2015年度三愛賞受賞式報告
10月9日(金)午後1時10分から中央館学生ホールにおいて、第10回獣医学科同窓会「三愛賞」並びに第6回「特別三愛賞」授賞式および受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、同窓生、学園関係者約120名が出席した。
本年度の「三愛賞」受賞者は元動物愛護病院院長 河野 勝氏(2期)。河野先生の受賞理由は、酪農学園大学卒業生の中で小動物臨床の先駆けとして活躍され多くの臨床獣医師を育てたこと。また白樺会を結成して関東地域の本学同窓生を取り纏め、臨床分野で多大な功績を挙げ、現在の酪小獣結成の道筋を作り上げました功績によるものです。
「特別三愛賞」受賞者は前本学教授 平棟孝志先生。酪農学園大学獣医学科家畜伝染病学教室の初代教授としてその基礎を作り多くの優秀な卒業生を輩出しました。また、獣医学部昇格においてはその中心的役割を果たし初代学部長として手腕を発揮され、酪農学園大学と獣医学科同窓会の発展に多大な貢献をされました。
受賞式は高橋俊彦教授(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医学科同窓会会長より受賞のお祝いのご挨拶を頂戴した。次に授賞式が行われ、平棟先生、河野氏に受賞の賞状並びに副賞が南会長より送られた。
受賞者の返礼では平棟先生は「同窓会からこうした特別賞をいただけることは大変嬉しい」とお礼を述べた。また鬼怒川水害で被災した獣医OBへの学科同窓会の支援を紹介し、「すばらしい同窓会の活動は「三愛精神」があったから」と語り、学生に「建学の精神」の重要性を述べた。
受賞記念講演「獣医療と関わって」において、河野氏は、卒業後、当時本学科の生産動物臨床における大潮流の中、小動物臨床医として歩んできた経歴等をお話していただいた。
「患畜」表現について。動物愛護とは何か。避妊手術の啓発活動。ペットフード。「躾」等々小動物臨床獣医師として日頃感じていることを学生を前にご紹介していただいた。
また、小動物臨床医として40数年勤められた経験を元に「動物病院の一日」スライドを用いて、小動物病院の業務内容を丁寧に説明した。
終了後は2階談話質に会場を移し、和やかに茶話会が催された。10日には伝染病学教室主催で平棟先生の受賞祝賀会も開催される予定である。
第16期獣医学科 卒業30周年記念同期会開催
9月18日13時30分、黒澤記念講堂、50名余の16期生が一堂に会し記念礼拝をスタートした。
キリスト教応用倫理学研究室准教授の小林昭博先生、オルガニストの佐藤理恵さんにより粛々と礼拝がすすめられたのち、獣医学科同窓会南繁会長より同窓会活動の現状と今後のとりすすめ、特に16期生にはいろいろ世話になったことなどご挨拶をいただき会場が一気に和やかになった。
大学を代表して竹花学長より大学の現状報告と「ここは、みなさんがいつでも帰ってこられるところです」との言葉に感謝。また、今年5月、獣医倫理学ユニットに着任した故高橋清志先生の御令嬢である高橋優子先生をご紹介した。
場所をJRタワー日航札幌の最上階に移して懇親会。種池先生のご挨拶を兼ねた乾杯により開始したのち教室毎に一人ずつ近況報告を行った。十分時間をとったつもりでいたが、押しに押し、気が付けば終わりの時間に。同期生ひとりひとりの30年間を皆で共有した貴重なひとときであった。最後はやはり酪農讃歌。会場いっぱいに肩を組んで輪になり加藤先生のリードにより大合唱。気が付けば2時間半。でも皆帰らない。
同じホテルの1階で2次会。まだ、帰らない。札幌駅北口の居酒屋で3次会。まだまだ、いっぱいいる。なかなか世話人を解放してくれない。さすがに午前1時を過ぎると周辺に店はなく止む無く解散。50半ばのおじさんおばさんは元気だ。
礼拝にお越しいただいた平棟先生、竹花先生、菊池先生、高橋先生および南会長、懇親会にご出席いただいた種池先生、中尾先生、加藤先生、中出先生、黒澤先生ならびに國本先生、お忙しい中ありがとうございました。
そして、なによりも、シルバーウィーク直前でチケットが取れない中全国より奥さんとともに集まってくれた16期同期生に心から感謝します。
先生、みんな、お元気で!
(文責 世話人代表 廣田和久)
第18回白樺会セミナー開催報告
9月13日、第18回白樺会セミナーが酪農学園東京オフィスにおいて開催されました。
セミナーは平賀武夫先生による「正常な発生と異常な発生-ウシ・ニワトリ・ゼブラフィッシューおまけに野生鳥類」と上野博史先生による「犬猫の脳脊髄疾患を疑う症例へのアプローチ」の2題。
それぞれ2時間の熱の入ったご講演。両先生ともはじめに獣医学教育の現況を紹介されました。印象的だったのは平賀先生によるパワハラ教育の指摘。パワーポイントで消化しきれないほどの沢山の情報を提供し、膨大な情報から試験問題を作成していることはハラスメントになるのではないかとのご指摘。そのようにならないように教育に気を遣っているとのことでした。
上野先生は4年終了時に実施される獣医学教育新制度の共用試験について、共用試験に合格しないと5年生以降の参加型実習を受けられないことなどが紹介されました。その後の専門のお話も平賀先生の奇形発生のメカニズムや上野先生の神経疾患が疑われる症例の原因追及を行う鉄則など、参加者は熱心に耳を傾けておりました。
残念なことに関東・東京合同地区獣医師大会開催と日程が重なってしまい、参加者が例年より大分少ない状況でしたが、4時間にわたる充実したセミナーで、その後の懇親会も少数精鋭でじっくりと語り合うことができました。(文責:加藤清雄)
平成27年9月吉日
酪農学科7期同期会のご案内
幹事一同
白露の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申しあげます。
このたび、標記の大学酪農学科7期(昭和44年度卒業)同期会を下記のとおり開催することになりました。
皆様には何かとお忙しい中とは存じますが、お繰り合わせのうえ、また同期お誘い合わせのうえ、ご出席いただきたくご案内申しあげます。
記
日 時:平成27年10月27日(火)17時30分~翌28日(水)朝食後、随時解散
場 所:札幌市南区定山渓温泉西4丁目340
定山渓ホテル(TEL 011-598-2111)
会 費:13,000円(人数の増減により、多少変動いたしますが、お許しください。)
無料送迎バス:札幌駅北口貸切バス乗り場14時30分出発
*なお、ご不明な点等がありましたら、下記の幹事(城近)までお問い合わせ願います。
以 上
お問い合わせ先:城近 泰(携帯 090-1654-2944)
獣医学科27期生20周年記念同窓会を終えて
我々27期生も卒業後20周年を迎えました。今回は、8月の北海道ベストシーズンにそれぞれがフリーな計画を立てやすいように、8月1日、札幌ガーデンパレスでの1次会、2次会という設定で行いました。約1年前から実行委員で集まって計画を立て来ました。今回は、案内状を送った後、出欠の確認は全てメールで行いました。メールの良い点は、出席者への細かな連絡が取りやすい点ですが、その反面、大量のメールに対して漏れがないように対応するのが大変でした。実際私の親友の出席が抜けていたのが当日朝に気づき、焦りましたが、ホテルの方が対応してくれたため事なきを得ました(^_^;)。
出席者は、同期生59名、先生5名小学生8名の72名とたくさんの方が集まってくれました。まあ、盛り上がりました。種池先生の乾杯の挨拶にはじまり、中尾先生、新山先生、中出先生に訓示頂きました。出席された諸先生がみなさんお元気で、特に種池先生の両手を使ったアクション付きのご挨拶は、当時の迫力ある授業を思い出すことができ、懐かしかったです。
また、中尾先生はマラソンを続けておられ、当時と変わらずとても綺麗な日焼けをしておられたのも印象的でした。そのほか好評だったのが、同期生全員による30秒スピーチです。当時と変わらずお綺麗な方、また、すっかり貫禄が出て姿が変わってしまった方、みなおもしろおかしくスピーチしてくださりとても盛り上がりました。
最後は、加藤先生にスピーチしていただき、肩を組んでの「黒土」の合唱で会をしめていただきました。加藤先生も趣味が充実していて、引退してもさらに忙しい、充実しているという感じでした。2次会もそのままの盛り上がりでほとんどみな出席し、あっという間の宴が過ぎてしまいました。何だか5年後の25年もやろー!と盛り上がりましたので、また、企画しようかと思います。今回残念ながら出席がかなわなかった同期の皆さん、とにかく楽しくワイワイ盛り上がりますので、是非次は参加できるようにお願い致します。
最後に、一緒に会の準備をしてくれた実行委員のみなさん、お疲れ様でした。まあ、反省会、ゆっくりやりましょうね〜(^O^)/。(文責 幹事 岩野 英知)
酪小獣四国講習会開催報告
去る9月5日、高知県獣医師会館を会場にして酪小獣四国講習会が開催されました。愛媛県開業の井野寛之先生に膝の疾患についてご講演いただきました。12名が参加され,講習会後に懇親会も開催しました。
井野先生のご講演は、前十字靱帯断裂と膝蓋骨脱臼に関してお話いただきました。これらの診断と治療について詳細にご講演いただきました。参加者からは多くの質問があり,質疑応答も盛り上がりました.
講習会終了後の懇親会は,高知県ならではの皿鉢料理を囲んで参加者全員が懇親しました。楽しい時間でしたので,短時間に感じる2時間でした。(文責 香川県 四国動物医療センター 入江充洋)
緑風会 伊達な酪農OB会総会報告
平成27年9月5日(土)仙台市【かこいや仙台駅前店】を会場に、平成27年度緑風会:伊達な酪農OB会、総会並びに懇親会が開催されました。
昨年「会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与すること」を目的に発足した、農業関連教職員とOBの組織です。当日は、学園より、福山常務理事・小山同窓会長・野村顧問に遠路お越し頂き、来賓3名、会員17名の計20名の出席で開会されました。
総会は、匹田議長のスムーズな議事により、平成26年度の事業報告並びに27年度事業・会計予算案が承認されました。総会後の懇親会は、学園の現状報告や会員各々の近況報告があり、大いに盛り上がりました。改めて同窓生の繋がり、絆が大切である事を実感する懇親会でした。
最後に酪農賛歌を全員で斉唱して閉会しました。今後も母校に後輩を輩出できるよう努力してまいります。(文責 事務局長 千葉 隆)
平成27年9月1日
酪小獣地塩会会員各位
酪小獣地塩会
会長 永井 勝
平成27年度酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会開催について
いつの間にか秋風が流れる季節になりました、地塩会会員の皆様にはますます公私ともにご活躍のこととお喜び申し上げます。
さて、平成27年度地塩会総会・研究会を下記により開催しますのでご多忙中とは存じますがご出席くださいますようお願いいたします。
記
1 日時: 10月18日(日)13時00分~16時50分
2 場所: 「ウインクあいち」 11F 1109会議室
〒450-0002名古屋市中村区名駅4丁目4-38
℡052-571-6131
3 内容: 平成27年度酪小獣地塩会総会 13時~13時25分
: 第4回小動物臨床研究会13時30分~16時50分
講師: 井坂光宏 先生
(獣医学群獣医学類 伴侶動物外科学Ⅰ)
演題: 「椎間板ヘルニアの診断・内科・外科治療(低額治療)について」
「心臓超音波検査の基礎:B/Mモードを中心に」
なお、参加費(会場使用料)として1,000円の負担をお願いします。
その他
例年と同じく総会・研究会の終了後、次のとおり懇親会を開催しますので参加をお願いします。
場所: 「百楽名古屋店」 14F立食会場
時間: 17時00分~19時00分
会費: 5,000円
以上です
獣医学科5期生同期会IN東北開催
獣医学科5期生44回同期会IN東北が8月22日から24日、秋田県秋田市を中心に今井克幸、高橋正志の両幹事の説明および解説により視察研修を実施した。
5期同期生は夫婦参加も含めて20名が参加した。(文責 幹事 嶋田裕一)
卒業生向け文献郵送サービスのお知らせ
このたび大学附属図書館のご協力により卒業生向けの文献郵送サービスが開始されました。
酪農学園同窓会では卒業生から卒業後の文献入手方法についてのお問い合わせもいただいておりましたので、今回の卒業生向けサービス拡大については、卒後の勉学や研究活動、学位取得等の後押しになるものと理解しております。
具体的には以下の附属図書館Webページからご覧願います。
http://library.rakuno.ac.jp/guides/postal_svcs03.html
なお、酪農学園後援会のご協力により、維持会員加入者には文献郵送サービスでの特典がありますのであわせてご検討いただければ幸いです。