8月25日、例年どおり支部総会と講演会を開催しましたが、若い同窓生の参加者が少なかったことが残念です。
総会では事業報告・決算報告等が承認され、報告事項では2019年代議員会について支部長から報告し、併せて19期の太田耕司君が4月に逝去されたことも報告して故人のご冥福をお祈りしました。
講演会は同窓会副会長でもある中出教授にお願いし「酪農学園大学と獣医学群の現況と課題」のお話を伺いました。大学の変貌ぶりや獣医学共用試験そして国際認証取得に取り組んでいる様子を伺うことができ、卒業生として母校を支えていく気構えを持つことの重要性も示していただきました。
当日、中出教授は(公社)栃木県獣医師会が主催した獣医大学を目指す高校生と保護者を対象にした公開講座の講師を済ませた後での支部総会出席であり、宇都宮では多忙な時間を過ごされたことと思います。
懇親会参加予定者は当初19名でしたが追加参加者も有り、22名での宴となりました。常連の同窓生や久しぶりに顔を合わせた同窓生そして支部同窓会に初めて出席した者もいて、大学時代の思い出や近況を報告しあって、楽しいひと時を過ごすことができました。
日曜日の開催だったため、懇親会終了後は翌日に備えて家路につくものも多い中、夕立にもかかわらず中出教授に夜の宇都宮を案内すべく街に繰り出す者もいました。(栃木県支部長 渡邊正信)
猛暑が続く8月3日(土)午後1時半から、「本学C1講義棟202番教室」において、標記の研修会が開催され、会員および学園関係者22名が参加しました。
飛谷淳一事務局長の司会進行で進められ、二木浩志会長のご挨拶で開会式が開始されました。その後、学園からの歓迎のご挨拶を野英二副学長が行いました。
次に新入会員も多いため、「緑風会」の成り立ちについて、岸田隆志当別高校長から資料により経過報告等をご説明いただきました。
続いて「本学入学試験の近況と2021年度入試改革の概要」と題して、入試広報センター翁長武紀部長から約40分、本年度入試概要と2021年度以降の入試制度について、スライドにより丁寧にご説明いただきました。
2時半から教育実践発表「農業教育の実践‐農業クラブ指導事例について」を岩見沢農業高校石田康幸教諭が農業クラブ全国大会指導事例や現在の取り組みをスライドによりわかりやすくご説明いただいた。特に前任校(美幌高校)での「ハッカの香るまちづくり」で地域の歴史や文化も含めた取り組みは大変興味深く拝聴しました。
IT牛舎に移動ののち、実践指導としてFEDREC 鈴木孝道嘱託技師の「削蹄」が行われ、実際に保定枠場に保定された乳牛の削蹄を行いながら削蹄方法をご説明していただいた。
続いて飛谷淳一准教授の農業科教育研究室の教材研究の予定でしたが、時間に都合で割愛することとなりました。
懇親会は会場を「新さっぽろアークシティーホテルに移して行われた。二木会長のご挨拶に続き、竹花一成学長から大学概況を含めたご挨拶を頂戴した。乾杯のご発声を7月に就任した石島力常務理事からご挨拶を兼ねて頂戴し、会食に入りました。
懇親会は和気藹々の中で進行し、最後は小野武二三理事の乾杯で中締めとなり、集合写真撮影ののちにお開きとなりました。
「聖書に学ぶ!人間福祉の実践-現代に問いかけるイエス‐ 」大澤史伸著
人間としてのイエスは、時代をどう生き抜いたか
キリスト教会の表現するイエス像ではなく、人間としてのイエスという視点で時代を読み解く!人間イエスが見た現実、その中で彼はどのような福祉実践を行なったのか。
イエスの言葉は、今を生きる私たちにも語りかけてくる。
132p 19cm 2019.7発行 日本地域社会研究所発行 定価1680円
6月22日12時に学園ホールの生協食堂に集合し、各自昼食を取りながら、お互いの近況を報告して、13時には黒澤記念講堂に移動した。参加者は54名でした。
髙橋優子先生の司式、佐藤理恵さん奏楽のもと、獣医学科12期生卒業40周年記念礼拝を執り行った。讃美歌斉唱、聖書朗読、祈祷、永眠者追悼、奨励、酪農讃歌斉唱して記念礼拝を守った。
この後学内の施設、動物医療センターを見学して札幌ガーデンパレスに各自移動した。
ガーデンパレスでは最初に記念撮影を行い、次いで酪農学園大学の近況について中出が報告した。歓談に入り、平井君から「京都醍醐寺五大力さん力餅奉納横綱」の報告を受けた。
その後出席者から1人ずつ近況報告を行った。また次回の同期会は佐々木君と押部君、須藤君などが幹事となり岩手県盛岡市で翌年もしくは再来年に開催する事が決定した。同ホテルで会場を移動して二次会を行った。(文責 中出哲也)
2019年6月27日
酪農学園「緑風会」役員・会員 各位
酪農学園「緑風会」会長
二 木 浩 志
(北海道帯広農業高等学校長)
2019年度酪農学園「緑風会」中央研修会並びに懇談会の開催について(案内)
初夏の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より、本会の事業にご理解とご協力を賜り感謝申しあげます。
さて、標記の中央研修会並びに懇談会を次のとおり開催することになりました。時節柄ご多忙のことと思いますが、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
◎ 中央研修会
1 日 時 2019年8月3日(土) 13:00~17:00
2 会 場 酪農学園大学 C1講義棟 202教室
3 内 容
(1) 13:00~13:30 受 付(C1号棟 2階ロビー)
(2) 13:30~14:00 開 会式(C1-202教室)
(3) 14:00~14:40
講 演 検討中
講 師:酪農学園大学入試課
(4) 14:40~15:30
教育実践発表 学校農業クラブ全国大会における指導事例
発表者:北海道岩見沢農業高等学校 教諭 石田 康幸 様
(5) 15:40~17:00
○本学酪農生産ステーションにおける実践指導「削蹄」
酪農学園大学酪農生産ステーション 嘱託技師 鈴木 孝道
○農業科教育研究室における教材研究「本学の圃場における土壌物理性調査結果及び改善・保全、土壌凍結深の調査結果、ハウスの周年栽培の研究について」
酪農学園大学教職センター 准教授 飛谷 淳一
◎ 懇談会
1 日 時 8月3日(土)17:30~19:30
2 会 場 新札幌アークシティーホテル(JR新札幌駅改札前) ℡:011-890-2525
3 会 費 5,000円(研修会会場の受付にてお願いします。) ※移動は各自でお願いします。
○ 中央研修会並びに懇談会への参加申込方法
1 参加を希望する参与・役員は、事務局に7月31日(水)までに申し込んでください。
2 参加を希望する会員は、支部連絡員に7月26日(金)までに申し込んでください。
3 支部連絡員は、別紙送信票にて申込状況を7月29日(月)までに支部長に連絡し、支部長は、7月31日(水)までに事務局へご報告願います。参加者がいない場合も報告してください。
(会員 ⇒ 連絡員 ⇒ 支部長 ⇒ 事務局)
○ その他 不明の点は、事務局までお問い合わせください。
酪農学園「緑風会」事務局長 飛谷淳一(農業科教育研究室)
TEL: 011-388-4842 e-mail : j-tobitani@rakuno.ac.jp
(不在時は 011-388-4911 理科教育研究室玉利)
7月7日(日)七夕の日、白樺祭(大学祭)に併せて、大学内C5号館203番教室を会場に「地域環境学科同窓生の集い」を開催し、26名の同窓生にご参加いただきました。
また太田一男前学部長や村野紀雄先生、森川純先生、押谷一先生、講師の遠井朗子先生にもご出席いただきました。
卒業後久しぶりの顔を合わせる人も多く、親子連れでの参加者も沢山おりました。
当日は11時頃からスタートし、卒業生1人1人から自己紹介と現在の近況を話していただきました。また、先生方からも一言ずつご挨拶いただき、恩師と久しぶりに楽しく歓談することが出来ました。13時からは中央館に場所を移し、16時頃まで話は尽きず楽しい時間を過ごせました。卒業後は初めて白樺祭に来た方もいて、学生の頃を懐かしみながら思い出話に花を咲かせていました。
参加者の皆さんからのご要望もあり、来年以降も開催することになりました。 (文責 麻生雄司)
7月6日(土)午後6時から新札幌の新さっぽろアークシティホテルを会場にして、2019年度の酪農学園大学周年記念同期会が開催され、同窓生・恩師等30名が出席しました。
昨年に引続き、ホームカミングデーに合わせて獣医学科以外の同窓生で卒業10, 20, 30, 40, 50周年を迎える皆さんにご案内し開催いたしました。参加者は、大阪、兵庫、埼玉からも参加していただきました。今回はホームカミングデー時に講演いただいた草野竹史氏と金子正美教授にもご出席いただきました。
加藤清雄事務局長の司会で進行し、大学校友会小山久一会長から歓迎のご挨拶を頂戴し、講師2名のご挨拶をいただいたのちに、太田一男名誉教授から食前の祈り、乾杯のご発声により歓談に入りました。
その後、テーブル毎に壇上に集合して、近況報告や自己紹介が行われました。50年ぶりに本学を訪れた方もおりました。恩師との久々の再会を喜んでいるところも見受けられました。
その後、ご出席の恩師や教職員からの近況報告に続き、大谷俊昭元学長(名誉教授)のご挨拶を頂戴しました。参加者全員に近況と思い出話をしていただき、とても懐かしく、和やかな楽しいひとときを過ごしていただきました。
最後は、加藤清雄校友会事務局長の指導のもと、全員で輪になっての酪農讃歌を合唱ののち周年同期会を閉じました。
白樺祭(大学祭)との同時開催として2回目を迎えた本年度のホームカミングデーが6日(土)12時半から黒澤記念講堂を会場に開催され、70名の同窓生・学園関係者にご出席いただきました。あいにくメインゲストの上演時間と重なり学生の参加が少なかったようでした。
当日は、12時半から小山久一同窓会長の開会挨拶に続き、記念礼拝(物故者追悼を含む)が朴美愛学園宗教主事の司式で行われました。同窓生には懐かしい讃美歌312番を合唱のあとし、聖書の朗読後、昨年のホームカミングデー以後にご逝去された同窓生、旧職員一人一人のご芳名を司会の加藤清雄校友会事務局長が読み上げました。その後、朴美愛主教主事からご自身のことや同窓生の追悼の意味もこめて「帰郷」のテーマで説教奨励をいただきました。最後に酪農讃歌を全員で合唱して記念礼拝を終了しました。
続いて行われた記念講演に先立ち、酪農学園を代表して谷山弘行理事長からご挨拶があり学園状況や講師への謝意が述べられました。記念講演は、引き続き加藤校友会事務局長の司会で進行し、まず、同窓生代表からは草野竹史氏(大学経営環境学科1期生)を講師としてお迎えして、「若者による持続可能な地域づくりへの挑戦」と題してご講演いただきました。
草野さんからはスライドや配布資料により、自己紹介を交えてNPO法人ezorock代表として今日までの経過説明や若者を取り込んださまざまな取り組みを紹介していただきました。NPO法人設立のきっかけは「ライジングサン・ロックフェスティバル」のごみ拾いからだったことも紹介されました。札幌圏に集中している若者を道内各地に送り、地元と連携して地域課題に取り組み、災害が起きれば被災地支援に集中するという素晴らしい内容のご講演でした。
続いて本学環境共生学類教授で社会連携センター長の金子正美教授から「健土健民とSDGs(持続可能な開発目標)」と題してのご講演をいただきました。金子先生からはスライドによりSDGsについて分かりやすくご説明いただき、「パームやし」の栽培を例に私達の生活により途上国の森林破壊が進みオランウータンの生息地が奪われていることの関連性も紹介されました。後段では本学の建学の精神、特に循環農法図と持続可能社会の共通点についてご紹介いただきました。校歌とも言うべく「酪農讃歌」の歌詞が「SDGs」に当てはまることも解説され、本学の果たすべき役割や方向性に示唆を与えていただきました。
両者のご講演後、20分程度の対談が行われ、若者のボランティア活動における現場でおきる諸問題等での意見交換、質疑応答後、加藤校友会事務局長の閉会挨拶により記念講演を終了しました(講演内容の詳細は後日、同窓会HPで動画配信の予定です)。