2012年度第8回サマーアグリキャンプ実施報告
北海道伊達市・壮瞥町・洞爺湖町を会場として行われた第8回サマーアグリキャンプは、学生&卒業生が企画、運営を行っている活動です。北海道という自然豊かな大地で、全国の高校生達に新しい仲間と過ごす夏の思い出を作ります。
農業体験を通して食への感謝、仕事の厳しさややりがい、新たな出会い、友情、絆を生み出すことを目的としています。
今年も12名の参加者が集まり、事故もなく大成功に終えることができました。この成功は大学生スタッフの頑張りだけでなくOB,OGの方々のご指導やご支援、協賛金、寄付金にご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。(文責 杉山 由吏)
獣医学科11期生 東日本大震災復興同期会
2012年8月30日31日昼、11期生24名と種池哲朗先生は仙台空港に集合いたしました。
空港から気仙沼までは貸切りバスでの移動で、その車中では気仙沼で開業され被災された大江通さんから震災関連の本(みやぎの海辺 思い出の風景 航空写真集~河北新報社刊)を配布され、東日本大震災についての説明を受けました。
途中、石巻市日和山公園で下車し、高台から石巻市街地を見下ろし、その後気仙沼に着き、金仙山・寳鏡寺(ほうきょうじ)に於いて同期、恩師の法要を行い、記念写真を撮りました。
その夜は気仙沼プラザホテルに宿泊し、各々の近況等を語りあいました。10期生熊谷敏信先輩も参加され、最後は酪農賛歌の合唱で締めくくられました。
翌日は魚市場でカツオの水揚げ等を見学、その後昼食をはさんで仙台空港へ向かい、そこで解散となりました。
現状を見る事の大事さを再確認し、東北の一日も早い復興を皆で支援する事を心に刻む有意義な会となりました。 竹花 記
獣医臨床繁殖学教室創立35周年&河田啓一郎先生特別三愛賞受賞記念祝賀会のご案内
拝啓 北の大地に眩しい光と風が溢れる季節となりました。
皆様にはますますお元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて本年、繁殖学教室は創立35周年を迎えることとなりました。
またもう一つ嬉しいことに、河田啓一郎先生が「特別三愛賞」を受賞いたしました。
つきましては下記のとおり記念式典と祝賀会を開催いたします。
記念式典では河田啓一郎先生の記念講演も行われ、多くの先生方もお見えになりますので、皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようご案内申し上げます。 敬具
記
日 時 : 平成24年10月6日(土)午後5時受付開始
記念写真撮影 午後5時30分
会 場 : 札幌パークホテル 3階パークホールA
札幌市中央区南10条西3丁目1番1号 TEL 011-511-3131
最寄駅 地下鉄南北線「中島公園駅」徒歩1分
会 費 : 15,000円
申込方法: 会費の事前払込(郵便局)(教室出身者には事前案内済)
お問合先: 佐藤清和(15期)tel 0126-22-5528
酪農学園大学 獣医学科24期生「卒業20周年同窓会」のご案内
盛夏の候、24期生のみなさま、如何お過ごしでしょうか?
さて本日は、以前よりお知らせしておりました「卒業20周年同窓会」のご案内を申し上げます。何かとご多用とは思いますが、多くの24期生にお集まりいただき、大学時代を振り返りながら旧交を温めましょう!
記
1 日時 : 平成24年9月16日(日)~17日(月・祝日)
2 場所 : JASMAC PLAZA HOTEL(ジャスマックプラザ ホテル)
〒064-8533 札幌市中央区南7条西3丁目 TEL 011-551-3333
www.jasmacplaza.jp
3 日程 : 16日(日) 13時 00分 黒沢記念講堂集合
13時15分 礼拝
13時45分 恩師と懇談・学内見学など
15時00分 大学出発・・・会場までバスまたは車で移動
16時00分 会場到着
18時00分 写真撮影・宴会開始(3時間)
21時00分 二次会開始
17日(月) ホテルにて自由解散(チェックアウト11時まで)
4 会費
(1)宿泊される方(チェックイン14時~)
同窓生:21,000円(宿泊・宴会・温泉・二次会・恩師招待など諸経費込)
ご家族:中学生以上 18,000円(宿泊・宴会・温泉)
小学生 9,000円(宿泊・夕食・温泉)
4歳~未就学 7,000円(宿泊・夕食・温泉) 3歳以下 無料(添い寝)
※ 個室をご希望の方は25,000円となります。(数に限りがございます)
部屋割りは基本的に幹事でしますが、同室者の希望があれば事前にお知らせください。
なるべくご希望に応えられるようにします。家族は同部屋です。
(2)宿泊されない方
同窓生:15,000円(宴会・温泉・二次会・恩師招待など諸経費)
ご家族:10,000円
酪農学園大学農業経済学科第3期生(昭和41年度卒業)同期会
日 時:2012年9月15日(土)集合10:30~
会 場:酪農学園 黒澤記念講堂
酪農学園第21回ホームカミングデーに出席(全体礼拝、昼食会に参加)
懇親会:17:00~ 「KKRホテル札幌」
札幌市中央区北4条西5丁目 TEL011-231-6711
会 費:20,000円(宿泊費等含む)
幹 事:代表:麻里紘三 伊藤義明、亀倉建、神保正志、橋本弘二、山口郁夫
五十嵐正宏、五十嵐建夫
酪農学園「緑風会」第5回中央研修会は去る8月4日(土)、酪農学園大学構内のC1号棟101教室で開催された。緑風会が、教育に携わる同窓生の資質・能力の向上と親睦を図り、母校の充実・発展、本道並びに日本の教育の発展に寄与しようとする教職員の集まりであることから、この中央研修会は会として最も大きな事業の一つである。
この度の研修会には、全道各地から30名程の会員が集まり、13時からC1号棟101教室で開催された講演並びに実践報告で研修を行い、また、19時から野幌の「コミュニティプラザあおい」における懇談会で情報交換を深めた。
まず、開会式では、北澤住人岩見沢農業高校長が「教育発展のため、会員一人一人が本研修を通して先んずる知恵を学び、それを基に一歩踏み出す勇気をもって現場での実践に生かしたい」などと就任の挨拶を行った。次に、酪農学園長原田勇様から祝辞の中で「個別学、いわば専門バカ」「原論の重要性」を説かれ、この二つへの対応にあたっては「神を愛し、人を愛し、土を愛するという酪農学園の三愛精神に答えがあるように思う」と貴重な示唆をいただいた。
講演Ⅰでは「環境保全型農業における病害防除技術について」と題して、本学循環農学類農場生態学研究室教授園田高広先生より、「病気は、病気を引き起こす病原菌(主菌)、その病原菌にかかる植物体(素因)、そして病原菌の感染などに適した植物体の生育を妨げるような環境条件(誘因)が整ったときに発生する。この主因、素因、誘因の重なりを減らし、無くすことが発病を抑えることになる」などとして、「植物体内で共生関係にあるエンドファイトの利用」などの紹介をいただいた。
次に教育実践の報告に移り、札幌南高校教諭箱崎陽一先生より「それは農業高校から始まった」と題して、定年を迎える今まで38年間、道内公立高校勤務とそれに伴う教育と研究の実践報告があった。「生物」の教員として様々な調査研究に取り組まれ、「札幌南高校学校林を活用した環境教育の実践」や「国蝶オオムラサキのmtDNA遺伝子塩基配列全長のDDBJへの登録と公開」などの成果を報告された。
最後の講演Ⅱでは「酪農学園大学の国際協力とGIS」と題して、本学環境共生学類環境GIS研究室教授金子正美先生より、ボルネオとモンゴルにおける自然保護活動の取組を豊富なプレゼンテーション資料によりご講演いただいた。砂漠化が進む内モンゴルに木を植える活動の紹介とナヒヤ基金による協力依頼などとともに、ボルネオ島でアブラヤシの急激な栽培拡大により、オランウータンのすみかとなる熱帯雨林が消えている実態をGISデータなどで紹介され、本学学生のホームステイによる活動なども紹介いただいた。
これらのご講演と実践報告に対しては、参加者から多くの質問や意見が寄せられ、活発な研究協議が行われた。
会場をご提供いただいた本学と、お忙しいところご講演、ご報告いただいた先生方に対して事務局より感謝の挨拶があり、多くの拍手をもって研修会を閉じた。
夜の懇談会には農食環境学群長・酪農学部長の干場信司先生や大学院の市川治先生、農業経済学科長の發地喜久治先生、教職センター長金田隆一先生など本学の先生方も参加いただいて、参加者の活躍の様子や本学の状況等の報告などに基づいて情報交換と懇親を深めた。(文責 干場敏博)
あいにくの小雨の5日(日)、午後2時より酪小獣 麦の会が酪農学園本館4階第一会議室を会場に42名の出席者により開催された。本学からは谷山弘行学長、野村武同窓会連合会会長、林正信獣医学群長、泉澤康晴動物病院長、北澤多喜雄獣医保健看護学類長、廉澤剛教授、中出哲也教授が出席した。
この麦の会は、獣医学科OBで、石狩圏(岩見沢、苫小牧、小樽を含む)在住の小動物開業獣医師によって新たに組織されたもので、会員の親睦と獣医学術技能の向上、研修に努め併せて母校の発展に寄与することを目的としております。
会は松尾直樹氏の進行で行われた。野村同窓会会長、谷山弘行学長、林学群長より会設立に対し、それぞれの立場からお祝いのご挨拶を頂戴した。
設立総会は中出哲也議長を選出して、設立世話人代表の南繁氏より茂設立趣旨の報告や麦の会会則、役員、事業計画等が一部追加も含めてほぼ原案どおり承認された。
会長は南繁氏、副会長は立花徹氏、北島哲也氏。事務局町に松尾直樹氏。また各地区単位に幹事が選任された。総会終了後に北澤獣教授、泉澤病院長より挨拶をいただいた。
その後に記念撮影を行い、第二部の研究会に入った。
講師は本学獣医学群の上野博史教授と遠藤能史助教。上野教授 (伴侶動物外科学Ⅰ) の演題は「犬猫の脳神経疾患~症状と解剖~」。遠藤助教 (伴侶動物外科学Ⅱ) は「悪性腫瘍に対する新たな検査法・治療法の模索~臨床腫瘍学研究室における取り組みと現状~」。それぞれ1時間強の講演であった。
5時過ぎより第二会議室において、軽食と飲み物で懇親会が開催され、30以上の方が出席した。懇親会は谷田氏の乾杯で始まり、参加者それぞれが紹介された。最後に廉澤教授にご挨拶を頂戴し、閉会した。その後20名以上が二次会に出席し、盛会裏に終了した。