酪小獣九州ブロック第1回診療技術研修会・懇親会開催報告
10月6日(日)福岡県福岡市ホテルクリオコートにて酪小獣九州ブロック(代表理事 片岡昭典氏)第1回診療技術研修会・懇親会が実施された。
総勢40名を超える熱気の中、執取大幹氏による司会進行のもと大久保利秀氏の開会の辞に始まり、野村武同窓会連合会長より来賓祝辞を賜ったのちに伴侶動物医療学分野 内科学Ⅱ 打出 毅教授による基調講演「臨床徴候からのアプローチ 吐出と嘔吐」を聴講した。
講義においては、1次診療施設での注意すべきポイント、付属動物病院で行われている診断治療技術や薬剤の使用法などを懇切丁寧に指導していだいた。引き続き活発な質疑応答が行われたが時間の都合上次の懇親会場で質疑をされる同窓生も多く見受けられるほど熱心に勉強される姿が印象的であった。
懇親会場に移動後は「酪農学園と言えば・チーズ」の中出哲也教授の掛け声で和やかに記念写真撮影をして大桑 真氏司会進行による懇親会が開催された。 片岡代表理事による開会のあいさつのあと中出教授による大学の近況報告があり、スライドによる写真提示もしてくださり詳しく現況を知ることができた。
途中、再び中出教授による卒業生の描いた教員の似顔絵紹介が始まり、特徴をうまくとらえた懐かしいお顔の数々を見ておおいに会場が盛り上がった。市岡貴典氏による「お笑い三笑」で全員が大声で笑ったあと、矢羽田 真臣氏の閉会の辞をもって懇親会も終了となった。
このあと別れを惜しむ会員大勢が集まり、野村会長と中出教授を囲む2次会が盛大に行われ、たまたま35周年記念同窓会で九州に来られていた2名の卒業生と合流して、楽しく親睦を深めることができた。
今回参加させていただいて、酪小獣は継続教育の場となるだけでなく、大学―学生―卒業生の双方向の結びつきをより有機的に強固にする組織に発展していく可能性を秘めた素晴らしい同窓生の集まりであると感じ、ますますの発展をお祈りいたします。ご参加いただいた先生方本当にありがとうございました。 (文責 沖縄地区代表 田中 巧一)