
第7回目を迎えた柔道部同窓会
同窓生の子供も参加、懐かしくも和やかに70名で開催
大学・短期大学の柔道部同窓会(正式名称:酪農学園柔道部牛歩会)が2013年7月6日、札幌市内のホテルで開催されました。同会は20年ほど前、札幌近郊に在住する同窓生や現役部員などが同窓会の設立にむけた準備をすすめ、1995年に設立総会となる第1回目が行われました。その後3年の一度のペースで開催されており今回で7回目を迎えました。
現在、柔道部同窓生は約260名が登録されています。毎回九州、関西方面からも参加者があり、母校で開催される同窓会を楽しみにしています。学長も同席願っており干場信司学長はじめ歴代の担当顧問の先生、同窓生やそのご夫婦、子供などに加え現役部員も含め約70名の参加を得て行われました。
懇親会開催に先立ち、恒例となっている健身館柔道場での稽古見学では、柔道着を持参した同窓生も現役部員と一緒に汗を流しました。その後会場を札幌市内に移し総会・懇親会を行いました。総会では役員改選を行い、設立以来会長の任にあった風連町在住の宮田久氏(酪農学科1965年卒)が退任し、新たに江別市在住の飯田進作氏(短大酪農1970年卒)が会長に選任されました。
第5回から行われてきた卒業生による記念講演では2名が講演。カナダアルバータ州在住で酪農で新規就農を果たし成功をおさめた河井良夫氏(酪農学科1970年卒)が「カナダで歩んだ酪農ロマン」をスライドとともに講演。卒業後の苦難の道のりや最近同級生がカナダに訪問してくれたことを報告。また、現在の国際貿易のテーマとなっているTPP交渉との関連で現在のカナダ農業の方向性等をお話していただきました。また、宮城県石巻市在住の熊谷秋雄氏(酪農学科1987年卒)は、「震災からのあゆみ」として講演。大学卒業後アジア学院(栃木県)で研鑽を積んだ後、青年海外協力隊としてフィリピンに派遣。帰国後、茅葺きの家業に就き熊谷産業を設立しました。2011年3月11日の東日本大震災に被災した生々しい状況をスライドで説明。大震災でほとんどを失った後、再び事業の復興をとげ、日本の茅葺き建築のリーダーとして世界を駆け巡っている状況をお話していただきました。また、石巻に震災ボランティアとして訪れた本学の学生に対しては、OBとしてたいへん誇りに思ったことも語られました。
懇親会では、干場学長、安宅一夫名誉教授(前柔道部顧問)からのご挨拶をいただき、太田一男名誉教授(元柔道部顧問)から乾杯の発声をいただきました。終始懐かしくも和やかな時間を過ごすことができました。閉会では、兵庫県在住の陸井義夫氏(酪農1968年卒)が乾杯、また、新たに副会長に就任した札幌市在住の山下時明氏(獣医1997年卒)が3年後の再会を約して会が閉じられました。(文責 十倉 宏)
酪農学園大学硬式テニス部OB会35周年記念行事のご案内
下記の日程で、酪農学園大学硬式テニス部設立35周年記念行事を開催します。 多くの会員及び家族の参加をお願いします。
なお、同期及び近くにOBがいましたら、記念行事開催についてお伝えください。
1 日程
平成25年9月14日(土曜日)17:00~15日(日曜日)16:00まで
2 場所
ホテル札幌東急イン(札幌市中央区南4条西5丁目1 TEL011-531-2547)
酪農学園大学テニスコート
(15日雨天の場合:「土里夢」岩見沢市北村幌達布5180-22 TEL0126-32-4160)
3 プログラム
14日 16:30~ 受付
17:00~ 総会(ホテル札幌東急イン)
18:00~ 設立35周年記念パーティ(ホテル札幌東急イン)
21:00~ 2次会
15日 9:00~16:00 テニス大会(酪農大テニスコート)
なお、14日、16日(9:00~17:00)両日とも、酪農大テニスコートを使用することができます。
4 参加費
パーティー料金 5,000円(税込)。その他各自負担。
5 参加申込み
メールでの申し込みは、申込みの内容を記載し8月10日までに送信してください(syu-yama@joy.ocn.ne.jp )。
酪農学園大学に自動車で乗り入れする場合、事前に申し込みが必要です。
6 記念ポロシャツ
記念ポロシャツを作成します(希望者のみ)。販売金額は1枚2,000円(予定)。
7 酪農大テニス部OB会35周年記念行事参加申込み
下記の内容について、記入及び○を記載してください。
氏名・住所・電話番号・E-mall
出席の有無:出席・欠席:
「出席」に記入した人のみ○で囲んでください。
9月14日 総会:出席・欠席、記念パーティ:出席( 人)・欠席
2次会 出席( 人)・欠席
9月15日 テニス大会:出席( 人)・欠席
大学への交通手段:自家用車、レンタカー、他の出席者の車、JR及びバス、(その他 )
記念ポロシャツの購入:購入する・購入しない、サイズ:S・M・L・LL 色:レッド・パープル・グリーン・ブラック 以上
女子アイスホッケー部創部10周年交流試合・記念パーティー報告
酪農学園大学女子アイスホッケー部が2003年に創立されてから10年目を迎える2013年5月12日(日)に、創立10周年の催しが開かれました。 午前10時からは札幌市月寒体育館アイススケート場において卒業生(OG)と学生による交流試合が行われ、体力的に学生時代には及ばないながら、卒業後もアイスホッケーを続けている人もおり、試合は4対3でOGチームは現部員チームに勝利しました。
その後、午後2時からホテル札幌ガーデンパレスにおいて、OG、教職員、学生、関係者の参加により創立10周年記念パーティーが開催されました。東京、埼玉からも出席し、現部員、本学教職員および旧教職員関係者と交流し、10周年を祝いました。パーティーでは創立期の主将や監督から当時の想い出が語られ、またスピーチの合間には懐かしい試合の映像が上映されるなど学生時代を振り返っての話題に花が咲きました。
最後に、今後も女子アイスホッケー部が継続、発展することを祈念して、閉会しました。(文責 小宮 道士)
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会が2月16日(土)及び17日(日)に開催されました。本学アイスホッケー部は男子部と女子部がありますが、例年OB会は合同で開催しております。
16日(土)は懇親会が開催され、26名の方々にご参加いただきました。遠くは茨城や富山からの参加者もあり、久しぶりの再会に大いに盛り上がりました。
翌日の17日(日)には星置スケート場にて交流戦が行われ、見学も含めて30名の参加がありました。交流戦は怪我防止のため、現役男子部vsOBチーム、現役女子部vsOGチームとそれぞれ時間帯を分けて開催されました。前日の懇親会後に明け方までお酒を飲みすぎたためなのか、久しぶりのリンクに足がもつれたのか、珍プレーも続出してベンチからも笑い声が絶えない楽しい交流戦となりました。結果はOBチーム、OGチームがそれぞれ現役学生に勝利しました。
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会は毎年2月前後に開催しております。なお、女子部は今年10周年を迎える節目の年となります。
詳細は酪農学園大学アイスホッケー部OB会ホームページをご覧ください。
酪農学園大学・短期大学剣道部OB会開催報告
去る6日(土)健身館1階武道場(現役・OB合同稽古)、定山渓グランドホテル瑞苑(懇親会)を会場に本学剣道部OB会(8期~13期)が行われ、20名のOBが南は九州・宮崎、熊本、福岡等全国各地から集合した。また、合同稽古の後、同窓生会館復元5番教室で鹿児島からお招きした元本学教員・顧問の萬田正治先生に講演をお願いした。。
光陰矢の如し、昔の名剣士も今や白髪の迷?剣士となり、現役との1時間の稽古に息があがっていた。萬田先生の講演では前段は先生の剣道歴を、後半は農業を取り巻く状況についてお話いただいた。剣道では「苦しい稽古での精進を通して心を磨く重要性」ことを説かれた。
農業情勢については、商品経済社会のもたらす資本の論理優先で現状を憂い、「このままでは日本農業は滅びる」と警鐘を鳴らし、食の重要性から「国民皆農」を勧められた。
講演終了後に定山渓へと移動して、懇親会を開催して旧交を温めることが出来た。6月に急逝した矢島先輩への黙祷を持って開始した。なお、今回、各先輩方からの厚志や余剰金は、先月道予選を勝ちぬいて全日本出場を果たした女子団体へのカンパとすることとなった。
東北大震災と原発事故から1年がたちましたが、まだ東北は落ち着いている状況ではありません。そんな東北を少しでも応援しようと、今回福島県棚倉町でテニス交流会と懇親会を実施することとなりました。つきましては、会員の多数の参加お待ちしています。また、メールが届いていない方もいらっしゃるようなので、同級生などの声掛けもお願いします。
1 日時 平成24年7月14日(土)13:00~16日(月)12:00まで
2 場所 ルネサンス棚倉 福島県東白川郡棚倉町関口一本松43-1
Tel 0247-33-4111 ( http://www.r-tanagura.jp/)
3 料金 合宿プラン 1泊2食付き 10,000円程度
(宿泊4人部屋、宴会、コート代、入浴等)(2泊する場合は、2泊分の料金となります。また、人数や内容によって料金が変更になる場合があります。その他の経費は、各自負担となります。)
4 内容 テニス交流会 14日 PM 15日 終日 16日 AM
懇親会 14日 前夜祭 15日 懇親会
(全日程自由参加です。参加できる時間帯で結構です)
5 申込 5月31日締切 山岸まで 基本的にE-mailとします。syu-yama@joy.ocn.ne.jp (締切以降日程の都合がつかない場合は、事前に連絡下さい。)
6 アクセス 交通アクセスが悪い場合は、事務局が周辺の駅または福島空港まで迎えに参ります。事前に申込をして下さい。 HPを参照して下さい。
参加申込表
「酪農学園テニス部OB会in 福島」に参加申込をします。
氏名
住所
TEL
テニス交流会 14日(AM) 15日(AM・PM)16日(AM) (○で囲む)
交流会 14日(前夜祭) 15日(懇親会) (○で囲む)
駅・ 空港までの送迎(いらない・希望(送迎場所: 時間: ))

去る23年10月4日(火)群馬県北軽井沢にて創立以来52年振りOB会を開催した。
創部者で1期の田中之浩氏、s.37年卒山口秀幸君、39年卒伊藤千賀夫君、40年卒岸梅一幸君、41年卒佐々木広志君、50年卒菅原隆君、事務局として39年卒小林十十四の7名、他3名の夫人と共に北海道から九州までの10名が集まり、青春の日々の厳しい練習、華々しい戦績、合宿での思い出等を語り合い、今後も継続しようと約束し、翌日散々伍々分れた。

今後開催するにあたり、OB本人やOBの消息をご存じの方は事務局小林十十四までご連絡下さい。
〒377-1411 群馬県吾妻郡長野原応桑1651-42
TEL0279-85-2651 FAX0279-85-2658 (文責 小林十十四)
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会が2月18日及び19日に開催されました。18日懇親会は中華楼北2条店で開催され、16名の方々にご参加いただきました。
昨年、30周年記念事業として祝賀会が開催され、多くの方々が参加した反動のためか、今年は少々参加者が少ない印象でしたが、昨年引退した学生も今年はOBとして参加してくれて懇親を深めることができました。
翌日の19日には星置スケート場にてOB・OGチームと現役チームとの交流戦が行われました。酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会は毎年2月前後に開催しております。
詳細は酪農学園大学OB会のホームページをご覧ください。http://rguicehockey.web.fc2.com/ (文責 津川裕一)
はじめまして、千村友輝といいます。去年の3月に酪農学園大学の獣医学部を卒業しました。
今、青年海外協力隊員として中南米のエルサルバドルという国に来ています。これから二年間、この国で地域の活性化や青少年教育の改善等のボランティア活動を行う事になります。
日本の普段の生活ではあまり縁の無い国ですが、こちらでの体験や驚き・感動など、リアルな情報をお伝えて出来たらと思っています。お付き合い、よろしくお願いします。
『エルサルバドルってどんな国?』
日本からアメリカのヒューストンを経由して、飛行機で20時間ほどで中南米のエルサルバドルという国に着く。(わずか一日で、ほとんど地球の裏側まで来る事が出来てしまうのだから凄い。)
国の大きさは、日本の四国と同じくらいの面積。そこに約600万人が住んでいるのだから人口密度はそれなりに高い。日本との時差は-14時間で、日本とは昼夜逆転している。(当たり前か)
中米というと、陽気なラテン系民族のイメージを持つが、エルサルバドルはどこか少し違う印象を受ける。この国は、つい20年ほど前まで内戦が続いていた国だ。
20年前ということなので、僕ぐらいの年齢の人達は皆、内戦を経験していて、話を聞くと死体を飛び越えて逃げたことや、実際に銃を持って戦った経験がある人、肉親や親友を内戦で亡くしたという人の話を多く聞く。町を歩くと、五体満足ではない人達をとても多く見かけるのも、国民の男女比で男性の割合が未だ女性に比べ低いのも(だいぶ回復してきているようだが)、きっと内戦の爪痕が依然、深く強く残っているからなのだろう。
★2012年の1月17日の午後16時に成田を発ち、同日1月17日の夜20時に首都サンサルバドルに着いた。空港から車で30分位の所だ。
時差のマジック。海外に行った時に必ず味わう小さなときめき。日本を飛び出した事を実感する瞬間だ。新しい始まりを実感する。
☆スチトト
エルサルバドルの首都サン サルバドルに着いてから、協力隊のエルサルバドル事務所で治安や健康面での注意点を聞いた後、一か月間の語学研修のために、車で40分くらい北上したところにある「スチトト」という街に移動した。
スチトトとは現地語で“花”と“鳥”という意味らしく、街を歩いていると、多くの家の壁にそのシンボルが描いてある
ここはエルサルバドルの中でも珍しく治安が良く、暗くなる前なら一人で歩いても安全らしい。そのため週末になると他の地域からの観光客や、日本を含めノルウェーやデンマークなどからのボランティア員が語学訓練をする場所としても使っている。それでも夜になると、よく何処かから銃声らしき音が聞こえるが…。それでも僕の知る限り、とてものどかな街でエルサルバドル初級編として体を慣らしていくにはちょうど良さそうだ。
☆不便な生活の中で感じる事
スチトトではホームスティで過ごすのだが、ここでの生活は無い物がとても多く有る。たとえば洗濯機やお湯の出るシャワー。つい二週間前までの日本との生活とはガラッと変わって不便な思いをしている。
ボタン一つで洗濯が出来てしまう洗濯機の有る生活から、一転して洗濯板を使って一着ずつ洗うこちらのやり方に驚いている。使い易い日本の包丁が無いので果物が巧く剥けなかったり、アイスピックでいちいち氷を砕いて使わなければならなかったりと、日本の便利な生活に慣れきっている僕にとっては、不便と感じることがとても多い。
しかし同時に思うことは、洗濯板を使って洗濯することや、切れないナイフを上手に使うこと、アイスピックで氷を砕く経験等、普段なかなかしないこと。これも修行だと前向きにとらえて毎日やっていくと、どこをどうしたらもっと上手く効率良くできるようになるかを考えるようになり、試行錯誤を繰り返しながら、それを楽しんでいる。こんな工夫をこらしながら生活することなんて、便利な日本ではなかったなぁと思い、そう考えると発見や気付きも多い。
不便の中だからこそ感じることができる「工夫する心」をこれからの生活の中で大切にしていきたいと思っている。
☆ホストファミリー
一か月間スチトトの町の民家にホームスティをさせてもらう。
家族はホストMotherのホセフィーナさん(69歳)とその息子のエックトルさん(45歳)。とても親切な人たちだ。他に、今は家にはいないが、次男のウィリアンさん、長女のエイミーさんもいるらしい。
☆密入国について
次男のウィリアムさんは今アメリカのメキシコ料理のレストランで働いているとのこと。エルサルバドルには仕事が少ないため陸路で(徒歩で)メキシコを抜けて、危険を冒してでもアメリカに密入国する人が沢山いるらしい。
スチトトで仲良くなった人の妹も、仕事を求めて一人国境を越えるために先月に家を出たそうだ。まだ連絡がつかないから心配していると言っていた。
聞いた話だが、アメリカ南部にはエルサルバドルからの移民が200万人もいるらしい。エルサルバドル国民の総人口が約600万人なので、国民のほぼ3分の1が移住していることになり、その多くが仕事を求めた不法入国だと言っていたので本当だったらとても驚きだ。それだけエルサルバドルには雇用が不足しているということなのだろう。
☆宗教と家庭について
長女のエイミーさんは15歳の時に長男を産んだそうで、こちらの国ではacompañados(アコンパニャードス)っていう言葉があって、結婚はしていないけど同棲しているような関係がとても多いみたいだ。
避妊に対しての意識が低いため、未婚のまま子供ができてしまうことが多く、若い年齢での出産がとても多い。また、国民の大多数がカトリック教徒で、宗教上人工中絶が禁止されており、それに加えて、若い父親が別の女性を作って家を出て行ってしまうケースも多く、そのため片親(母親)の子持ち家庭がとても多い。さらにカトリックでは離婚も禁止されているので、離婚はしていないが旦那はもう10年前に出て行って、今は新しいパートナーと一緒に暮らしているという人もいる。大変ややこしい。
地球の反対側の全く想像のつかない国でも、やっぱり温かい心を持った人たちが沢山いて、笑ったり泣いたりしながら家族や友達などを大切にして、つつましく生活をしている。当たり前の事かもしれないが、そんな当たり前な風景を見ると、何となく安心するし嬉しくなる。
まだ先は長いので、今回の報告はここまでです。