荒木ゼミ異業種交流会開催報告
9月13日(土)午後3時から5時30分、酪農学園大学A3号館5F演習室を会場に荒木ゼミ異業種交流会が参加者15名、学生7名で開催された。代表幹事は古川隆之氏、幹事は新村浩隆氏、白倉和秋氏。内容は以下のとおり。
1. 北海道中小企業同友会部会長を務める新村浩隆君の自社の6次産業化の取り組みについて講演会「発展する酪農加工複合経営」を行なった
2. 各産業界で活躍する卒業生から自社および自営の状況ならびに、職場の状況を紹介し、異業種の職場の状況や商品の開発経緯や特徴について情報交換を行った。
①焼肉ビジネスの動向:生地則久
②焼き菓子の商品開発:右代和弘
③教育ファームおよび乳製品加工の取り組み:廣瀬貴章
④繁殖牛廃用牛肥育と肉販売:春木康秀
⑤道普及事業の概要:脇坂裕二
小阪進一教授退官記念(作物学・飼料作物学・草地学)合同同窓会報告
先生の誕生日でもある4月12日(土)午後5時から札幌グランドホテル3階涼風の間において、小阪先生の退官記念合同同窓会が開催され、全国各地から70名を超える同窓生が集まった。
小笠原貴志氏の司会で進行し、発起人代表として小阪先生と同期の秋田孝夫氏が挨拶した。出席者代表挨拶では埼玉県から出席した龍前浩史氏が学生時代の研究室のエピソードを披露した。
その後、花束・記念品が大山久美氏、杉山由吏氏から贈呈された。杉山さんは「記念品のJTB旅行券で全国の研究室の同窓生のところを訪ねて下さい」と述べた。
サプライズでバースデーケーキも用意されていた。小阪先生のご挨拶では「39年間を振り返り、研究指導はともかく、いまだに教育の難しさを感じている」と話された。
乾杯のご発声を若林孝彦氏が行い、祝宴に入った。当時の懐かしいフォトムービーが流れる和やかな雰囲気の中で、祝電披露や同窓生代表からのテーブルスピーチで学生時代の思い出話を披露した。
義平教授から大学の近況報告やこれからのことが報告され、記念撮影のあと、酪農讃歌を全員で肩を組んで合唱し、最後には深瀬公悦氏の万歳で会を閉じた。
その後、先生を囲んでの2次会には20名以上が参加し、3次会も行われ、夜が更けるまで続けられた。
2013年度酪進会開催報告
2013年度酪進会定例会(酪農学科 家畜管理・行動学研究室同窓会)を2013年2月15日(土),札幌にて開催しました。西埜先生は残念ながら御欠席でしたが,干場教授・森田教授・道内OB・OGに加え,51期となる卒業年度のゼミ学生を迎え総勢約44名の出席でした。その他,ご都合がつかず参加されなかったOB・OGの皆様方から卒業生へ多くのメッセージをいただいております。
今年度の研究室の活動報告を干場教授,森田教授からいただいた後に,日頃の研究成果のご報告を兼ねた研修会として,大学院生からの発表を行いました。内容は『酪農家で働く女性の満足度低下要因~十勝地方S町における乳牛の健康状態が満足度に及ぼす影響~』についてでした。現場に即した内容で,現状を裏付ける報告となり,発表者・参加者ともに有意義な時間となりました。
後半は,新しく酪進会会員となる新卒業生の歓迎会が行われました。大学の新卒業生からは卒業論文のご報告,卒業後の進路,抱負が発表され,OB・OGの方々からもそれぞれ近況報告や今後の抱負,新卒業生に対する励ましの言葉が述べられました。
本年度の酪進会も盛大に開催され,先生方,OB・OGの方々や新卒業生とのすばらしい一時を過ごすことができました。これからも幅広い世代が集う場として酪進会が開催されていくことを心より願っております。本年度は,例年よりも多くの方々にご参加いただきました。来年度において,毎年参加される方はもちろん,しばらくご無沙汰されている方,参加されたことのない方も,酪進会でお会いできることを励みに日々,奮闘して参ります。
なお、今年は4年ごとに行っている酪進会総会の開催年です。11月2日(日)を予定していますので、是非ご参加下さい!
末筆ながら、同窓会から助成金をいただきましたことをご報告いたしますと共に、感謝申し上げます。
市川ゼミ25周年祝賀会を終えて
去る平成25年11月3日(日)、ホテル札幌ガーデンパレスにおいて市川ゼミの開室25周年祝賀会が開催されました。ゼミ開室初期の先輩から現役学生まで51名にご出席を頂き盛大な盛り上がりとなりました。
市川先生より指導を受け、ゼミを羽ばたいていった卒業生はこれまで300人を超える程になりますが、祝賀会には遠隔地からも多くのご出席をいただき、残念ながら出席することができなかった方からも祝電等を頂きました。これも在学時、一人一人の学生の目線にたって心温まるご指導を頂いた市川先生への感謝の気持ちによるものと考えております。
この祝賀会に際し、お忙しいところ時間を割いていただき干場学長からも25年という長い年月、学生へ指導にあたってこられた市川先生へご挨拶をいただきました。
宴会の模様としては久々に会う先輩、後輩、同期のメンバーもあり学生当時の思い出話に花が咲きました。卒業から年月がたったことで、それぞれの環境にも変化があり、これまでの経過や現在の状況を語るなど話しは尽きない様子が見てとれました。
また余興として、くじ引き形式で現況報告を何名かの方にもしていただきました。
農業経営者として頑張っておられる方、学校教諭として日々学生に指導を行なっている方、地方TV局に勤められ情報発信に携わる方、現在一生懸命勉強に励んでいる学生などなかなか聞くことのできない貴重なお話も頂きました。これも市川ゼミ出身者が第一線で活躍されている証拠でもあるのではないかと思われます。
楽しいひと時はあっという間に過ぎてしまいましたが、今回の祝賀会はこれまでの会とは異なり特別な会となります。残念ながら来年3月末で市川先生がご退任されるということで、この会が最後の祝賀会になるということです。
これを受けまして市川先生よりご挨拶を頂きました。市川先生がこれまで心情としてもたれてこられた指導に対する基本とその想いを強く感じることができ、出席者の皆が、自分が進むべき道を再確認できたのではないかと思えるご挨拶でした。これまで多くの学生を社会に出して頂いたご苦労は私どもには分かりえないものがあったと考えます。
祝賀会の最後として、卒業生からのお祝いのお花と本日出席頂いた方から感謝の意味を込めまして花束の贈呈を行い、本日の出席者全員で市川先生を囲み写真撮影を行い祝賀会を終えました。
無事祝賀会を終えることができたのも遠隔地から出向いていただいた出席者の方々、現役学生、そして祝賀会開催のために日々の労務で忙しい中、事務局としてこの祝賀会開催の準備にあたっていただいた方のご協力による賜物と思います。
祝賀会事務局におきましても不慣れなこともあり、反省点は多々ありますが、無事終えることができたことに関係者の方に深く御礼申し上げたいと思います。
今回のこの市川ゼミ25周年祝賀会の開催が、これまで連絡を取り合うことが難しかった市川ゼミ出身者の輪の広がりのきっかけとなり、それが酪農学園大学を学び舎とした卒業生としての更なる結びつきに繋がっていけば幸いと思い結びとさせていただきます。 (文責 市川ゼミ25周年祝賀会事務局 (公益法人 北海道農業公社 道南支所 業務課 主任)宮 浦 徹 )
酪農学園大学獣医解剖学教室同門会開催報告
酪農学園大学獣医解剖学教室同門会を10月11日(金)新札幌のシェラトンホテル札幌にて出席者60名で開催した。
今回は、阿部光雄先生(酪農学園大学名誉教授、同門会顧問)の獣医学科同窓会特別三愛賞受賞記念祝賀会も兼ねて行った。開会に当たり、竹花一成先生(同門会会長)より挨拶と受賞の経緯、お祝いのお言葉があり、平賀武夫先生からも祝福のお言葉があった。次いで、阿部先生より受賞のお礼や近況などのお話しがあり、乾杯の後、参加された方々よりテーブルスピーチがあった。
終始楽しく和やかな雰囲気の中、話しは尽きないようであったが、阿部先生の益々のご健康を祈り、また、参加者一同のご多幸とご発展を祈念して閉幕した。(文責 植田弘美)
獣医学科微生物学教室 元教授川上善三先生 水彩画個展開催される
5月21日(火)から5月26日(日)にかけ、札幌市資料館ミニギャラリーにおいて川上善三水彩画展「道内ところどころの風景」が開催され、同窓生はじめ多くの入場者でにぎわった。川上先生は本学を定年退職後73歳から初めて水彩画を描き始め、今年89歳を迎える。これまで水彩画サークルの展覧会には何度か展示されていたが、今回は初めての個展である。北海道各地の風景画のなかで、この2年間の力作20点を集め展示された。初夏の目に鮮やかな緑、秋の紅葉と夕暮れ、心休まる作品である。特に緑の色遣いは印象的である。酪農学園大学の緑が原点であろうか。開催された札幌市資料館は大通公園の西端の13丁目に位置し、2階のミニギャラリーからは大通公園の緑と赤いモクレンの花、そしてテレビ塔が一望にでき、先生の個展会場として最高のロケーションであった。
その個展開催をお祝いし、5月25日(土)午後6時より、ウイルス学ユニット教授桐沢力雄先生はじめ川上先生の教え子である微生物学教室の卒業生を中心として、さらに伝染病学教室前教授平棟孝志先生、微生物学教室前教授岩井浤先生をお迎えして祝賀会が開催され38名が出席した。OBの中には京都、兵庫など遠方からも駆けつけてきていただいた。祝賀会には先生の絵を描くに当たりご理解と大きなサポートをしていただいた奥様とお嬢様にも出席していただいた。ご来賓を代表して、平棟教授、教え子を代表して11期生の濱岡隆文氏からのご祝辞のあと川上先生からご苦労話も混ぜながらご挨拶をしていただいた。微生物学教室修士第1号の大舘弘幸氏の祝杯の後、川上先生と、そして卒業生と旧交を温めた。出席者一人一人から先生のエピソードを交えながら暖かいスピーチをいただいた。会も盛り上がり、岩井先生の祝杯の後、最後に出席者一同肩を組み酪農賛歌を高らかに歌いお開きとなった。
先生は、今年数え年90歳で、卒寿を迎えます。今後もお元気で絵を描き続けていただきたいと思っております。 川上先生、次の個展の日程はいつ頃になるでしょうか?(文責 酪農学園大学獣医学類 獣医細菌学 菊池直哉)
小山久一教授(本学OB)退職記念会開催報告
4月13日(土)、札幌ガーデンパレスにおいて、小山久一先生(酪農学科9期卒)の定年退職を記念して酪農学部酪農学科家畜繁殖学研究室の卒業生および関係者70名が出席して記念会を実施しました。
記念会は、記念撮影を行ったのち、当日都合により急遽出席できなくなった発起人代表 荒井正氏の代理人として遠藤雅彦氏から発起人代表挨拶をいただき開会しました。そののち、総合司会の堂地が小山久一先生の経歴および研究業績の紹介、とくに研究業績について簡単な解説を行いました。
つづいて、本研究室の第一期生である横山明光元本学教授に挨拶をいただきました。今回の記念会には第一期生から昨年度卒業生まで、幅広い年代の卒業生の方々が参加されました。
卒業生は、酪農・畜産関係をはじめ、大学校職員、高校教諭、製薬会社などさまざまな業界で活躍されておりました。本記念会の最後には、小山久一先生からご挨拶をいただき、盛会のうちに閉会いたしました。(文責 堂地 修)
酪農学園大学土壌・植物栄養学研究室OB・OG会・セミナー及び原田勇先生を偲ぶ会報告
2012年3月16日、酪農学園大学土壌・植物栄養学研究室OB,OG会・セミナー及び原田勇先生を偲ぶ会がアークシティホテルで午後2時から開かれました。
セミナーでは以下の報告が行われた。
西川 求氏:大学1期生 瀬棚における新規開拓の45年間、今も新しく農業を目指す若者たちが多く集まり小規模ながら堅実な経営を営んでいる。
玉利和弘氏:大学10期生 普通高校、農業高校の教員、教頭、校長を歴任、現在、酪農大学で人材養成に情熱を燃やし、学生と対峙する日々を語る。
斎藤達夫氏:大学4期生 栃木県の農業指導を通じて福島原発事故の影響を受けている農家の現状を語る。風評被害の難しさは考えさせられる。
記念撮影ののち、総会を開き経過報告、規約の一部改正役員改選、原田勇先生の追悼記念集を作成することとした。原稿5月末を締切、7月に発行予定。
原田勇先生を偲ぶ会:渡辺兵衛牧師の司式のもと讃美歌121番(まぶねの中に)
聖書:コリントの信徒への手紙13章2節「神秘や知識に通じ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。マタイによる福音書5章43~45節「敵を愛し、自分を迫害するもののために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しいものにも正しくないものにも雨を降らせてくださるからである」
追悼の辞:渡辺兵衛牧師から原田先生について語られ先生は愛の人であった。
「思い出を語る」では、大学2期生 篠原 功氏、大学4期生 安藤 廣氏 がそれぞれ先生に導かれ今もなお支えられて生かされていることが語られた。
その後、懇親会に入り参加者全員35名が自己紹介と原田先生の研究室での出来事や思い出を8時過ぎまで語り、学生時代は厳しい先生だと思っていたが、伸びると思われる学生には厳しかったのではないか、と。僕らの頃は優しかったなとの声もあり、しっかりした学生には優しかったんだと、時代と共に先生も丸くなられたお人柄が忍ばれました。
先生の急逝されたことを惜しみつつご冥福を祈り、奥様のご健康が守られ、我々もまた健勝で再会を期し別れの時となりました。(文責 西川 求)
2012年度酪進会開催報告
2012年度酪進会定例会(酪農学科 家畜管理・行動学研究室同窓会)を2013年2月16日(土),札幌にて開催しました。西埜先生は残念ながらご欠席されましたが,干場教授,森田教授,デンマークからおこしいただきました高井特任教授,道内OB・OGに加え,50期となる卒業年度のゼミ学生を迎えて総勢約34名がご出席いただきました。
今年度の研究室の活動報告を干場教授と森田教授からいただいた後に,日頃の研究成果の報告を兼ねた研修会として,大学院生からの発表を行いました。内容は『搾乳関連排水の低コスト管理に関する研究』,『肉牛農場におけるふん尿管理方式の変更による窒素収支の変化』の2題でした。どの題材もこの研究室らしい現場に即したもので,質疑も行われ,発表者・参加者ともに有意義な時間となりました。
後半は,新しく酪進会会員となる新卒業生の歓迎会が行われました。大学の新卒業生からは各々卒業後の進路,抱負が発表され,OB・OGの方々からもそれぞれ近況報告や今後の抱負,新卒業生に対する励ましの言葉が述べられました。
本年度の酪進会も盛大に開催され,先生方,新卒業生やOB・OGの方々とのすばらしい一時を過ごすことができました。これからも幅広い世代が集う場として酪進会が開催されていくことを願っております。毎年参加される方はもちろん,しばらくご無沙汰されている方,参加されたことのない方も,来年の酪進会でお会いできることを励みに日々,奮闘して参ります。なお、来年は4年に1度の総会の開催年(冬季オリンピックと同じ)です。日程を早めにご連絡しますので、是非ご参加下さい。(文:佐々木美穂)
同窓会連合会北海道第三地区(道南地区)事務局長で、大学酪農学科4期生の安藤 廣氏(原田先生のゼミの卒業生)から、土壌作物栄養学研究室松中教授を経由して、三愛塾機関紙「三愛」に掲載された原田先生の記事を添付ファイルでお送りいただきました。同窓生の皆様にご紹介させていただきます。
詳細については、PDFにて閲覧することができます。下記ボタンをクリックしてください。