
「2017/03/05山口大学動物医療センター総合臨床セミナーに酪農大学前原誠也先生がお見えになりました。山口県内はもとより九州からもたくさんの先生方が出席されていました。テーマは「緑内障の診断と治療」。
日ごろ取り組まれている緑内障の治療について貴重なお話がお聞きできました。久しぶりに酪農大の先生らしい体力勝負の体育会系の講演に出席者は圧倒されていました。また講演の後にはたくさんの質問にとても丁寧に対応されていました。
また、現在山口大学で活躍中の34期伊藤良樹先生の講演も実施されました。テーマは「一般診療施設で可能な眼科検査」です。
日常の眼科診療において結膜と角膜の細胞診について丁寧に講義していいただきました。山口をはじめ多くの地域からの二次診療を気持ちよく丁寧にお受けいただき患者さんからも絶大の信頼を受けておられます。非常に誇らしい思いでおります。
これからもお二人の活躍を期待しております。(文責山口県同窓会支部長市岡貴典)」
酪小獣 大阪会では、去る2月19日(日)に大阪市内で、総会ならびに講習会、懇親会をおこないましたので、御報告致します。
当日は、大阪府以外の兵庫、奈良、和歌山各県からの参加もあり、総勢28名の同窓生が集まりました。若い方々にも参加いただき、会としては明るい兆しです。また、会場をホテルから公益社団法人大阪市獣医師会の御好意で、同会セミナー室に変更し、経費節減に努めました。
ただ、残念なことに今回は、大学同窓会より役員の方の出席がありませんでした。今年で発足5年になりますが、今回が初めてです。酪小獣は職域別同窓会として位置づけられていたはず。その総会に大学側から誰も来られないとなると、一体私たち同窓生は、どうやって大学と関係を構築すればいいのでしょうか?甚だ疑問で、この件についての大学側の正式な見解を聞きたいものです。![]()
そんな中、講師としてお越しいただいた伴侶動物外科学教授の上野博史先生の穏やかでほのぼのとした人柄には救われました。おかげで終始和やかな雰囲気で、講習とお酒は飲めないそうですが、酔っぱらいの相手を最後までしていただきました。今後の同窓会の在り方を考えさせられる、ある意味で良い機会となりました。
毎年2月4、5日と地方試験があり、それに合わせて2日に福岡で同窓会を行いました。本学からの3名の先生方と、九州連合からの樺木野さんを含む総勢18名で、福岡で有名な“水炊き いろは”で開催いたしました。
初めに樺木野さんから、2016年12月に河野福岡三愛会長の急逝のことをお話しいただきました。
酪農の先生方からは大学の近況報告と、少子化による受験生の減少、酪農学園大学動物病院の増築完了、次回は肉製品乳製品プラントをお願いしているなどのお話がありました。
その後は食事をしながら皆さん語らいあっており2時間があっという間に終了となりました。
また来年は皆さん元気で開催を誓い合ってのお開きとなりました。
(文責 福岡三愛事務局:大久保 利秀)


まず、田村教授はスライドを用いて、ご自身の経歴を紹介。内科学教室で高橋清志先生に学び、農林水産省動物医薬品検査所に入省。気腫疽菌、緑膿菌、薬剤耐性菌等を研究。JVARMの設立に携わった。
2004年本学獣医学科教授で着任。研究テーマは「生態系における耐性菌のヒトにいたる経路の解明」。モットーは「良く遊び、良く学べ」。学生に対しては「Only Oneをめざして仕事を楽しむ」ことを餞の言葉に贈った。

横田教授は生化学への興味をもったきっかけや本学着任時に頂いた研究テーマ「UDP- クルクロン酸転移酵素の解析」も含めて薬物代謝酵素研究の課題として、UGTの役割と誘導性、広い基質特異性、潜在性、起源と本来の役割について紹介した。
獣医学科「2017山口県同窓会」
平成29年1月27日、長門市吉亀旅館にて小岩政照教授をお迎えして同窓会が開催されました。
小岩先生はJA下関主催の講演会の終了後、同窓会に参加いただけました。出席者は獣医学科卒業生14名が駆けつけてくれました。会場は明治47年から営業されているお部屋で行われました。
県内在住の2名の小岩先生の同級生も参加され学生時代のお話に花が咲き40年前の学生時代ににタイムスリップされていました。
長門市の食材を使った食事と先日プーチン大統領も絶賛されたお酒たっぷりと堪能することができました。
小岩先生また参加者の皆様またお会いする日を楽しみにしております。(文責 市岡貴典)
1月26日(木)午後3時から学生ホールを会場にして獣医細菌学ユニットの菊池直哉教授の最終講義が行なわれた。会場には学生や教室OB、学内教職員等100名近い関係者が訪れた。演題は「細菌とともに歩んで42年」。

大らかな学生時代の様子や獣医学科の概要説明、家畜微生物学教室から獣医細菌学ユニットの歩みを順に紹介した。
また家畜外科学から家畜細菌学へ、実習から研究へ、学科の変遷等ではご自身の専門外分担当でのご苦労や獣医学科発足当時の概要説明をまじえながら貴重な写真等も紹介していただいた。
また、菊池教授への感謝をこめて、「ボランティアドックの会」南代表から記念品と花束、「細菌学ユニット」の学生から記念品が贈呈された。

平成28年11月20日(日)に酪小獣 大阪会では、所用で大阪に来られた中出哲也先生の還暦祝賀会を大阪市内の中華料理店でおこないました。
当日は18名の会員が集まり、中出先生を囲み和やかな雰囲気で祝いました。
なお、翌日は大阪府下のゴルフ場にてゴルフコンペもおこなわれました。(文責 泉谷泰弘)
会の冒頭では、去る8月2日にご逝去なされました酪農学園大学名誉教授阿部光雄先生(満85歳)への黙祷を行いました。阿部先生からは、直筆で欠席のご返事をいただいておりました。実はそのお返事は、消印が入院される2日前だったのです。おそらく体調が良くないにもかかわらず、我々教え子のことを思い返信いただいたはずであり、その事に一同感動致しました。ここで少ししんみりしてしまいましたが、種池先生の素晴らしい乾杯の音頭のおかげで会は和やかにスタートいたしました。
会の開催中は、幹事の御家瀬君が作ってくれた同期生の学生時代を中心としたスライドショーを上映しました。旧友達は、時折その画像に目を止めながら昔話に花を咲かせました。出席者の中には、卒業以来の人、10周年同窓会ぶりの人、つい最近の学会で一緒だった人など各々の時間を過ごしてきたはずなのですが、再開して5分も経たないうちにその時間達は同期され止め処のない会話で盛り上がりました。やはり、6年間の学生生活で培われた絆の力には驚かされました!卒業して20年経ち、各々の人生を送って来ましたがこうしてみんなで集まれたことの幸せを感じました。こうして楽しい時間はあっという間に過ぎました。
1次会の最後は、加藤先生の音頭で酪農賛歌を歌い、締めとして竹花先生に3本締めを仕切っていただき無事終宴を迎えました。その後2次会を同ホテル内で催したのですが、やはり皆話し足りなかったようで51名もの同期生と竹花先生、山下先生が参加して下さり、更に大盛り上がりとなりました。
最後になりますが、お忙しい中にも関わらず会に参加下さいましたOB、現役の先生方に感謝申し上げます。また、残念ながら参加がかなわなかった先生方からもお祝いのお言葉などをいただき本当にありがとうございました。もちろん参加してくれた同期生の皆にも感謝していますし、今回参加出来なかった人も次の機会には是非参加して下さいね!ということで、先ずこれからの10年が皆にとって充実した人生となりますことを祈りつつ稿を締めたいと思います。本当にありがとうございました。次は30周年、、、かな(笑)
(幹事 御家瀬尚、三好健二郎、杉浦岳 (文責)三好健二郎)
10月30日(日)に第5回酪小獣九州ブロック診療技術研修会が、福岡市のホテルクリオコート博多にて開催されました。
講師には、第4回に引き続き、酪農学園大学獣医臨床腫瘍学教室の廉澤剛教授にお越し頂きました。
23名の会員の先生方にお集まり頂き、午後1時に開会されました。初めに、今年4月より前代表理事の片岡理事の後任として大桑が代表理事に就任したことをご報告させて頂き、早速講義を始めていただきました。
前半の肥満細胞腫については、基本的な事から、高ヒスタミン血症と予後の関係、広範囲切除する重要性とそのポイント、さらに最近注目されている分子標的薬、特にイマチニブの効果と手術との併用などについて、実際の症例をもとにご説明していただきました。
後半の乳腺腫瘍については、切除する範囲を決定する判断の難しさと拡大手術の重要性、リンパ節の切除の方法とそのメリットとデメリット、さらに炎症性乳癌の治療は術後放射線療法と化学療法を併用しても困難であること、などを実際の症例をもとにご説明していただきました。
どちらの腫瘍も、日頃の診療で遭遇する機会が多い腫瘍であり、今後の診療に大変役に立つ情報を知ることができました。出席された先生方も皆様ご満足されたご様子で、各講義後にはそれぞれ活発な質疑応答がありました。
引き続き、前代表理事の片岡氏の発声により懇親会が開催され、和気あいあいとした雰囲気のなか、大学の近況や同窓生同士の近況の話に花が咲き、最後は全員で酪農讃歌を合唱して閉会となりました。(文責 大桑 真)