あいにくの小雨の5日(日)、午後2時より酪小獣 麦の会が酪農学園本館4階第一会議室を会場に42名の出席者により開催された。本学からは谷山弘行学長、野村武同窓会連合会会長、林正信獣医学群長、泉澤康晴動物病院長、北澤多喜雄獣医保健看護学類長、廉澤剛教授、中出哲也教授が出席した。
この麦の会は、獣医学科OBで、石狩圏(岩見沢、苫小牧、小樽を含む)在住の小動物開業獣医師によって新たに組織されたもので、会員の親睦と獣医学術技能の向上、研修に努め併せて母校の発展に寄与することを目的としております。
会は松尾直樹氏の進行で行われた。野村同窓会会長、谷山弘行学長、林学群長より会設立に対し、それぞれの立場からお祝いのご挨拶を頂戴した。
設立総会は中出哲也議長を選出して、設立世話人代表の南繁氏より茂設立趣旨の報告や麦の会会則、役員、事業計画等が一部追加も含めてほぼ原案どおり承認された。
会長は南繁氏、副会長は立花徹氏、北島哲也氏。事務局町に松尾直樹氏。また各地区単位に幹事が選任された。総会終了後に北澤獣教授、泉澤病院長より挨拶をいただいた。
その後に記念撮影を行い、第二部の研究会に入った。
講師は本学獣医学群の上野博史教授と遠藤能史助教。上野教授 (伴侶動物外科学Ⅰ) の演題は「犬猫の脳神経疾患~症状と解剖~」。遠藤助教 (伴侶動物外科学Ⅱ) は「悪性腫瘍に対する新たな検査法・治療法の模索~臨床腫瘍学研究室における取り組みと現状~」。それぞれ1時間強の講演であった。
5時過ぎより第二会議室において、軽食と飲み物で懇親会が開催され、30以上の方が出席した。懇親会は谷田氏の乾杯で始まり、参加者それぞれが紹介された。最後に廉澤教授にご挨拶を頂戴し、閉会した。その後20名以上が二次会に出席し、盛会裏に終了した。