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掲載日:2007.10.06

酪農学園大学獣医学科11期30周年同期会

連合会 10月6日午後1時半、獣医学科「花?の第11期」が旧獣医一号館、懐かしい一階の講義室に集合した。卒業30周年記念同期会の案内がメールで配信されたのは2006年10月7日朝8時前でした。題して「おはようございます竹花です」そして本文「朝っぱらから来年の30周年同窓会の件です。~」で2007年10月6日昼頃の開催予定が決定した旨の連絡でした。誰が決定したのか定かではありませんが、我が11期で唯一大学教官として残った「竹っパナ」こと竹花教授、釧路地区NOSAIの高橋俊彦、道庁転勤族の田代和幸の3氏が幹事を引く受け、1年に及ぶ準備がスタートしたと聞いています。通常は文末に記す謝辞を冒頭に書かせて頂きました。幹事の皆さん、またお手伝いをされたであろう地元北海道組の皆さんに「感謝」です。当日配布された資料によれば、我が11期は学籍番号743001番から743075番まで欠番1つで74人が入学した模様です。中には誰もその存在を認識していない氏名と顔もあり、今となっては本当に入学した仲間は何人だったのかを記憶している人間はいないようでした。その後、いわゆる学士入学の仲間、3年時から同期生になった先輩?などを加え、楽しく、厳しい学生生活を終え、昭和53年3月、花の11期生として野幌の学舎を巣立ったのは71人でした。そして30周年、35人の仲間が旧獣医一号館に戻ってきました。私事ながら、当日青森は七戸から鉄路で7時間(実は9月末をもってJALの三沢-札幌線が廃止となり疲弊する地域を実感しながら)、午後1時にギリギリで新札幌駅からタクシーに乗り込み、小生「酪農学園まで」、運転手「今日は何があるんですか?朝から酪農学園までのお客さんばっかりですよ」と微笑んでおりましたが、当日は受験生相手のオープンキヤンパスやら29期生の10周年やらで実に賑やか。そんな事情もあってか、11期生の奥ゆかしさ故か、我々は黒沢記念講堂ではなく、あの旧獣医一号館の講義室にて解剖の阿部光男先生、微生物の川上善三先生、生化学の湯浅亮先生、繁殖の河田啓一郎先生を迎え、記念式典を行いました。幹事・高橋の司会で始まり、幹事・田代の開会挨拶、そして物故者黙祷と続きました。残念ながら卒後30年ともなると否応なく鬼籍に入った仲間、恩師も10人を数え、一人一人の名を読み上げ黙祷、僅かな時間でも30周年のこの日を共に過ごしたいという一同の心でありました。式典は同期生挨拶、恩師挨拶と続き、過ぎた日やこれから来るであろう第二、第三の人生、逝った友や恩師への思いなど様々な思いが交錯するひとときとなった。式典後参加者は中央館屋上に上り、大学を一望しその発展の様もさることながら眼下の札幌の街の思い出がよみがえったのは私だけ?永遠の写真班、大阪の上田君のシャッターに屋上での記念写真を託し、その後、東洋一と噂の大学病院を見学し前半の部を終了した。  いよいよ後半の部、一年前から全館貸し切り?の南幌温泉へ。名古屋組など温泉直行組に、大学病院大動物部門を案内頂いた小岩政照先生、もと病理の千早豊先生も合流して、すべての参加者、同期生35人、家族6名、恩師6名の総勢47人の祝宴が始まり、互いの近況報告などに花を咲かせた一時であった。正直なところ、小生、詳細の記憶なし。ただ、苦節29年の新婚さんの存在に驚かされ、死の淵から生還した仲間の元気な姿に心打たれ、逞しく、美しい若者たち(同伴の息子、娘たち)にまだまだ負けられぬと対抗心を燃やし、生き生きとした恩師の姿にかく在りたいと羨みながら、杯を重ね、記憶を飛ばしたのは私だけ?いやそんなことはないと信じたい。  花の11期は、10周年支笏湖、20周年小樽、25周年熊本、27.5周年淡路島と歩んで今年30周年を迎えた。最後に32.5周年は東北での再会を約束して散会した。              11期生 浜岡隆文 記

酪農学園同窓会校友会(2007.10.06)

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