大学同窓会校友会理事・代議員会報告
5月24日(金)午後6時から新さっぽろアークシティホテルを会場に2013年度の総会が出席者22名により開催された。
竹花一成事務局長の司会で進行し、議長には慣例で野村武会長、議事録署名人には野英二氏、吉田陽平氏を選出した。
第1号:2012年度事業報告(各学科事業報告含む)並びに収支決算、監査結果が報告されたが一部学科の赤字決算が一元化に向けた申合わせと異なるとの意見があり、再度当該学科への指導調整をはかることとし、協議の結果、挙手により承認された。
第2号:2013年度事業計画(案)並びに収支予算(案)についても概ね承認されたが、上記学科の予算案が一元化に向けた確認内容との整合性がとれないことから事務局より再度指導していくこととした。
第3号:基本運営、会費、会則に関する検討委員会委員長等から現状報告が資料に基づき報告された。合わせて第4号の校友会会報、卒業式等の小委員会報告が行われた。
第5号:酪農学園創立80中周年事業および短大閉校に伴う支援事業として、1)酪農ジャーナル連載の「フォーカス」小冊子作成。2)短期大学:ホームカミングデー時(閉校記念碑除幕式)での予算化。)の2点が提案され、承認された。
第6号:役員改選については、基本的には次年度の同窓会一元化に向けて留任要請が事前に行われたことから一部学科での理事、監事、代議員の部分変更が行われた。
会長、副会長については留任での提案が行われ承認された。会長は野村武氏(獣医)、副会長には大澤宏一氏(農経)、上村篤正氏(食科)、事務局長竹花一成氏(獣医)が再選された。なお、監査に野上良邦氏が新たに選出された。
その他:追加議題としてホームカミングデー時使用のテント購入が提案され、承認された。
予定時間を越えての総会であったが、校友会一元化推進のための建設的意見が多く有意義な総会であった。
終了後は別室で懇親会が開催され、出席者全員の自己紹介を兼ねた真面目な?スピーチのあと、最後は全員で肩を組んで酪農讃歌を合唱し閉会とした。
小山久一教授(本学OB)退職記念会開催報告
4月13日(土)、札幌ガーデンパレスにおいて、小山久一先生(酪農学科9期卒)の定年退職を記念して酪農学部酪農学科家畜繁殖学研究室の卒業生および関係者70名が出席して記念会を実施しました。
記念会は、記念撮影を行ったのち、当日都合により急遽出席できなくなった発起人代表 荒井正氏の代理人として遠藤雅彦氏から発起人代表挨拶をいただき開会しました。そののち、総合司会の堂地が小山久一先生の経歴および研究業績の紹介、とくに研究業績について簡単な解説を行いました。
つづいて、本研究室の第一期生である横山明光元本学教授に挨拶をいただきました。今回の記念会には第一期生から昨年度卒業生まで、幅広い年代の卒業生の方々が参加されました。
卒業生は、酪農・畜産関係をはじめ、大学校職員、高校教諭、製薬会社などさまざまな業界で活躍されておりました。本記念会の最後には、小山久一先生からご挨拶をいただき、盛会のうちに閉会いたしました。(文責 堂地 修)
2013年度大学・大学院入学式報告
例年になく残雪の多いキャンパスにおいて、晴天に恵まれた4月4日(水)10時より本学第一体育館を会場に、2013年度入学式が執り行われた。
大学803名、大学院29名、多くのご父母、関係者をお迎えして、藤井創宗教主任の司式による招きの言葉で開式した。聖書ではマタイによる福音書「心をつくし、精神をつくし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」「隣人を自分のように愛しなさい」の2つの掟をご紹介いただいた。
干場信司新学長は、式辞の中で、「答えのない問題を自ら考えて解くことの重要性、失敗を恐れないこと、友達は一生の付き合いとなること」等、実学教育の特色と大学で学ぶ心構えを述べた。
麻田信二理事長からは、3.11以降、国土保全における本学の建学の精神の持つ重要性や借景たる世界三大森のひとつでもある野幌原始林の讃美。日本一ともいうべきこのキャンパスで学ぶ学生へ「求めよさらば与えられん」という聖句を引用した勉学への励まし、ご父母への祝辞の挨拶を頂戴した。
最後に全員で校歌とも言うべき「酪農讃歌」を合唱して式を閉じた。
酪農学園大学学位記授与式報告
あいにく朝の荒天から時折野幌特有の強い風が吹く日となった3月21日(木)。
今年度、大学・大学院合わせて678名がそれぞれの道を歩む門出の日を迎え、ご父母、教職員の参列のもと、学内の体育館において10時から学位記授与式が執り行われた。
藤井創宗教主任の司式により讃美歌、聖書朗読、祈祷を以って始められた。学部学科・大学院・短大のそれぞれの総代に谷山弘行学長より学位記が授与された。
谷山学長からは卒業生に向けて「三愛主義という建学の精神の伝道者としての使命を求める」式辞があり、卒業生を代表して鬼丸義明さん、加藤由季さんによる在学時のサークルや仲間との思い出や関係者へのお礼の証詞が述べられた。
次に麻田信二理事長は、挨拶の中で「酪農讃歌を共に歌う同窓生であることに誇りを持ってほしい」と述べた。最後は「酪農讃歌」を参列者全員で合唱して式を閉じた。
学科別懇談会場においては、学位記と同時に「酪農讃歌」の音楽CDが同窓会から、「酪農ジャーナル」が、大学と同窓会からプレゼントされた。
酪農学園大学土壌・植物栄養学研究室OB・OG会・セミナー及び原田勇先生を偲ぶ会報告
2012年3月16日、酪農学園大学土壌・植物栄養学研究室OB,OG会・セミナー及び原田勇先生を偲ぶ会がアークシティホテルで午後2時から開かれました。
セミナーでは以下の報告が行われた。
西川 求氏:大学1期生 瀬棚における新規開拓の45年間、今も新しく農業を目指す若者たちが多く集まり小規模ながら堅実な経営を営んでいる。
玉利和弘氏:大学10期生 普通高校、農業高校の教員、教頭、校長を歴任、現在、酪農大学で人材養成に情熱を燃やし、学生と対峙する日々を語る。
斎藤達夫氏:大学4期生 栃木県の農業指導を通じて福島原発事故の影響を受けている農家の現状を語る。風評被害の難しさは考えさせられる。
記念撮影ののち、総会を開き経過報告、規約の一部改正役員改選、原田勇先生の追悼記念集を作成することとした。原稿5月末を締切、7月に発行予定。
原田勇先生を偲ぶ会:渡辺兵衛牧師の司式のもと讃美歌121番(まぶねの中に)
聖書:コリントの信徒への手紙13章2節「神秘や知識に通じ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。マタイによる福音書5章43~45節「敵を愛し、自分を迫害するもののために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しいものにも正しくないものにも雨を降らせてくださるからである」
追悼の辞:渡辺兵衛牧師から原田先生について語られ先生は愛の人であった。
「思い出を語る」では、大学2期生 篠原 功氏、大学4期生 安藤 廣氏 がそれぞれ先生に導かれ今もなお支えられて生かされていることが語られた。
その後、懇親会に入り参加者全員35名が自己紹介と原田先生の研究室での出来事や思い出を8時過ぎまで語り、学生時代は厳しい先生だと思っていたが、伸びると思われる学生には厳しかったのではないか、と。僕らの頃は優しかったなとの声もあり、しっかりした学生には優しかったんだと、時代と共に先生も丸くなられたお人柄が忍ばれました。
先生の急逝されたことを惜しみつつご冥福を祈り、奥様のご健康が守られ、我々もまた健勝で再会を期し別れの時となりました。(文責 西川 求)
第45回宇都宮賞受賞報告
宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(金)、第45回宇都宮賞の受賞式並びに祝賀会が札幌パークホテル3階パークホールCを会場に酪農関係者約130名が列席して行われた。
本学の安宅一夫名誉教授が「酪農指導の部」において受賞しました。受賞理由として41年間の一貫したサイレージの研究のメインテーマとし、本道における良質サイレージ調整技術を現場に定着させた功績は絶大なるものがあり、合わせて、日本草地学会賞、畜産技術協会賞受賞や本学の学長歴任や次代の酪農後継者の育成への指導、多くの経営者の輩出、アジア酪農交流会会長としての酪農の国際貢献等本道酪農発展の多大な貢献が選考経過報告で述べられた。本学では、過去に遊佐孝五先生、平尾和義先生、井上錦次先生が受賞されている。
安宅先生は、答礼の中で受賞の喜びをこれまでにお世話になった方々のお名前を挙げて感謝され、本学出身の経営者の中から次の受賞者が出ることを祈念した。受賞式は表彰者紹介のあと、宇都宮翁にちなみ、讃美歌no.405「かみとともにいまして」を列席者で合唱した。北良治理事長の挨拶ののち、選考経過報告が行われた。
安宅先生の他には、「酪農経営の部」において浦幌町菊地利憲氏、「乳牛改良の部」においては枝幸町小椋義則氏が受賞した。北理事長より賞状と副賞がそれぞれに授与された。受賞式のあと、祝賀会が開催され、受賞者を囲んでの和やかな祝宴が開催された。その後も会場を移動して受賞関係者による茶話会が催された。
2012年度酪進会開催報告
2012年度酪進会定例会(酪農学科 家畜管理・行動学研究室同窓会)を2013年2月16日(土),札幌にて開催しました。西埜先生は残念ながらご欠席されましたが,干場教授,森田教授,デンマークからおこしいただきました高井特任教授,道内OB・OGに加え,50期となる卒業年度のゼミ学生を迎えて総勢約34名がご出席いただきました。
今年度の研究室の活動報告を干場教授と森田教授からいただいた後に,日頃の研究成果の報告を兼ねた研修会として,大学院生からの発表を行いました。内容は『搾乳関連排水の低コスト管理に関する研究』,『肉牛農場におけるふん尿管理方式の変更による窒素収支の変化』の2題でした。どの題材もこの研究室らしい現場に即したもので,質疑も行われ,発表者・参加者ともに有意義な時間となりました。
後半は,新しく酪進会会員となる新卒業生の歓迎会が行われました。大学の新卒業生からは各々卒業後の進路,抱負が発表され,OB・OGの方々からもそれぞれ近況報告や今後の抱負,新卒業生に対する励ましの言葉が述べられました。
本年度の酪進会も盛大に開催され,先生方,新卒業生やOB・OGの方々とのすばらしい一時を過ごすことができました。これからも幅広い世代が集う場として酪進会が開催されていくことを願っております。毎年参加される方はもちろん,しばらくご無沙汰されている方,参加されたことのない方も,来年の酪進会でお会いできることを励みに日々,奮闘して参ります。なお、来年は4年に1度の総会の開催年(冬季オリンピックと同じ)です。日程を早めにご連絡しますので、是非ご参加下さい。(文:佐々木美穂)
2月8日(金)、小山久一教授(家畜繁殖学研究室)と高橋一教授(キリスト教NGO論研究室)の最終講義が、C1号館101番教室で開催され、学生、教職員、卒業生等約100名の方が出席しました。
小山教授は、「家畜繁殖学と共に」というテーマで、着任より38年間の教育、研究活動の一端についてテキストにより講義し、家畜繁殖学研究室から4人の本学教授を輩出したことも紹介した。初めて英文の論文を書いた時のことや研究論文で撮影した写真が海外学術雑誌の表紙を飾ったことなど紹介されました。
最後は小山教授より、最終講義への思いと、お世話になった方々へ感謝の言葉が述べられました。堂地教授は小山教授の研究が世界的にも先端的であったことも紹介した。講義終了後に研究室学生等より先生へ花束の贈呈が行われた。
次いで、高橋教授が「共感する知性」と「行動する倫理」の担い手のために-キリスト教主義大学としての酪農学園大学のキリスト教教育とは?-」というテーマで、テキストと資料により講義をされました。
本学が行った東日本大震災支援ボランティア活動の再考、その意義について、講義をされました。
最後に高橋教授より、16年間の教員在職期間に関わった方々へ感謝の言葉が述べられました。
講義終了後、高橋教授のご息女南生子さんより出席の教職員、学生の方々へお礼の言葉が述べられ、研究室学生等より先生へ花束の贈呈が行われた(学園HPより一部転載)。
「くまモン」 酪農学園に現る。「えべチュン」ともご対面。
2月6日(水)、熊本県公式ゆるキャラ 「くまモン」が酪農学園に現れた。
今回の訪問目的は、「くまもとから元気をプロジェクト」in 北海道の一環でもある。熊本県酪連本学OBの仲介により、熊本出身の本学で学ぶ酪農後継者(酪農学科4年生乳牛研究会 富田崇仁さん)のご両親からのビデオレターをわざわざ熊本県からの大使として「くまモン」に届けていただいた。
富田さんの学生生活(乳牛研究会の部員達と)や大学の様子を撮影して、ご両親にお知らせし、県民の紹介する企画も兼ねている。「くまモン」は今回は栗山町や雪祭り出演の忙しい合間をぬっての来訪となりました。
また、せっかくの機会でもあり、地元の江別出身のゆるキャラ 「えべチュン」と中央館ロビーにおいてご対面した。大勢の学生やファンに囲まれて、記念撮影に応じていた。
「くまモン」は、 大学の概要撮影や乳牛とのご対面等短い滞在時間の中で精力的に親善大使として人気を振りまいて雪祭り会場に移動した。ご紹介いただいた竹本本部長始め熊本県酪連OB、またご対面にご協力いただいた地元江別の関係者に感謝申し上げます。
同窓会連合会北海道第三地区(道南地区)事務局長で、大学酪農学科4期生の安藤 廣氏(原田先生のゼミの卒業生)から、土壌作物栄養学研究室松中教授を経由して、三愛塾機関紙「三愛」に掲載された原田先生の記事を添付ファイルでお送りいただきました。同窓生の皆様にご紹介させていただきます。
詳細については、PDFにて閲覧することができます。下記ボタンをクリックしてください。