酪農学園大学農業経済学科第3期生(昭和41年度卒業)同期会
日 時:2012年9月15日(土)集合10:30~
会 場:酪農学園 黒澤記念講堂
酪農学園第21回ホームカミングデーに出席(全体礼拝、昼食会に参加)
懇親会:17:00~ 「KKRホテル札幌」
札幌市中央区北4条西5丁目 TEL011-231-6711
会 費:20,000円(宿泊費等含む)
幹 事:代表:麻里紘三 伊藤義明、亀倉建、神保正志、橋本弘二、山口郁夫
五十嵐正宏、五十嵐建夫
酪農学園「緑風会」第5回中央研修会は去る8月4日(土)、酪農学園大学構内のC1号棟101教室で開催された。緑風会が、教育に携わる同窓生の資質・能力の向上と親睦を図り、母校の充実・発展、本道並びに日本の教育の発展に寄与しようとする教職員の集まりであることから、この中央研修会は会として最も大きな事業の一つである。
この度の研修会には、全道各地から30名程の会員が集まり、13時からC1号棟101教室で開催された講演並びに実践報告で研修を行い、また、19時から野幌の「コミュニティプラザあおい」における懇談会で情報交換を深めた。
まず、開会式では、北澤住人岩見沢農業高校長が「教育発展のため、会員一人一人が本研修を通して先んずる知恵を学び、それを基に一歩踏み出す勇気をもって現場での実践に生かしたい」などと就任の挨拶を行った。次に、酪農学園長原田勇様から祝辞の中で「個別学、いわば専門バカ」「原論の重要性」を説かれ、この二つへの対応にあたっては「神を愛し、人を愛し、土を愛するという酪農学園の三愛精神に答えがあるように思う」と貴重な示唆をいただいた。
講演Ⅰでは「環境保全型農業における病害防除技術について」と題して、本学循環農学類農場生態学研究室教授園田高広先生より、「病気は、病気を引き起こす病原菌(主菌)、その病原菌にかかる植物体(素因)、そして病原菌の感染などに適した植物体の生育を妨げるような環境条件(誘因)が整ったときに発生する。この主因、素因、誘因の重なりを減らし、無くすことが発病を抑えることになる」などとして、「植物体内で共生関係にあるエンドファイトの利用」などの紹介をいただいた。
次に教育実践の報告に移り、札幌南高校教諭箱崎陽一先生より「それは農業高校から始まった」と題して、定年を迎える今まで38年間、道内公立高校勤務とそれに伴う教育と研究の実践報告があった。「生物」の教員として様々な調査研究に取り組まれ、「札幌南高校学校林を活用した環境教育の実践」や「国蝶オオムラサキのmtDNA遺伝子塩基配列全長のDDBJへの登録と公開」などの成果を報告された。
最後の講演Ⅱでは「酪農学園大学の国際協力とGIS」と題して、本学環境共生学類環境GIS研究室教授金子正美先生より、ボルネオとモンゴルにおける自然保護活動の取組を豊富なプレゼンテーション資料によりご講演いただいた。砂漠化が進む内モンゴルに木を植える活動の紹介とナヒヤ基金による協力依頼などとともに、ボルネオ島でアブラヤシの急激な栽培拡大により、オランウータンのすみかとなる熱帯雨林が消えている実態をGISデータなどで紹介され、本学学生のホームステイによる活動なども紹介いただいた。
これらのご講演と実践報告に対しては、参加者から多くの質問や意見が寄せられ、活発な研究協議が行われた。
会場をご提供いただいた本学と、お忙しいところご講演、ご報告いただいた先生方に対して事務局より感謝の挨拶があり、多くの拍手をもって研修会を閉じた。
夜の懇談会には農食環境学群長・酪農学部長の干場信司先生や大学院の市川治先生、農業経済学科長の發地喜久治先生、教職センター長金田隆一先生など本学の先生方も参加いただいて、参加者の活躍の様子や本学の状況等の報告などに基づいて情報交換と懇親を深めた。(文責 干場敏博)
あいにくの小雨の5日(日)、午後2時より酪小獣 麦の会が酪農学園本館4階第一会議室を会場に42名の出席者により開催された。本学からは谷山弘行学長、野村武同窓会連合会会長、林正信獣医学群長、泉澤康晴動物病院長、北澤多喜雄獣医保健看護学類長、廉澤剛教授、中出哲也教授が出席した。
この麦の会は、獣医学科OBで、石狩圏(岩見沢、苫小牧、小樽を含む)在住の小動物開業獣医師によって新たに組織されたもので、会員の親睦と獣医学術技能の向上、研修に努め併せて母校の発展に寄与することを目的としております。
会は松尾直樹氏の進行で行われた。野村同窓会会長、谷山弘行学長、林学群長より会設立に対し、それぞれの立場からお祝いのご挨拶を頂戴した。
設立総会は中出哲也議長を選出して、設立世話人代表の南繁氏より茂設立趣旨の報告や麦の会会則、役員、事業計画等が一部追加も含めてほぼ原案どおり承認された。
会長は南繁氏、副会長は立花徹氏、北島哲也氏。事務局町に松尾直樹氏。また各地区単位に幹事が選任された。総会終了後に北澤獣教授、泉澤病院長より挨拶をいただいた。
その後に記念撮影を行い、第二部の研究会に入った。
講師は本学獣医学群の上野博史教授と遠藤能史助教。上野教授 (伴侶動物外科学Ⅰ) の演題は「犬猫の脳神経疾患~症状と解剖~」。遠藤助教 (伴侶動物外科学Ⅱ) は「悪性腫瘍に対する新たな検査法・治療法の模索~臨床腫瘍学研究室における取り組みと現状~」。それぞれ1時間強の講演であった。
5時過ぎより第二会議室において、軽食と飲み物で懇親会が開催され、30以上の方が出席した。懇親会は谷田氏の乾杯で始まり、参加者それぞれが紹介された。最後に廉澤教授にご挨拶を頂戴し、閉会した。その後20名以上が二次会に出席し、盛会裏に終了した。
4年に1度開催している写真部OB会展覧会ですが、今年は下記の日程で林大作氏、横手一敏氏の写真、田嶋裕子氏の陶芸を展示しております。同窓生等関係者の皆様 にご覧いただければ幸いです。
日 時:2012年8月25日(土)
~9月2日(日)
9時~17時(係員在廊時間11時~17時)
休館日 8月28日(火)
〒072-0831 美唄市落合町栄町
TEL 0126-63-3137
交通機関:電車:JR函館本線利用で札幌より40分、美唄駅下車、市民バス「アルテピアッツァ美唄」行きで20分
車 :道央自動車道利用で札幌JCTより40分。
美唄ICより右折、5分駐車場あり。
お問合せ:酪農学園大学写真部OB会事務局(田嶋裕子)
TEL 011-823-3901
なお、右記のご案内はがきは同窓生会館でもお預かりしておりますので、ご希望の方は
tel 011-386-1196 e-mail:rg-dosok@rakuno.ac.jp までお願いします。
各位におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より、酪農学園「緑風会」の事業にご支援を頂き深く感謝申しあげます。
さて、2012年度『第5回中央研修会・懇談会』を酪農学園大学と共催で、下記の通り開催いたします。時節柄何かとご多忙とは思いますが、参加いただきますようご案内いたします。 酪農学園「緑風会」会長 北澤 住人
記
1 開催日時 2012年 8月 4日(土) 13:00~17:00
2 会 場 酪農学園大学 C1号棟-101教室
3 内 容
12:30~ 受 付【C1号棟 ホール】
13:00~ 開会式【C1-101教室】
13:40~ 講演Ⅰ【環境保全型農業における病虫害防除技術について】
酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 教授 園田高広 先生
14:50~15:50 教育実践【それは農業高校から始まった】
北海道札幌南高等学校 教諭 箱崎陽一 先生
16:00~17:00 講演Ⅱ【酪農学園大学の国際協力とGIS】
酪農学園大学 農食環境学群 環境共生学類 教授 金子正美先生
19:00~21:00 懇談会 コミュニティプラザ あおい
場 所 江別市野幌町41-5
TEL 011-385-1211
4 参加費 会費[4,000円]は当日会場にて受け付けます。
5 申し込み 会員は参加の有無を支部連絡員【7月30日迄】に申し込んでください。
会員⇒支部連絡員⇒支部長⇒事務局【8月1日】の順で報告してください。
6 その他 酪農学園「緑風会」事務局長 干場敏博(生物教育学研究室)
TEL 011-388-4842 FAX 011-388-4842
e-mail t-hoshi@rakuno.ac.jp
本学OBで、石狩圏(小樽・苫小牧・岩見沢を含む)の小動物開業獣医師で組織される『酪小獣 麦の会』(名称は本学動物病院に掲げられている聖句より引用)の発起人会が3日、新さっぽろアークシティホテル4階ハマナスにおいて開催された。
出席者は、本学より谷山弘行学長、福山二仁常務理事、野村武同窓会連合会会長、浦川同窓会事務局長。動物病院から泉澤病院長出張のため代理の高山基樹課長補佐、中出哲也教授、前原誠也准教授の7名が出席。開業獣医師OBは地区毎に幹事として配置されており、南繁会長以下19名。合わせて26名の出席者であった。
北島哲也副会長(予定)の司会で進行し、最初に南 繁会長(予定)より設立趣旨等について挨拶があり、野村同窓会長、福山常務より会発足のお祝いの挨拶をいただいた。
発足にあたり、検討事項として、会費・運営方法・総会開催等の準備が協議された。また会則や役員案が提示され、意見交換を行った。総会は8月5日(日)に本学事務本館で開催する予定となっている。
その後、谷山学長のご挨拶、乾杯発声により懇親会へ入った。自己紹介を交えた和気藹々の和やかな雰囲気で進行した。立花徹副会長(予定)の閉会挨拶のあと、「酪農讃歌」を合唱して閉会した。本学OBの小動物開業獣医師と大学との連携の重要性を再認識させられる大変有意義な発起人会であった。 (文責 松尾直樹)