問題にも取り組み、捕鯨問題にも論稿されました。
講義終了後、森川ゼミの学生代表花束の贈呈があり、最後に森川教授より、出席の方々へ感謝の言葉が述べられ、最終講義を終了しました。
細田治憲氏(大学酪農1期)、角倉了一氏(機農酪農経営4期)宇都宮賞受賞決定。
公益財団法人宇都宮仙太郎翁顕彰会(北良治理事長)は、1月9日(木)理事会・評議員会において「第46回宇都宮賞」の表彰者を決定した。
3部門の中の「酪農経営の部」には由仁町細田治憲氏(大学酪農学科1期生)が、「乳牛改良の部」では大樹町角倉了一氏(機農高校酪農経営科4期生)がそれぞれ受賞することが決定した。
表彰式は宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(土)14時から札幌パークホテルにおいて開催される。同窓生の表彰に心よりお祝い申し上げます。
2014年第8回 酪農学園「緑風会」総会・懇談会開催報告
1月9日(木)6時から新年の恒例行事となっている第8回を数える「緑風会」総会・懇談会が札幌市中央区の「中村屋旅館」を会場に開催され、道内各地や道外からの会員65名、学園関係者12名、合わせて 77名の方々にご出席いただいた。
学園からは麻田信二理事長、仙北富志和学園長、干場信司学長、榮 忍校長他 大学の教育センター、入試部、教職センター等の先生方にもご出席いただいた。
総会は、二木浩志副会長の総合司会で進行し、西田丈夫会長から主催者挨拶が行われた。議事は西村耕司副会長を議長として進められ、干場敏博事務局長から議案内容説明が行われた。
議案は2013年度の役員支部長連絡員の追認、事業報告、会計決算報告及び監査報告が行われ拍手で承認された。2014年度の役員、事業計画、予算の審議もそれぞれ拍手で承認された。新役員には畠山佳幸氏が副会長、杉田良二氏、西村耕司氏が理事、大関俊郎氏が監事に就任した。
続いて開催された懇談会では、来賓挨拶の中で麻田信二理事長は新年のご挨拶に加えて、緑風会への学生募集協力のお礼と推薦入試状況や昨年の80周年事業等についてお礼を述べた。
次に野村武同窓会連合会会長は同窓会連合会の現状報告と今後の方向性について述べ、緑風会研修会等への財政支援についてもふれた。
乾杯の発声も兼ねて挨拶した緑風会近畿地区から出席した河野雅晴会長は近畿地区における緑風会組織化の状況を報告し、6月末には設立総会を開催予定とのことでした。
今回、出席者全員に仙北学園長著書の「創立者黒澤酉蔵を今に読む」が進呈され、その報告も行われた。
また懇談会の中では、長谷川豊参与が代表である農業塾「風のがっこう」の北海道社会貢献賞(国際協力功労賞)受賞報告も行われた。受賞理由はJICA草の根事業によるモンゴルにおける農業指導者育成事業での貢献によるものである。 長谷川先生からはご協力いただいた関係機関へのお礼のご挨拶が述べられた。
懇談会は終始和やかな雰囲気の中で、同僚や先輩、恩師等との懇談が行われた。なお、会議のため途中から出席された干場学長からご挨拶を頂戴した。最後は本年度採用の中標津農業高校千代武志教諭の万歳三唱で会を閉じた。
平成25年度日本獣医師会獣医学術年次大会が平成26年2月21日~23日に千葉県幕張メッセ国際会議場を中心に開催されることになっております。
この大会には大学からも多数の先生方がご参加されることはもとより,全国各地でご活躍中の卒業生も多数ご参加される予定です。
つきましては,参加者各位の懇親会を下記の日程で開催することとし,ささやかながら会場を準備しています。
多数ご参加いただけますようご案内申し上げます。
記
開催日時:平成26年2月21日 19時30分から
開催場所:千葉市美浜区ひび野2-3 アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>
階数・室番(室名)は当日フロント又は入口掲示板に掲示します。
会費 :6千円
会場準備の都合上平成26年1月25日までに下記アドレスまで参加申し込みください。
2期 唐仁原 景昭 mrtojin201136@gmail.com
7期 井上 貢 inoue2997@cnc.jp
14期 高橋 英雄 aland@peach.ocn.ne.jp
酪農学園大学獣医学科釧路支部同窓会開催報告
2013年10月25日(金)午後6時30分から釧路市栄町5-2「溶岩焼きこじゃれ」において、酪農学園大学獣医学科釧路支部同窓会が開催されました。
釧路地区は酪農地帯であることから、参加者のほとんどは畜産関係獣医師ばかりでしたが、今年は16名の参加がありました。
この度は岩野先生をお招きし、酪農学園大学の近況報告として子供たちを対象とした体験学習のお話を聞かせていただきました。大学の独自性をアピールするのにとても画期的な取り組みであると感銘を受けました。
その後はテーブルを囲み、互いの近況報告を行い、若手から年配者までさまざまな世代の同窓生が酒を交えて楽しく、和気あいあいと語り合うことができました。
日常では同窓生がこんなにも揃って顔を合わせる機会がなかなかないので、釧路支部では1年に1度はこのような場を持ち、絆を強くしていきたいと思っております。(文責 今井一博 )
フィリピン台風災害支援に対するお礼報告
本学環境システム学部長 金子正美教授より教職員に向けてのメッセージをいただきましたので同窓生の皆様にご紹介します。
メリークリスマス!
国際交流サークル「スカレラ;SukaRela」の顧問をしています環境共生学類の金子です。
11月8日に発生したフィリピンの台風災害に関し、キリスト教教育委員会から皆様へご支援の呼びかけが行われましたが、スカレラの学生たちも募金活動のお手伝いをさせていただき、多くの皆様から暖かいご支援をいただきました。スカレラの活動につきましては、道新でも紹介いただきましたので添付します。
この募金の一部で子供用のサンダルを購入させていただき、甚大な被害を受けたセブ島北部のカヤム村の子供たちへのクリスマスプレゼントとして、12月22日に、直接、カヤム村へセブ市の市民グループNAHIYA CEBUの皆さんと一緒に金子が届けに行ってきました。
このプレゼントには、市民団体ネイバーズさんから託されたクリスマスカードと、一般の方々から寄せられた義援金で購入したチョコレートなどのお菓子も一緒に入れて配りました。
700人を超えるカヤム村の皆さんが集まっていただき、会場に到着した時には、プレゼントしたサンダルで、RAKUNO GAKUEN AND SUKARELA の文字を作っていただいていました。
自分たちの生活だけで大変な時に、面倒をかけてしまったことに恐縮する一方で、フィリピンの方々の優しさに感激しました。
また、今日、村の人から聞いたのですが、子供たちの中には、あまりの嬉しさに、お菓子を食べずに飾っている子もいるそうです。
村の多くの方々から、酪農学園に対して感謝の言葉をいただきました。
これも皆様のご支援のおかげと厚く感謝申し上げます。
今後、さらなる支援を続けていきたいと思いますので、今後とも、よろしくお願いいたします。取り急ぎ、ご報告まで。
酪農学園大学バドミントン部OBOG会開催報告
拝啓 師走の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、去る2013年12月14日(土)に、札幌市内のお食事処「炉端ダイニング八家」におきまして、酪農学園大学バドミントン部OBOG会を開催致しました。
当日は、2002年度卒の大林さんをはじめ、その後輩である荒木さん、関さん、南さん、平山さん、市川さん、小美濃さん、海野さん、佐野さん、羽賀さん、三宅さん、鈴木さん、監督の岩森と総勢14名の参加でした。
初めに、2013年秋季リーグ戦におきまして、女子が1部に初昇格、男子は2部残留となった旨の結果報告を行い、その後久しぶりに再会したメンバーとは近況報告を含め、学生時代の思い出話に花を咲かせることができました。また、改めてOB会の名簿作成にかかるための打ち合わせを行い、創部53周年を迎えるバドミントン部の歴史を振り返る良い機会となりました。
何分私も本学の卒業生ではないこと、就職して15年と、まだまだ存じ上げないOBOGの方々が多くいることは承知の上ですが、今後も部員が作成したホームページ等を含めた情報発信を積極的に行っていきたいと思いますので、ご協力ご支援の程、宜しくお願い致します。(文責監督 岩森 昭憲)
酪農学園大学バドミントン部HP(男子22名、女子8名)
http://www3.hp-ez.com/hp/mo-mo-gakuen-bad/