酪農学園大学獣医学科同窓会 栃木県支部総会報告
12月14日(土曜日)14時から宇都宮市内のホテル ニューイタヤにおいて、獣医学科同窓会栃木県支部総会が開催されました。また以下のテーマで研修会も同時に開催いたしました。
①「獣医学科同窓会栃木県支部の今後の方向性について」 渡邊正信(酪農学園大学獣医学科同窓会栃木県支部 支部長)
②「栃木県酪農学園同窓会の活動状況について」 斎藤達夫氏(栃木県酪農学園同窓会 事務局長)
以下に概要をお知らせいたします。獣医学科同窓会は長年にわたり、三期の加藤和彦氏が支部長を務めて下さり活動してきました。しかし、加藤氏が昨年6月に逝去され、同じ三期で加藤氏とともに支部をけん引して下さっていた荒井徹氏も今年8月に逝去されました。
そこで9月上旬に有志により支部体制を強化していくことを協議しました。その結果、10月中には「栃木県支部組織強化委員会」を発足させ、規約の成文化や組織体制確立について話し合い、年内には平成25年度支部総会を開催することを目標として準備をすすめてきました。
総会は12月14日に開催するよう組織強化委員長が招集して、委員会で準備した規約や事業計画などの議案を審議することにしました。総会では全ての議案が可決され、渡邊正信が新たな支部長を務めることになりました。
その後、新支部長から今後の支部活動の方向性について示され、来賓としてご臨席頂いた斎藤達夫氏(酪農学科四期)からは、酪農学園同窓会連合会栃木県支部である「栃木県酪農学園同窓会」の活動状況について紹介していただくとともに、斎藤氏が出席された「創世寮開寮50周年事業」についても紹介された。
診療時間の都合などにより総会だけに参加した会員もいましたが、懇親会では久しぶりに会った同期生や初対面の同窓生など、それぞれに会話が弾んでいました。なかには二次会に場所を移した会員もいたようです。(文責 渡邊正信)
酪農学園大学獣医学科第14期生東北地区同窓会報告
11月2日、岩手県花巻温泉郷台温泉観光荘で昭和56年3月卒の14期生13名が参加し初の獣医科14期生東北地区同期会が開催されました。
はじめに、発起人であるNOSAI山形の加藤氏から今回開催に至った経緯と今後も継続的に開催する趣旨の意見も提案され、満場一致で承認されました。引き続き加藤氏の講演が始まり、「東北地域における産業動物、特に肉牛の疾病の現状について」と題して話題提供があり、全員が聞き入っていました。我々14期では誇れる人物です。
終了後懇親会に移り、東海地区から3名の飛び入り参加もあり、各県から持ち寄った日本酒に舌鼓を打ち、30年前の学生時代に戻った気分で楽しい一夜を過ごすこととなりました。最後は酪農賛歌で締めました。(福島県:菅野美樹夫)
本学獣医学科25期生 落語家・林家 卯三郎一人会を鑑賞して
2013年11月24日昼2時、江別市ドラマシアターどもⅣにて開演、林家 卯三郎一人会(後援:江別市教育委員会・酪農学園大学)を鑑賞する機会があり、円熟味を益して来た噺術に感動しました。ここで獣医学科卒業生としては異色の道で頑張っている酪農学園大学獣医学科25期生の林家 卯三郎(小川 祐之助さん)を紹介します。
小川 祐之介さんは岐阜県出身、1993年に酪農学園大学獣医学科、獣医外科教室、在学中は落語研究会に所属し第25期生として卒業、岡山県家畜保健所にて臨床獣医師として防疫業務に従事する。その後、落語家になる夢を捨て切れず一念発起して1999年29歳で上方落語家・林家染丸一門に入門する。平成24年なにわ芸術祭新人奨励賞受賞して落語家として14年目を迎えている。
年一度は江別に公演に来ており私がこれで4度目になります。24日は「どもⅣ会場」が子供から老人まで幅広い客層で満席になる盛況で、演台は1.「代脈」2.「かぜうどん」3.「抜け雀」であった。特に気に入ったのは、「かぜうどん」のうどんの啜るくだりは、私の好きであった故桂 枝雀さんの演技を彷彿させる演技であった。
公演後、お逢して間近で話して見るに若々しく清潔感溢れる好青年で酪農学園大学同窓会から贈呈した花束の前で記念写真を撮り、「卯三郎さんの活躍は酪農学園大学の誉れである」と励ましの言葉を贈り再会を誓い別れた。(文責 酪農学園同窓会連合会 会長 野村 武 )
第17回林家卯三郎(本学獣医学科25期)一人会(11月23日、24日)のご案内
11月23日(土)19時00分開演(開場30分前)、24日(日)14時00分開演。
ドラマシアターどもⅣ(江別市2条2丁目7-1 江別駅徒歩5分)において、本学獣医学科1993年度卒のOBで,当時落語研究会に所属し、現在、落語家としてご活躍の林家卯三郎(小川祐之介氏)による第17回一人会が開催されます。後援は江別市教育委員会・酪農学園大学。
初日の演台は「三十石夢の通い路」他2席。2日目は「抜け雀」他2席。異色OBの上方落語をご堪能下さい。
酪農学園大学獣医学科第1期生45周年同窓会開催報告
平成25年10月26日(土)、KKR札幌に於いて、45周年記念同窓会を、33名中20名の同窓生が集い、お亡くなりなられた先生、仲間に黙とうを捧げ、同窓会を開催しました。
45年振りに顔を合わせた仲間もおり、昔話に花を咲かせながら楽しい一時を過ごす事が出来ました。
翌日は、片桐先生のご案内で大学病院を見学し、同窓会会長室に飾られた「山下正亮先生」の胸像を拝見させて頂き、生前の御姿を偲びました。 (文責 世話人代表 木村 修一)
酪農学園大学獣医解剖学教室同門会開催報告
酪農学園大学獣医解剖学教室同門会を10月11日(金)新札幌のシェラトンホテル札幌にて出席者60名で開催した。
今回は、阿部光雄先生(酪農学園大学名誉教授、同門会顧問)の獣医学科同窓会特別三愛賞受賞記念祝賀会も兼ねて行った。開会に当たり、竹花一成先生(同門会会長)より挨拶と受賞の経緯、お祝いのお言葉があり、平賀武夫先生からも祝福のお言葉があった。次いで、阿部先生より受賞のお礼や近況などのお話しがあり、乾杯の後、参加された方々よりテーブルスピーチがあった。
終始楽しく和やかな雰囲気の中、話しは尽きないようであったが、阿部先生の益々のご健康を祈り、また、参加者一同のご多幸とご発展を祈念して閉幕した。(文責 植田弘美)
小動物開業医会中部(地塩会)総会・研究会報告
中部地区小動物開業医会(地塩会)の2013年度総会・研究会が10月27日(日)、名古屋駅前地区にある名古屋市ウインクあいちを会場に28名の出席者により開催された。本学からは福山二仁常務理事、講師の山下和人獣医学群教授、浦川が出席した。
午後1時より加藤正木氏の進行で総会が開催された。報告事項として事業報告、会計報告、監査報告が行われ、拍手で承認された。審議事項では会の名称を「小動物臨床医会(地塩会)」から「酪小獣地塩会」に変更が提案され承認された。また「事務局および事務局長」の文言が会則に追加された。役員では岩佐達男氏が副会長に追加承認された。
その他、会計年度の変更や総会成立要件の提案があり、原案どおり承認された。
総会終了後、休憩を挟んで研究会が行われた。「周術期疼痛管理」について山下和人教授より、100枚を超えるPPTにより3時間を超える研修が行われた。開業医の先生方からも質問が多数あり、大変盛況な研究会であった。
研修概要は痛みの伝達経路:導入・伝達・修飾・投射・認知の生理学をわかりやすく紹介した。次に週術期疼痛管理として術後疼痛の痛みレベル評価・先取り鎮痛・マルチモーダル鎮痛・CRI・局所ブロック等を紹介した。最後に本学附属病院での診療活動概要を症例等により紹介した。
研修会終了後は会場を移して懇親会が開催された。永井会長のご挨拶ののち、福山常務より周年事業含めた学園の現況報告が行われた。岩佐達男副会長の乾杯により懇親会が和やかな雰囲気で開催され、最後は恒例の酪農讃歌で閉会となった。
獣医学科25期生20周年同窓会の開催報告
去る10月13日、獣医学科25期生20周年同窓会が開催されました。種池先生と新山先生のご出席を頂き、黒沢記念講堂において記念礼拝を行った後、中出病院長と山下先生のご厚意で、日曜日にも関わらず病院見学をさせて頂きました。施設・設備の拡充に、出席した同窓生も非常に感慨深げな様子でした。
その後、会場を定山渓に移し、恩師の種池先生、新山先生、谷山先生、中出先生、山下先生にご出席いただき、大宴会が開催されました。54名の同窓生とご家族を含め80名近い大宴会でした。恩師の先生方にご祝辞を頂戴し、その後は、近況報告やビンゴ大会等で大いに盛り上がりました。会場を移しての二次会では、廉澤先生にも駆けつけて頂き、さらに楽しい時間を過ごすことができました。
お忙しい中、同窓会にご出席くださった先生方に感謝申し上げますとともに、遠くから本同窓会に出席して下さった、同窓生各位に感謝申し上げます。
10年後の30周年には元気にお会いしましょう!(発起人 永井辰弘・佐々木康・樋口豪紀(文責))
千歳市獣医師会セミナー開催報告
千歳市内の開業獣医師で組織される千歳市獣医師会では、小動物臨床の獣医学的知識の向上のため、会の活動のひとつとして年に1~2回、大学教員に講師を依頼したセミナーを開催しています。
今年は10月7日(日)午後8時から、千歳市内のホテルグランテラス千歳にて開催され、本学出身の千歳市、恵庭市、北広島市の開業獣医師および勤務医、16名が出席しました。
今回は伴侶動物医療学分野の上野博史教授に、「運動失調をみとめる犬-椎間板ヘルニアなのか否か-」という演題で、一見すると椎間板ヘルニアであると誤診しがちな難しい症例2例について、大変解りやすく解説して頂きました。参加者からは「楽しい講演だった」という感想が多くありました。
約2時間半の講演の後、同ホテル内にて、立食形式の懇親会が催されました。上野教授には参加した先生方から数多くの質問が相次ぎました。途中、各参加者がそれぞれ自己紹介をし、上野教授の講演に感謝の意を表しました。懇親会は約1時間の歓談の後、閉会しました。 (文責 伊藤 直子)
獣医学科三愛賞授賞式報告
去る10月11日(金)午後1時から中央館学生ホールにおいて、第8回獣医学科同窓会「三愛賞」並びに第4回「特別三愛賞」授賞式および受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、学園関係者約100名が出席した。
本年度の「三愛賞」受賞者は独立行政法人動物衛生研究所 前所長 濱岡隆文先生(11期))。受賞理由は、農研機構 動物衛生研究所での基礎研究から診断・予防にいたる試験・研究の責任者として大いなる手腕を発揮し、酪農学園大学獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
「特別三愛賞」受賞者は本学名誉教授 阿部光雄先生。受賞理由は獣医学科創設期の教員として設立当初より尽力されその発展に大きく寄与され、同窓生は全国各地で活躍し高い評価を得ており、酪農学園大学と獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
受賞式は菊池直哉教授(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医学科同窓会会長よりご挨拶を頂戴したのち、授賞式が行われた。受賞者の返礼では阿部先生は「「妾の子」としてスタートした学科開設時の苦労談を述べ、同窓生から特別賞をいただけることがなりより嬉しい」とお礼を述べた。
濵岡先生は、受賞記念講演「研究が社会に果たす役割-動物衛生研究所を例として」において、学生時代のエピソードを冒頭に話したのち、動物衛生研究所における研究が社会に果たす役割について様々な観点から約1時間述べた。
そのミッションを1)研究開発 2)家畜を守る(伝染病の侵入防止)とし、350人のスタッフと45億円の予算について、家畜・畜産の持つ公共性や人類の食料としての公共財の観点から、社会的役割を明確にすることでコスト負担等を社会が認める組織であることの重要性を説いた。
また学生には、社会に出てからの方が、さらに勉強しなければならないと激励のエールを送った。閉会にあたって干場信司学長より受賞者へのお礼のご挨拶を頂戴した。終了後は2階談話室に会場を移し、和やかに茶話会が催された。