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掲載日:2015.10.27

2015年度 酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告

2015年度 酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告

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 標記の総会等は平成27年10月18日、愛知県JR名古屋駅前の「ウインクあいち」(愛知県産業労働センター)11F1109会議室を会場に、ご来賓には学園常務理事の福山二仁氏、研究会講師には本学獣医学群伴侶動物外科学Ⅰ准教授の井坂光宏先生をお招きし午後1時~5時の4時間に亘り開催しました。

 総会は、永井勝会長から1.第1回酪小獣全国会議が学園東京事務所で開かれ、全国会議を毎年開く事が決議された。2.獣医科卒業生の子弟枠制度の新設要望書は本年4月に大学の学長、獣医学群長、獣医学類長へ提出された。3.関東東北大水害被災病院義援金は本日参加された個々人の任意で行い、全額を関東地区の白樺会事務局へ送付する等の報告と要望が有った旨の挨拶がなされた。

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 加藤正木事務局長からは、1.報告事項①平成26年度の事業報告(研究会:獣医学群伴侶動物内科学Ⅱ玉本隆司助教による「腎疾患の診断と治療」) ②附属病院臨床教材ライブラリの配信(外側耳道切除・直腸粘膜引き抜き術・各施術のスライド・胸骨縦切開による胸腺腫摘出手術・肥満細胞腫広範囲切除) ③付属図書館文献複写サービス(未所蔵文献も取り寄せ可能)について ④その他として学長解任にあたり竹花一成(獣医11期)学群長が8月26日から新学長に就任された等々報告の後、2.審議事項に入り ①昨年度の収支決算について ②本年度事業計画(本日の研究会) ③地塩会の運営 ④連絡網の見直しの審議に入り事務局案が決議された。

 小動物臨床研究会は、井坂光宏先生が ①安価にできる椎間板ヘルニア手術(胸腰椎) ②心臓超音波検査の基礎(B/M)の2題についてプロジェクターを用い76枚の図表を駆使されて、分かりやすく丁寧に講義された。

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 井坂先生は本学獣医学科30期同窓生で卒業後は北海道大学大学院医学研究科、高次診断治療学を専攻の循環器外科の医学博士です。大学院終了後は、日本やアメリカなどで小動物の一般診療や獣医循環器系の実学研究等を研鑽され、本年4月から母校の准教授として活躍されています。

 講義の内容は、演題にある疾病のCT,MRIの画像による治療の指針や治療法の検討を如何になすかが話され、とても有意義でした。先生は並み居る同窓会の先輩兄姉に気を遣いながらの講義されたので、さぞやお疲れになったことと拝察しました。

 懇親会は午後5時から7時までの2時間でしたが、福山二仁常務理事が学園の近況についてお話しされた後、乾杯で始まり酪農賛歌で恒例とおりに散会しました。

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 参加者のご厚意をいただいた義援金は、10月23日名古屋市中区役所の1Fロビーにて地塩会監事 藤田実氏の立会いのもと募金箱を開封し,10月26日に白樺会へ送金されました。 (文責:永井 勝)

酪農学園同窓会校友会(2015.10.27)

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