地塩会の総会・研究会を平成29年11月5日、愛知県JR名古屋駅前の「ウインクあいち」(愛知県産業労働センター)9F905会議室を会場に、研究会講師として本学獣医学群伴侶動物内科学Ⅱ准教授の堀泰智先生をお招きし午後1時~5時の4時間に亘り開催しました。総会は永井勝会長の挨拶に始まり、進行を事務局に一任いただき報告事項・審議事項・その他と進行した。
1. 報告事項
① 平成28年10月30日愛知県JR名古屋駅前の「ウインクあいち」(愛知県産業労働センター)9F908会議室にて、総会と研究会を午後1時から5時までの4時間に亘り開催しました。
② 研究会講師として本学獣医学類伴侶動物内科学Ⅰ准教授の前原誠也先生をお招きし、「眼科の基本的な検査と前眼部(眼瞼・結膜・角膜)疾患について」をプロジェクターで118枚のスライドを駆使されて講義を頂きました。
③ 附属病院臨床教材ライブラリの配信について
平成28年1月8日「口腔MM 上顎骨~頬骨切除術」「口腔歯原生腫瘍上顎骨尾側・頬骨切除」が配信された後、11月1日に「肺葉切除 右後葉+副葉」「前立腺癌 膀胱・前立腺・尿道全摘」「尿道全摘」「甲状腺癌両側全摘」「断脚術」の配信が可能になった。
④ 酪小獣九州ブロック大桑 真代表理事から9月27日付で「酪小獣技術研修会への講師派遣助成打ち切りに対する対応について」の文書を頂いた、これについては11月6日4期同期会が福岡県久留米市で開催された折、大桑代表理事他1名と永井会長と加藤が詳細な経過を伺い、竹花学長に伝達しました。
2. 審議事項
① 2016年度(平成28年度)収支決算について : 会計報告を行い全出席者の了承を得た。
② 2017年度(平成29年度)事業計画について : 本日11月5日総会・小動物臨床研究会を開催する。
③ 役員改選
永井会長と事務局長加藤は3期6年在任となったので両名から新体制を求める発議をし、会長に岐阜県岩佐達男氏(現副会長)、事務局長に愛知県浅井亮太氏を選出した後、ご両名から抱負の言葉を頂きました。
役員改選で新体制になりましたので、2017年11月5日現在の役員名簿を全会員に通知することとします。
④ 地塩会の運営・在りかた・現状の如何
⑤ 連絡網の見直し
④と⑤について、加藤から参加人数が毎年少しずつ減少傾向にある事・新しい卒業生の加入が殆ど無い事を申し上げ、如何に卒業生の認知を得られるかを考えると、現在は中部7県地域割りをして幹事を置き担当会員に情報の伝達・収集をお願いしているが、卒業期数単位で幹事を設置する形に変更したらどうかと提案をしたところ出席会員からも賛同の意見がなされ、新会長新事務局長お二人から検討をすると言うご発言を頂きました。
3. その他
付属動物病院臨床教材ライブラリの配信について、母校と卒業生を繋ぐ有効なツールなので、ETCからメールにて配信連絡が有り次第、接続して利用して欲しい旨を会員にお願いをした。
小動物臨床研究会は、堀泰智先生が「犬の心臓病の診断と治療(循環器バイオマーカーを中心に)」についてスライドを駆使されて、分かりやすく丁寧な講義をされました。
堀泰智先生は北里大学獣医畜産学部獣医学科卒で日本獣医循環器学会・動物臨床学会等でご活躍中の新進気鋭獣医学博士であり、現在は本学伴侶動物内科学Ⅱユニット准教授を務められておられます。
講義の内容は、心臓バイオマーカーの臨床応用・ピモベンダンの適応・ACE阻害薬の今後等々にわたり、診断・治療法と経過を軸に循環器検査と言えば心エコー図検査であるが、循環器検査には重症度を評価する方法として「心臓バイオマーカー」が有りとして、その特性を詳細に話されとても有意義で有りました。
会員からは臨床医ならではの質問が多くあり、先生から的確なお答えを頂き、会員からは満足した感じが伝わる非常に良い研究会であったと思っております。
会場は殆どが堀先生より年配の卒業生で有るに関わらず、歳の差を感じさせない質問と回答のやり取りで有り、充実した質の高い研究会で有りました。
懇親会は午後5時から7時までの2時間で恒例の「百楽」で開催しました。
岩佐達男新会長の開会挨拶永井勝前会長の乾杯で始まり話が弾み、堀先生の周りには会員が常に取り巻き、会員が講師の先生から何かを得たい親しくしたいという雰囲気が強く出た実りのある会で有りました。
最後は恒例の酪農賛歌を全員で肩組み全3番まで歌い終了しましたが、堀先生も一緒に肩を組み微笑みながら歌っておられたのが非常にうれしく感じ、講師と会員が酪農学園精神で一つになった良い懇親会でした。 (文責:前事務局長加藤正木)
10月6日(金)午後1時10分から中央館学生ホールにおいて、獣医学科同窓会主催の第12回「三愛賞」並びに第8回「特別三愛賞」および「特別功労賞」の授賞式並びに受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、同窓生、学園関係者約170名が出席した。
本年度の「三愛賞」受賞者は独立行政法人医薬基礎研究所霊長類医科学研究センター長・三重大学大学院医学系研究科大学院教授 保富 康宏氏(17期)。
保富先生の受賞理由は、本学博士課程を修了後、ハーバード大学に渡り、その研究成果を認められ助教授に、その後帰国してからは三重大学大学院教授及び国立研究開発法人霊長類医科学研究センター長としてその卓越した研究成果で数々の賞を受賞されました。獣医学科卒業生として全く新しい道を開かれた功績によるものです。
「特別三愛賞」受賞者は本学名誉教授で獣医学科獣医生化学教室初代教授湯浅亮先生。湯浅先生の受賞理由は、獣医学科同窓会に対し、長年にわたり親睦活動に貢献したいただいたことによるものです。
「特別功労賞」受賞者は獣医学科同窓会初代会長野村武氏(1期)。野村氏の受賞理由は、 獣医学科同窓会設立いらい33年に亘り、会長としてリーダーシップを発揮し固い絆の同窓会を作り上げてくれた功績によるものです。
授賞式は三好健二郎講師(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医学科同窓会会長より受賞者の紹介とお祝いのご挨拶を頂戴した。次に授賞式が行われ、湯浅先生、野村氏、安富氏に受賞の賞状並びに副賞が南会長より送られた。
受賞者の返礼では湯浅先生は「同窓会から特別賞をいただけることは大変嬉しい。獣医学科同窓会。万歳」とお礼を述べた。
野村武初代会長への「特別功労賞」の授賞はすでに獣医学科創立50周年時に行なわれていたが今回、講演会が新たに設けられた。受賞記念講演は「33年間の会長時代を振り返る-獣医学科同窓会の創成期-」と題して行なわれた。スライド(年表と写真)により創成期からの歩みを時系列的に振り返りながら開設当時の様子を紹介した。
「三愛賞」の受賞記念講演は、保富先生から「生命科学研究における獣医」と題して約1時間、ご自身の経歴や研究歴を交え、円形脱毛症に2度罹りながらの苦労話も紹介していただいた。先生は研究分野における「獣医」であるから出来ることを国際的な視野から紹介していただき、学生に対しても有意義な講演だったのではと思います。
当日は研究歴の一端をスライドで分かりやすくご紹介いただいた。本学卒業後、抗酸菌を用いた癌免疫療法の研究で大阪大学博士課程へ、その後国内での就職を排除してPreprintにより求職しハーバード大へ、帰国して三重大へ、その後、医薬基礎研究所霊長類医科学研究センター長を兼任。課題山積、紆余曲折の末、新感染症施設を建設(世界最大規模)。研究の基本は免疫学でありワクチンの開発に着手。アジア感染症会議に参加等。
講演会終了後は2階の談話室に会場を移し、和やかに茶話会が催された。また夕刻には受賞者を囲んでの17期同期生や恩師との懇親会も開催された。
2017年9月30日(土)13時から17時まで、有楽町の東京交通会館11階の酪農学園東京オフィスを会場に第20回の節目となる白樺会セミナーが開催された。
白樺会の代表幹事は河野勝氏、幹事は高橋恒彦氏。参加者は20名で本学から山下和人獣医学類長と内田玲麻講師が講師として出席した。
講義①として山下和人先生(獣医学群獣医学類伴侶動物医療分野)は13時~15時まで
講演テーマ「犬猫の心肺蘇生ガイドライン」
講義②として内田玲麻先生(獣医学群獣医学類獣医共通感染症ユニット)は15時~17時
講演テーマ「節足動物により媒介される人獣共通ウイルス感染症 最近の知見」
(文責 大橋 透)
獣医学科同窓会「三愛賞受賞式」開催のお知らせ
三愛賞は獣医学科同窓会が、毎年、素晴らしい仕事をされている卒業生を表彰しているもので、今年で12回を数えます。
今年度の受賞者は17期(昭和59年卒業)の「保富康宏氏」です。
保富さんは酪農学園大学獣医学研究科博士課程をご卒業後、ハーバード大学でエイズウイルスの研究をされて、ハーバード大学助教授、帰国されてからは三重大学医学部教授、つくばの医薬研究所センター長として活躍されています。
当大学OBとして新しい道を切り開かれました。
学生諸君にとっても、素晴らしいお話が聞けると思います。
下記のとおり開催いたしますので獣医学科関係者だけでなく、他の学部の方々や同窓生、学園関係者もお誘い合わせのうえ、ご参加下さい。
記
日 時 :10月6日(金) 13:10~14:30
場 所 :酪農学園中央館 学生ホール
なお同時に特別功労賞、特別三愛賞の表彰も行われます。
酪農学園大学獣医学科同窓会
会長 南 繁
平成30年2月10日(土)から12日(月)まで平成29年度日本獣医師会獣医学術学会年次大会が大分県別府市で開催されます。
それに合わせて、「酪農学園大学獣医学科同窓会交流ブース」並びに「同獣医学科同窓会」を大分県支部の企画により、開催いたしたいと存じます。
当日、温泉県大分、湯の街「別府」にて、皆様のご参加をお待ちしております。何かとご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご出席下さいますよう重ねてお願い申し上げます。
酪農学園大学関係者交流ブース(ご自由にお立ち寄りください)
日時 平成30年 2月10日(土)13:00~18:00
会場 別府国際コンベンションセンター B-CON PLAZA
〒874-0828 大分県別府市山の手町12番1号
TEL (0977)-26-7111 FAX(0977)-26-7100
酪農学園大学獣医学科同窓会(参加申込みをお願いします)
日 時:平成30 年2 月10 日(土) 19:15~
場 所:別府温泉 「ホテル ニューツルタ」 (ビーコンプラザから約2キロ、別府駅から600m)
アクセス http://www.newtsuruta.com/access/
〒874-0920 大分県別府市北浜1-14-15 TEL(0977)22-1110 / FAX(0977)21-1019
会 費: 7,000 円
参加申込み先:酪農学園大学獣医学科同窓会 大分県支部 (事務局担当:柴 信仁)
e-mail : nanon2263@gmail.com FAX:(097)-574-7236
FAXもしくはメールで、氏名・住所・電話・FAX・メールアドレス・卒業年を明記してお申込みください)。 なお、会場の準備の都合がありますので、平成30年1月16日までに参加申込ならびに会費の事前振込をお願いします。
振込口座:ゆうちょ銀行 総合口座 (記号) 17200 (番号)24619991
酪農大獣医科同窓会大分県支部 あて
問い合わせ先: 同上 担当:柴 信仁
TEL(097)-541-7226 FAX(097)-574-7236 e-mail : nanon2263@gmail.com
酪農学園大学獣医学科同窓会in大分 参加申込書
酪農学園大学獣医学科同窓会 大分県支部 事務局 あて
TEL 097-541-7226
FAX 097-574-7236
e-mail : nanon2263@gmail.com
日 時:平成30 年2 月10 日(土) 19:15~
場 所:別府温泉 ホテル ニューツルタ アクセス http://www.newtsuruta.com/access/
〒874-0920 大分県別府市北浜1-14-15 TEL(0977)22-1110 / FAX(0977)21-1019
会 費: 7,000 円
申込み日 年 月 日
卒業年 | 期 年卒 |
フリガナ | |
氏名 | |
フリガナ | |
旧姓 | |
住所 | 〒 |
電話番号 | 携帯番号 |
なお、会場の準備の都合がありますので、平成30年1月15日(月)までに参加申込ならびに会費の事前振込をお願いします。
振込口座:ゆうちょ銀行 (記号) 17200 (番号)24619991
酪農大獣医科同窓会大分県支部 あて
平成29年2月24日から3日間標記大会(石川)が開催され、全国から2千人を超える獣医師及び関係者が金沢に参集し、それに併せて、2月24日に獣医学科同窓会を開催いたしました。
事前に、準備委員会として打合せを3回ほど行い、同窓会の実施内容、役割分担、人員配置などを決定し、それぞれが準備して参りましたが、当日も含めて、なかなかそのとおり行かないのが年次大会のようです。
懇親会も、当初予定していた会場では入りきれないとのことで、急遽2Fから4Fの一回り大きい会場へと変更させていただくことになりました(それでもすし詰め状態でしたが・・・・)。
私は総合司会を任されておりましたが、年次大会8会場の一つで3日間を通して進行を任されており、当日も午後6時半までの予定を超えることとなった時点で、同窓会代表幹事である13期村上俊明先生の電話指示の下、座長と時計係に後をお願いして任務放棄、開宴の午後6時半から少々遅れて同窓会場にダッシュで向かったところすでに集合写真撮影の最中、これが1発目のトラブルでした。
終了を待つ間、進行の段取りを頭の中で再確認していたところ、来賓としてお迎えし挨拶をいただくことになっていた日本獣医師会顧問の4期北村直人先生が、急遽別席参加のため出席できないことが伝えられ、えーっ、そうなの?が2発目のスケジュール変更トラブル、まあこういうことはままある。
撮影終了後会場整理にホテル側が慌ただしく動いている中、カメラ係が飛んできて写っていないとのこと、えーっ、絶句!いきなり3発のトラブル発生です。ホテル側に再度の設営をお願いし、「申し訳ございません、只今の撮影は写っておりませんでした。リハーサルだったと思っていただき、ご参集の皆様、もう一度ご登壇下さい。」が総合司会の第一声となりました。
さて、いよいよ開宴です。同窓会石川県支部長である8期藤井謙芳による歓迎挨拶に引き続き、竹花一成学長による挨拶及び学園の近況報告をいただきました。学長は11期で、一桁期が知的で紳士的だった中で、私の記憶ではその年代は猛者や侍が多く、学長も当時は数多くの逸話を耳にした中の一人です。その先輩もいまや頭も変わり果て、体も細くなり、どこか悪くされているのかと心配になりましたが、一旦喋り出すやいなや、こんなに語りが流暢だったかな?あれやこれや当時を思い起こしながら、妙な感慨に耽っておりましたので、何を語られたのか全く覚えておりません、次の機会にはしっかり聞かせていただきます。
菊池直哉先生の乾杯の発声を待ちかねていたように、一気にボルテージが上がり、同志達は旧交を温めるのに夢中で、ほとんど収拾がつかなくなりました。そんな中で、1期大川三樹彦先生が参加されており、創生期の状況やご苦労を伺う機会を得ました。そのほか、ご参加の先生方やご参集の皆様全員にご登壇いただき、北は北海道から南は鹿児島まで各県の近況報告をいただこうと目論んでおりましたが、話を聞いている方がほぼいない状態となってしまい、すぐ止めにして、また、県内の地酒を10本ほど並べておりましたので、きき酒会が勃発しており、私もその騒ぎの中に入ることにしました。
途中、料理が完食されるやら、赤字覚悟で追加注文の支部長英断を下すやら、スタートでつまずいたことからホテル側に後に何も予定がないことを確認した上で時間延長をお願いするやら、他大学からの乱入も受けながら、最後は、小岩政照先生の音頭で、大輪を作り、肩を組み合い「酪農讃歌」締めとなり、大合唱、大盛況の内に終了することができました。
次年度は大分県で年次大会が開催されることになります。大分県支部の皆様、段取りはあってないが如くで、アドリブ一発です。くれぐれも声のデカい方が司会進行されることを、切に願っております。
最後になりましたが、おかげさまで90名を超す全国の同窓生、学長はじめ大学の先生方の参加をいただき大盛況のうちに終えることができましたこと、改めましてご参集の皆様に感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 (文責 石川県支部 吉田裕行(13期) )
レッドベリー林家卯三郎 春の会
3月25日(土)15時00分開演(開場30分前)
レッドベリースタジオ(札幌市西区八軒2条西1丁目札幌琴似教会裏)
演目は「崇徳院」他お楽しみ
第24回 林家卯三郎一人会!
3月26日(日)14時00分開演(開場30分前)
ドラマシアターどもⅣ(江別市2条2丁目7-1 江別駅徒歩5分)において、一人会が開催されます。
演目は「蜜柑屋」、「子は鎹」他お楽しみ
後援は江別市教育委員会・酪農学園大学。異色OBの上方落語をご堪能下さい。
「詳細は林家卯三郎公式サイトをご覧ください→ http://usaburo.net/