同窓生の細田氏、角倉氏 第46回宇都宮賞を受賞
宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(土)、第46回宇都宮賞の受賞式並びに祝賀会が「札幌パークホテル3階パークホールC」を会場に140名を超える酪農関係者が列席して行われた。
宇都宮賞は北海道酪農の父と称される宇都宮仙太郎翁の業績顕彰と道内酪農の振興に貢献した酪農家などを宇都宮仙太郎翁顕彰会が毎年表彰しており、「酪農経営の部」、「酪農指導の部」、「乳牛改良の部」の3部門で表彰が行われている。
上記3部門について、「酪農経営の部」には空知管内由仁町細田治憲氏(短期大学酪農科9期・大学酪農学科1期生)が、「乳牛改良の部」では十勝管内大樹町 角倉了一氏(機農高校酪農経営科4期生)がそれぞれ受賞した。 なお「酪農指導の部」には近藤三男氏(オホーツク管内興部町)が受賞した。
受賞式は表彰者紹介のあと、宇都宮翁にちなみ、讃美歌no.405「かみとともにいまして」を列席者で合唱した。北良治理事長の挨拶ののち、選考経過報告が行われた。
北理事長より細田氏、角倉氏に賞状と副賞がそれぞれに授与された。その後来賓からの祝辞に続いて受賞者挨拶があり、細田氏からは、酪農の先達、先輩、関係者、地域の人々、そして奥様と家族さらに酪農学園に対して感謝の言葉が述べられた。受賞式のあと、祝賀会が開催され、恒例により前年度受賞者の本学安宅一夫名誉教授による乾杯の発声により、受賞者を囲んでの和やかな祝宴が開催された。