「牛島純一先生を偲ぶ会」を開催報告
前獣医生理学教授で、学長、学園長、常務理事、附属高校校長など学園の要職を歴任された牛島純一先生は2012年12月19日、89歳にて天に召されました。葬儀は近親者のみにて執り行われ、先生に感謝の気持ちを述べ、お別れのご挨拶をする機会がございませんでした。そこで、牛島純一先生とご縁のあった方々にお集り頂き、2月15日午後6時よりホテル札幌ガーデンパレスにおいて「牛島純一先生を偲ぶ会」を開催いたしました。
牛島先生が教鞭を執られた年月は非常に長く、教えを受けた卒業生の多さから、お一人お一人にご案内することはできず、獣医学科同窓会誌「三愛」にてご案内をいたしました。ところが、「三愛の」の発行が例年より1ヶ月以上も遅れ、出席〆切り間近の発行となってしまいました。校友会ホームページでも案内をしていただきましたが、参加者の集約は困難と判断し会場をキャンセルしようとも思いました。ところが、「三愛」が届くやいなや、出席希望の申し出があり、キャンセルせずに開催にこぎつけることができました。ところが、当日は本州が大雪に見舞われ、羽田から札幌行き航空便が欠航となり出席がかなわなかった卒業生もいましたが、北大予科の仲間、教員OB、獣医学科開設前に教鞭をとられた酪農学科の卒業生、獣医学科の卒業生など総勢23名にお集まりいただきました。
献花、黙祷後、教員OB代表と同窓生代表から「先生を偲ぶおことば」をいただきました。その後、先生の懐かしい写真を投影しながらお一人お一人に思い出やエピソードを語っていただき、故人が歩まれた足跡を振り返りました。最後に「仰げば尊し」と「酪農讃歌」を合唱し、先生に感謝しお別れをいたしました。(文責・加藤清雄)