1月30日(月)午後4時20分から本学C5号館202番教室において、農食環境学群循環農学類(フィディングシステム研究室)野英二教授の最終講義が行なわれた。タイトルは「酪農学園に生まれて65年」。
会場には農場関係者を含めた多くの学園関係者が出席した。泉賢一教授の司会で進行。タイトルのとおり、酪農義塾・機農高校の教員であった父野喜一郎氏の次男として生まれた場所は、現在のインテリジェント牛舎付近にあった「第5寮希望寮」とのことでした。
江別(本学)に生まれて本学へ勤務するに至る経歴を紹介しながら、同時に1950年代以降の酪農学園の寮や農場の所在地等も含めて時系列的にスライドを用いてご説明いただいた。
火災にも見舞われた附属農場の貴重な写真や附属農場からフィールド教育研究センターへ至る変遷を丁寧に紹介し、また本学の特徴でもある酪農実習について、その授業内容や農家への委託実習等含めてもスライドを用いて講義していただいた。
学生にとってはこの農家への3週間の委託実習は非常にその後の人生に大きな影響を与えるものになっており、現在も循環農学類の主要科目として位置づけられている。
講義終了後は、会場をを移動して野教授の退職祝賀会が教職員や所属研究室OBにより開催された。
1月27日(金)午後3時から本学中央館学生ホールを会場に農食環境学群循環農学類応用昆虫学研究室佐々木均教授の最終講義が行なわれた。テーマは「酪農学園における昆虫学の系譜と私の歩み」。会場には100名を超える研究室OBや学園教職員が最終講義を聴講した。
最終講義は小宮道士教授の司会で進められ、高橋圭二学類長から開会のご挨拶が行われた。冒頭に佐々木教授は、元ICU総長の湯浅八郎氏と本学との関係について基督教酪農大学設立計画等を含めて説明した。次に桑山覚氏や坂本与市氏を紹介し、本学昆虫学研究室の系譜や研究室名称の変遷を時系列で説明した。
その後、ご自身の吸血昆虫にかかる世界各地での調査研究内容についてスライドを用いて分かりやすく紹介していただいた。2015年にはタイ王国保健省から先生の功績に対しての感謝盾が贈呈されている。
また最終講義資料として携わった学生や院生の論文一覧や研究業績や学科発表の一覧を紹介していただいた。終了後は研究室学生等から記念の花束が贈呈された。
28日(土)には佐々木先生の退職記念謝恩会がホテル札幌ガーデンパレスで開催され、研究室OBが全国各地から出席した。
大学酪農学科7期 同期会開催報告
不思議の体験同期会
10月27日(火)17時30分から札幌市南区にある定山渓ホテルを会場に大学酪農学部酪農学科7期生による同期会が開催されました。今回の幹事は長良幸、加瀬健郎、城近 泰でした。
当初は30名出席予定でしたが2名の欠席者が出て、28名になりました。先生は鮫島邦彦先生が参加してくださり、楽しい、有意義なひと時を過ごすことが出来ました。
卒業以来45年振りに会った人も多く、受付で名前を確認し合ったがほとんど記憶にない。皆アラセブンのじい様だ。ところが一次会の懇親会で近況を報告し合い、場所を変えた二次会で昔の頃を語り合い、幹事部屋での三次会に至ると、年の薄皮が一枚づつ剥げ、ああ!この口吻、このしぐさはまさしく奴だと、徐々に野幌原始林の吹く風を受けて微笑む若人にかわっていく。そして、こんな事があった、あんな事覚えているかとの、昔の口調に戻っていた。不思議の体験だ。また会おうと別れたが、これが最後かもしれないと仄かに思い、タイムスリップの同期会は、幕を閉じた。(文責 代表幹事 城近 泰)
酪農学園同窓会 in 全共開催報告
全日本ホルスタイン共進会(10月23日から26日)参加OBを歓迎する目的で、24日(土)午後6時から新さっぽろアークシティホテルを会場にして「旧家畜飼養学・家畜栄養学研究室」と合同での「酪農学園同窓会 in 全共」が開催され、学園関係者や大学、短大、高校のOB等が全国から約60名が出席した。
学園から竹花一成大学長、榮忍高校長、永田享後援会常務理事、堂地修教授にご出席いただいた。家畜飼養学研究室から楢崎昇名誉教授、安宅一夫名誉教授、野英二教授等が出席。同窓会からは野村武顧問、小山久一会長、事務局が出席した。
この同窓会には「旧家畜飼養学・家畜栄養学研究室」のOBが本州から多くご出席いただいた。齊藤達雄同窓会栃木県事務局長はじめ全共出席者や地元の札幌支部から下田尊久支部長、中山博敬事務局長にもご出席いただいた。
会は野先生の総合司会で進行した。まず、小山久一同窓会会長の主催者挨拶のあと、ご来賓を代表して竹花学長、榮校長が歓迎のご挨拶が行われた。その後、西田丈夫氏(研究室OB会長)の祝杯により祝宴に入った。
楢崎先生から近況報告交えた心温まるスピーチを頂戴したのち、2次会に向けての資金?のための研究室恒例のオークションが北口雄大氏の司会で行われ大いに盛り上がりました。出席者は和やかな雰囲気の中で久しぶりの恩師との再会を楽しんでおり、先生もお喜びの様子でした。
記念撮影のあと、恒例の酪農讃歌が全員で方を組んで合唱し、野先生の閉会挨拶で同窓会を終了した。
その後、「旧家畜飼養学・家畜栄養学研究室」OB会は、同ホテル2階レストランに会場を移動して2次会が開催され、夜の更けるまで続けられたようである。
平成27年9月吉日
酪農学科7期同期会のご案内
幹事一同
白露の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申しあげます。
このたび、標記の大学酪農学科7期(昭和44年度卒業)同期会を下記のとおり開催することになりました。
皆様には何かとお忙しい中とは存じますが、お繰り合わせのうえ、また同期お誘い合わせのうえ、ご出席いただきたくご案内申しあげます。
記
日 時:平成27年10月27日(火)17時30分~翌28日(水)朝食後、随時解散
場 所:札幌市南区定山渓温泉西4丁目340
定山渓ホテル(TEL 011-598-2111)
会 費:13,000円(人数の増減により、多少変動いたしますが、お許しください。)
無料送迎バス:札幌駅北口貸切バス乗り場14時30分出発
*なお、ご不明な点等がありましたら、下記の幹事(城近)までお問い合わせ願います。
以 上
お問い合わせ先:城近 泰(携帯 090-1654-2944)
このたび酪農学園大学土壌植物栄養学研究室同窓会の原田勇先生遺稿・追悼集編集委員による
原田勇先生遺稿・追悼集『酪農そして世界平和への想い-酪農学園とともに歩んだ人生―』
が出版されました。
2012年12月16日にご逝去された原田勇前学園長の遺稿・追悼集を編纂したものです。
装丁はハードカバーで469P22cm 非売品 北海道リハビリ出版。
本書は、原田先生が遺した遺稿集の中から、編集委員会の責任で取捨選択し、年代順に収録したものと、皆様からの追悼メッセージを収録したものです。表紙は右記のとおりです。
北海道庁では、普及職員(農業)C区分(社会人経験者対象)の職員を募集しています。
平成27年度採用試験の採用予定数は、10人(平成26年度1人)と大幅に拡大します。
社会人経験をお持ちの皆さん、その経験を普及指導員として、道政に生かしてみませんか?
【受験資格】
①昭和31年4月2日以降に生まれた方
②学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)等を卒業後の
民間企業等における職務経験が5年以上の方
※①・②のいずれも満たす必要があります。
【試験案内公表日】
平成27年5月18日(月)
【エントリー受付期間】
平成27年6月15日(月)~6月30日(火)
※エントリー方法、試験案内は、北海道人事委員会のホームページをご覧ください。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hj/nny/index.htm
多くのみなさまのご応募をお待ちしています。