酪農学園大学獣医学科創立50周年記念同窓会東京交流会 開催報告
獣医学科創立50周年記念事業の一環として東京記念講演会が千代田区立日比谷図書文化館大ホールにて2014年11月8日に開催され、その終了後、同館ライブラリーダイニング日比谷において同窓会内外関係者72名(内子供4名)が参加し同窓会東京交流会が開催されました。
43期の酒井久美子氏の司会進行により、本学からは実行委員長である福本真一郎先生の開会の言葉、そして獣医学類長の竹花一成先生、白樺会副会長の渡辺守都氏の挨拶に続き、同窓会連合会会長の野村武氏の乾杯の発声により祝宴となりました。
講師である14期の小松泰史氏、17期の坂東元氏、27期の植田啓一氏にもご参加いただき、途中「獣医学科50年のあゆみ」の映像がながれるなか、懐かしさを肴に年代世代の枠を超えた同窓生の交流が行われました。私、高橋にも結びの言葉の機会を与えて頂き、遠路よりご足労頂きこの様な会を開催して頂いた本学先生方への感謝、北海道から沖縄までまさに日本全土で活躍する同窓生の声を講演という形で聞かせて頂いた講師の方々への感謝、会場手配や各種の段取りでお世話になった東京オフィスの方々への感謝、そして何より母校である大学獣医学科の50歳の誕生祝に駆けつけた同窓生の皆様への感謝を述べさせて頂きました。お決まりの酪農賛歌を菊池直哉先生リードの下、円陣を組み三番まで熱唱し名残惜しくも閉会の段となりました。
その後は、東京の獣医学科同窓会でもある当会白樺会が、河野勝会長および北村直人顧問の発案により“おもてなし”の意を込めて二次会を設け、33名の参加により祝宴の夜は更けたのでした。
最後に、講演会へ参加した同窓生以外の声が私に届きましたのでご紹介いたします。
…立ち見が出るほどの盛況ぶり、講演時間が大幅に延びるほどの熱演ぶりでした。酪農学園大学の底力を感じました。(他大学卒業獣医師)
…御三人の演者の方々に共通するのは、先生方がいずれも獣医師業を超えた普遍的な活動に尽力しておられることでした。まことに人間力を感じました。(公益財団法人上席研究員)
本当、まことに、感謝の一日でした。2014年11月12日 (文責 酪農学園獣医学科同窓会 白樺会事務局 高橋恒彦)
獣医学科5期生卒業43周年同期会が倉敷市で開催
獣医学科5期生(S.47年卒)卒業43周年同期会が去る10月23日に岡山県倉敷市のホテル日航倉敷において、全国から27名の参加のもと開催されました。
40周年以降、区切りの良い年に大学に戻ることにし、それ以外は同期生が在住する地域で毎年開催することにしており、今回は43周年だったので鳥越秀二氏が動物病院を開業している岡山県倉敷市で開催しました。22日はゴルフコンペと前夜祭、23日はゴルフコンペとメインの宴会を行いました。24・25日は兵庫県在住の酒井博邦氏ご夫妻のお世話で四国、淡路島観光を行いました。高松市で讃岐うどんを味わい、その後栗林公園で庭園を楽しみ、さらに観光船で鳴門の渦潮を堪能し、大鳴門橋を経由して淡路島へ渡り3日目の宴会を楽しみました。
来年は今井克幸氏と高橋正志氏が在住する秋田で、8月末に開催される大曲市の花火大会に合わせて44周年同期会を開催することを決定し、来年の再会を期して散会しました。
15期(通称いちご会)の卒後30周年同期会開催報告
2年前くらいのある日、同期の岩見沢市で開業している佐藤清和君となんとなく
「もう、30年だね」
「うん・・・」
「やるかい、今度は幹事2人で・・・」(いつも協力してくれるK君は奥に住まわれて・・・)
「だね。30年だから少し豪勢にやるかい?」
「うん、やるしかないな!」
ということで、人気ホテルのこととて1年前には予約ゲット。
「いちご会」は平成26年9月26日(金)午後6時、JRタワーホテル日航札幌で開催しました。
先生9名を合わせて総勢70名の大宴会。よくぞこの出席率!ありがとう!
30年も経つと顔と名前が一致しないこともありますが、容姿が変わっても段々と分かってくるものです。基本的に声や性格は変わりませんからね。
大勢の出席者でしたが、やはり先生も含めて近況を聞きたいもので、研究室毎に一人1、2分のつもりでひな壇にてスピーチをお願いしましたが、つもる話もあり大幅にオーバーしました。それはそれでよし。
2時間半なんてあっという間でした。締めはやっぱり「酪農賛歌」。肩組んで歌えば昔にもどる、不思議な魔法です。二次会も同じホテル内に設定したので学生はほとんど欠けることなく参加してくれました。皆さんから幹事にねぎらいの言葉も頂き「感激」です。ほんとうに準備が行き届かなくて。受付を手伝ってくれた三木君、岡本真平君ありがとう!
翌日は30名弱でしたが大学病院見学を中出先生、菊池先生にお願いしました。忙しい中ありがとうございました。当日は大学収穫祭ということで食堂にて無料のカレーをごちそうになれました。その後は三々五々解散となりましたが、再開を約束したのは言うまでもありません。40周年も「元気」で会いましょう!
獣医学科8期生卒業40周年記念同期会の開催報告
大学の近隣に住居を構える同期生が中心になって、3回程度新札幌の居酒屋などに集まって色々と打ち合わせをするほか、メールや電話で連絡とりあいながら準備を進め、2014年10月18日に札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北1条西6丁目)で獣医学科8期生(1975年(昭和50年)卒業)の卒業40周年記念同期会を開催しました。
日頃の行いが良いせいもあり当日はまずまずの天気に恵まれたなか、阿部先生(解剖)、湯浅先生(生化学)のご出席をいただき、遠くは熊本、山口、鳥取からも含めて同期生25名(内2名は奥様同伴)の参加がありました。受付の近くに来るまで「はて、誰やら?」と衰えた視力で目を凝らしていたものが声を交わして間近に見れば懐かしい顔で、いつの間にか学生時代と変わらない雰囲気となり、皆、60歳を超えた初老の男女ですが近況報告等を交えながらの楽しいひと時となりました。また、二次会、三次会、N次会・・の豪の者もいたようですが、無事、帰路についてもらえました。
次回は5年後に大阪で開催することを約束して終えましたが、皆が元気に参加できるよう、また、さらに多くの同期生と会えるのを期待したいと思います。(世話代表 野上良邦)
獣医学科3期生同期会開催報告
今年の同期会は、愛知県担当で名鉄犬山ホテルに於いて行ないました。
台風18号の影響で開催が危ぶまれましたが、当日の10月7日(火曜日)は台風一過の好天に恵まれ無事開催の運びとなりました。各自到着前に国宝犬山城・茶室如庵見学、城下町観光、ゴルフ等と楽しまれた様子。
チェックイン後各部屋でくつろぎ、温泉につかり、夕方6:30、ホテル前より屋形船に乗り、ライトアップされた犬山城を眺めながら夕暮れに映える木曽川をしばし遊覧し、そしてお目当の篝火を焚きながら「狩下り」をする幻想的な鵜飼を間近で堪能しました。
午後8時より同期会宴を中村和男の司会進行のもと、これまでに他界した同期生に黙祷、千葉昭弘氏の乾杯のご発声で幕を開け 和気あいあいのうちに進み、恒例の各自近況報告を行いました。その後、来年同期会の福岡開催を確認、再来年は和歌山での開催を決めた頃には早10時前となり、また来年の再会を約し、そして「最後の一人になるまで毎年の同期会開催を!! 」と気勢を上げ、記念撮影をして、1次会を終わりました。
場所を談話室に移し、全員参加で2次会となりましたがこの頃にはそろそろ半世紀に近づいた学生時代の喜怒哀楽の昔話に花が咲き、あっと言う間に午前様、今年の同期会も幕引き、皆、安らかな眠りについたことでしょう。
今回、参加者の談話にも、欠席者の便りにも体調に対する不安が影を落とし、総勢17名と参加者が少なかった事が残念でしたが、健康を維持、回復し、来年多くの友と再会できることを願って筆をおきます。(文責 中村 和男)
大学獣医学科創立50周年記念講演会並びに記念祝賀会報告
第1部 記念講演会
去る10月17日(金)午後1時から黒澤記念講堂を会場に標記の記念講演会が開催された。会場には獣医学類学生や同窓生、学内関係者でほぼ満席に近い600名が集まった。講演者は昨年度、本学を退職された名誉教授の加藤清雄先生(獣医5期)とオハイオ州立大学名誉教授の山口守先生。
田村豊獣医学群長から記念事業の概要紹介を含めたご挨拶のあと、谷山弘行教授を座長に講師紹介ののち講演会が開催された。加藤先生は獣医学科草創期から今日にいたるまでの獣医学科の歩みを「獣医学科50年を振り返る」と題して講演した。
内容は「設置経緯、教室・教員数、施設変遷、男女比、国試合格率、卒業生進路、国際交流、教員と学生の親睦交流、同窓会」の項目について、同窓会報「三愛」からのデータを基に約1時間スライドを用いて紹介した。
獣医師会等の設立反対にも関わらず、酪農民のために設立された獣医学科の歴史を、若かりし頃の現教授陣の写真や教員と学生の親睦交流を交えながら、丁寧にご説明していただいた。時に会場からの笑いや拍手で好評を博した講演会でした。
山口先生は本学の国際交流に大きな貢献をされた方で、現教授陣の海外留学時のサポート、教職員の国際交流や佐藤貢ファンド等での学生等の海外留学サポート等、現在もオハイオ州立大学と本学との懸け橋としてお世話いただいている。会場には先生にご教授いただいた大勢の学生や教職員等の関係者もかけつけていた。
先生は「これからの獣医学」基礎および臨床獣医学の使命と将来展望-という題で講演した。教授陣へは「最良の獣医高等専門教育を授け、資質の高い卒業生を出すこと」と語り、「知の伝承作業が大学である」とも述べ、「大学を知の拡大再生産過程の最も重要な担い手」と定義した。学生に対しては「学ぶことは自ら物事を考え、創造性、独創性を生みだす基本」と語りエールを送った。
講演後は両先生にお世話になった学生から花束が贈呈された。竹花一成 獣医学類長から出席者へのお礼のご挨拶で講演会を閉じた。
第2部 記念祝賀会
18時30分から新札幌のホテルエミシアに会場を移し、教職員、卒業生、学園関係者175名が参加して記念祝賀会が開催された。及川伸教授の司会進行、福本真一郎実行委員長の開会挨拶により開始された。
その後、田村豊獣医学群長、干場信司学長の式辞の後、来賓祝辞では牛尾則文氏(文部科学省高等教育局専門教育課長)が文部行政の立場から、藁田純氏(農林水産省消費安全局畜水産安全管理課長)は獣医師の所轄官庁として、池本卯典氏(私立獣医科大学協会会長)は私立獣医科大学協会の立場から、高橋徹氏(北海道獣医師会会長)は地元獣医師会から、それぞれ示唆に富んだ祝辞を頂戴した。
阿部光雄名誉教授は乾杯のご挨拶の中で、学科設立時の何もない苦労談から50周年をお祝い出来る事を大変嬉しいと謝辞を述べ、乾杯のご発声のあと祝宴に入った。獣医学科50年の歩みの映像が流れる中、教職員や卒業生が思い出話に花を咲かせ、懇親を深めました。
懇親会の中では、獣医学科同窓会から長年にわたり獣医学科同窓会長として尽力した野村武(獣医1期) 大学同窓会校友会会長(元獣医学科同窓会会長)に特別三愛功労賞が南繁会長(獣医6期)から授与された。壇上には1期生も十数名集まり、野村会長の受賞をともにお祝いした。また会場には全国各地、南は沖縄から北海道まで獣医学科OBが集まり、和気藹藹とした語らいが繰り広げられていた。
最後に学園を代表して麻田信二理事長から関係者への謝意が述べられ、全員が輪になり肩を組んで酪農讃歌を3番まで合唱ののち、竹花一成学類長の閉会挨拶により祝賀会を閉じた。
2014年度三愛賞受賞式報告
10月10日(金)午後2時30分から中央館学生ホールにおいて、第9回獣医学科同窓会「三愛賞」並びに第5回「特別三愛賞」授賞式および受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、同窓生、学園関係者約100名が出席した。
本年度の「三愛賞」受賞者は現アグロジャパン学術部部長(元道南農業共済組合家畜部長 大動物臨床研究会初代会長)鶴林正貴氏(1期)。受賞理由は、大動物臨床研究会初代会長等、長年に渡り大動物臨床獣医師として臨床現場での活動が酪農学園大学獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
「特別三愛賞」受賞者は本学名誉教授川上善三先生。受賞理由は本学におけるウィルス学の教員として尽力され、附属図書館の充実発展にも大きく寄与され、同窓生は全国各地で活躍し高い評価を得ており、酪農学園大学と獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
受賞式は菊池直哉教授(同窓会事務局長)の司会で進行し、最初に授賞式が行われ、鶴林氏、川上先生に受賞の楯並びに副賞が南繁獣医学科同窓会会長より送られた。その後、南会長より受賞のお祝いのご挨拶を頂戴した。
受賞者の返礼では90歳になられる川上先生は「1974年に家畜衛生試験場(現動物衛生研究所)から赴任し、同窓会からこうした特別賞をいただけることは大変嬉しい」とお礼を述べた。
鶴林氏は、受賞記念講演「大動物臨床を振り返って」において、学生時代から現在までを大動物臨床研究会を中心にしてスライドを用いて約1時間述べた。
その中で恩師の黒澤亮助先生の「君たちは難産に難産の末生まれた(学科創設)喜び迎えられない子であるので社会の風当たりが強ことを認識して頑張っていただきたい。
また君たちは最高学府出身だが農家の父さん母さんは尋常小学校出が多いので判りやすい言葉で優しく対応することが肝心だ。生涯忘れないでほしい」という言葉を紹介し、創世期の学生が受けた心構えを述べた。
学生に向けて、「獣医学だけではなく畜産、経済、食糧、気象、環境等広く学ぶことの大切さ」を述べ、実社会で出てからは「どこの大学を出たかより、大学をでてからどうしたか」が重要であると語った。
終了後は獣医学科に会場を移し、和やかに茶話会が催され、また夕刻から鶴林氏の受賞祝賀会も開催された。
第17回 白樺会開催報告
今年も、大雨による土砂災害や河川の氾濫、火山噴火など、様々な自然災害が起こる中、卒業生の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。我々、白樺会会員の中にも、東京に降った大量の雹の影響で、病院が被害を受けてしまった病院がありました。自然災害には、なかなか立ち向かう事はできませんが、何とか、無事卒業生の皆さまもお過ごしいただいていれば幸いだと思います。
さて、白樺会も本年度で早くも17回目を迎える事が出来、9月15日に、有楽町交通会館内にあります酪農学園大学東京事務所にて無事開催することができました。当日は、20名の卒業生が参加し、2期から46期までの様々な卒業期の皆さまを迎える事が出来ました。
開会に先立ち、副会長の渡邉守都より挨拶があり、その後、白樺会顧問の森田千春先生、酪農学園大学同窓会連合会会長の野村武先生、関東甲信越同窓会会長の岡田勉先生、酪農学園大学常務理事の福山二仁先生よりお言葉を頂戴いたしました。
その後、獣医学類長の竹花一成先生に酪農学園大学の現況と将来像についてお話を頂き、獣医学組織解剖ユニットにてご研究されているコラーゲンの経口摂取の有用性とエビデンスについて講義を頂きました。続きまして、獣医学群獣医保健看護学類動物看護学ユニットの八百坂紀子先生より、ユニットのお話を頂きました。
白樺会役員たちが学んでいた獣医師の状況とは、多くの変化がありますが、卒業生として、常に獣医師の置かれた立場を理解し、我々も日々変化していかなければと言った気持ちを再認識させられた講義でした。
講義終了後、恒例の懇親会が同会場にて行われ、新たに、46期の先生方が2名参加され、楽しいひと時を過ごすことができました。
このように、盛大に17回目の白樺会を行えましたのも、大学の先生方や、多くの卒業生の皆さまのご協力があってのことと、役員一同、感謝申し上げます。また、来年も開催の折には、より多くの卒業生の皆様に参加していただけるようお願い申し上げます。 (文責 獣医19期 佐藤 至)
2014年度酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告
先月の9月28日名古屋市名駅前の「ウインクあいち」9F908会議室において、学園から福山二仁常務理事、同窓会から野村武会長、大学獣医学群から講師として玉本隆司助教の3名様のご出席を得て、第3回総会と研究会を会員31名の出席のもと午後1時から開催しました。
総会は地塩会永井勝会長の挨拶で始り、加藤正木事務局から①付属動物病院臨床教材ライブラリの配信について②卒業生後継者枠について理事会に各地区酪小獣連名で提出したものの否決されたが今後も継続して提出し続ける必要性③獣医動物看護師の国家試験を経た資格の必要性の3状況報告がなされた。
審議事項では、①2013年度収支決算について小嶋裕隆監事から適正と認める監査報告がされた後、②2014年度事業計画について、2014年度総会・講師玉本隆司助教による小動物臨床研究会を本日開催すること、審議事項では・次期開催日について・次期総会・研究会等開催地について・講義資料のメールによる送付と送付先について審議されたが、・他組織の勉強会研究会と重複を避けるよう調整し会長と事務局に一任、・開催地は交通の便利さと会員の多さから次年度も名古屋市で開催、・資料メール送付は出席者及び欠席者でも希望が有れば送付することで賛成多数で決定しました。
小動物臨床研究会は午後1時30分から、獣医学群獣医学類伴侶動物内科学Ⅱユニット玉本隆司助教により「腎疾患の診断と治療」のテーマで3時間を超え行われ、会員からの質問も多く有り盛況な会になりました。
玉本先生の講義はCKDの定義から起源・ウイルス・CKDの分類から始まり、CKD検出のための検査・GFRを測定するための検査・CKDの治療と進みましたが、玉本先生のお人柄が出た柔らかな雰囲気と話し方、内容も小動物臨床現場に即応出来、参加者全員が引き付けられて講義内容に聞き入っており、とても有意義な研究会で有ったと思っています。
研究会終了後は隣のビル「百楽名古屋店」に会場を移し、懇親会を開催しました。
乾杯の前に野村会長(地塩会顧問)から挨拶と同窓会連合会の設立状況等現状報告が有り、次に福山常務理事から来春卒業する獣医動物看護師の就職状況や社会での意義・国家試験への道筋等学園の対応状況をお話しいただきました。
会の最中は、福山常務・野村会長・玉本先生を囲んで話が弾んでいましたが、玉本先生に講義資料を差し出し先生のサインを貰う会員も有り、和気あいあいの後の日も思いだすであろう会でした、最後は恒例の酪農賛歌を浅井亮太会員の音頭により全員が肩を組み合唱し閉会となりました。(文責 事務局 加藤 正木)
獣医学科四国支部連合同窓会開催報告
台風11号、12号などによる「平成26年8月豪雨」により四国地方は大きな被害を被りました。幸い、同窓生の皆様には直接的な被害はなかったようです。その四国において、獣医師大会および地区三学会開催前日の9月6日(土)に、四国4県の獣医学科同窓会が一堂に会した同窓会が徳島市において開催されました。当日の午後には大粒の雨が地面をたたき、またあの再来かと懸念しましたが、幸い同窓会が始まるまでには上がりました。
同窓会が開催されるにあたり、その前に酪農学園福山常務の呼びかけにより酪農学園大学獣医学科小動物開業臨床獣医師会(酪小獣)設立準備会が開かれ、全四国から10数名の開業獣医師が集まり、酪小獣立ち上げについて話し合われました。北海道の麦の会、中部地方の地の塩会、そして大阪、兵庫、九州・沖縄の酪小獣に続いて6番目の立ち上げとなります。会長には21期香川県支部の入江充洋氏が選出されました。四国内はもちろん全国の酪小獣の皆様と親睦を深めながら、小動物診療技術の向上に務めて頂きたいと思っております。
獣医学科四国支部連合同窓会は上記開業獣医師の皆さんを含め、30名の同窓生と学園から福山常務と菊池が参加しました。たまたま、同じホテルで別の会合に出席されていた元獣医学科教授の中尾敏彦先生と遭遇し、急遽同窓会にも参加していただきました。中尾先生、誠にありがとうございました。同窓会総会は本田武徳島支部長の挨拶から始まり、いくつかの懸案事項について協議されました。その中で、今回のような四国支部連合同窓会を年一回獣医師大会および地区三学会開催時に併せて開くことが決定いたしました。
総会終了後、懇親会が始まり福山常務からは学園の現況を、私(菊池)からは今年が獣医学科設立50周年を迎え、記念祝賀会や講演会が開催されることが報告され、同窓生の皆様の強いご支援をお願いいたしました。続いて中尾先生が乾杯の発声をいただき、2時間に亘って親睦を深めておりました。この間、参加者の自己紹介と近況報告があり、最後に酪農讃歌を高らかに歌い、次回の再会を約束してお開きとなりました。
当然ですが、この会で終わることはなくほとんどの出席者が次の会へとおもむき、翌日の獣医師大会での発表に及ぼす影響も試みず、終始和やかなうちに夜も更けてしまいました。
(文責 獣医学科同窓会事務局長(酪農学園大学獣医学類) 菊池直哉 )