酪農学園緑風会近畿地区設立総会報告
6月29日(日)10:30から神戸市元町地区にある「パレス神戸」を会場にして、緑風会(教員OB会)近畿地区設立総会が24名の出席者により開催された。
本学からは干場信司大学学長、小山久一同窓会副会長、浦川が出席した。緑風会本部から西田丈夫緑風会本部会長、同窓会連合会近畿地区から山本浩光地区会長が出席した。
会は吉田文三氏(大阪)の司会で進行し、澤竹孝幸氏(和歌山)から開会のことばを頂戴し、来賓出席者を河野雅晴氏(兵庫)が紹介した。
講話(1)では、「大学の近況」について干場学長が大学再編の内容や現況をPPTを利用してわかりやすく紹介した。講話(2)では、「大学と緑風会の連携事業の紹介」と題して、西田本部会長から緑風会の成り立ちから現在までの主な活動内容について配付資料により紹介した。
続いて行われた講演では「農ク、プロジェクト発表の指導を振り返る」と題して、京都桂高校佐藤庸平教諭が全国大会で最優秀賞を受賞した「京の伝統野菜「山科ナス」について」の発表における生徒への指導経過を丁寧に判りやすく説明していただいた。
設立総会では、まず、(1)近畿地区緑風会発足の経過説明が河野雅晴氏から行われた。(2)議長選出では新見朋一氏(兵庫)を選出した。(3)近畿地区緑風会の会則(案)が提案され、拍手で承認された。(4)役員(案)では、下記の方々について提案し承認された。役員を代表して河野会長が就任挨拶を行った。
会長に河野雅晴氏、副会長に澤竹孝幸氏、監事に吉田文三氏、理事に岩田薫氏(兵庫支部長)、佐藤庸平氏(京都支部長)、追分光太氏(京都)、青木清氏(滋賀支部長)、木戸収氏(奈良)、澤竹孝幸氏(兼任)、明道智秀氏(大阪・奈良・和歌山支部長)、事務局員小原靖氏(兵庫)、顧問に西田丈夫(本部会長)がそれぞれ就任した。
次に(5)平成25年度事業報告並びに平成26年度事業計画が提案され、承認された。また平成27年度総会は6月28日(日)を予定日とした。
設立総会後、集合写真撮影を行い、同会場で懇親会が開催された。河野会長の挨拶に引き続き、同窓会連合会から小山副会長から乾杯の発声も兼ねての挨拶が行われた。
懇親会の中で、事務局から緑風会の他県の動向や、小山副会長から同窓会連合会の現況報告、山本浩光近畿地区会長から近畿地区の現況を紹介した。最後は「酪農讃歌」を全員で合唱して、澤竹副会長のご発声により一本締めで閉会とした。
平成26年6月16日
「酪小獣 大阪会」会員 各位
会長 山崎 良三
総会開催と平成26年度第1回学術講習会開催について(お知らせ)
拝啓 梅雨の候、会員の皆様におかれましては御清栄のことと存じます。
さて、このたび開催が遅れておりました総会と学術講習会を下記の要領で開催いたしますので、御案内申し上げます。
御多忙中恐縮ですが、万障お繰り合わせの上、御出席賜りますようよろしくお願いいたします。
なお、講習会終了後、懇親会も開催いたしますので、併せて御案内申し上げます。 取り急ぎ、お知らせまで。 敬具
記
日 時:平成26年8月10日(日) 午後2時~5時
場 所:大阪コロナホテル
大阪市東淀川区西淡路1-3-21(新大阪駅より徒歩約5分)
講 師:嶋崎 等 先生 (千里桃山台動物病院)
演 題:「今一度見直そう!原点からのX線撮影と診断-胸部・腹部を中心に」
(フィルム撮影はもちろん、CRの原理・特性も知ろう!)
参加費:3,000円
懇親会:講習会終了後、同ホテル内(会場は予定)でおこないます。
参加費は5,000~7,000円(予定)です。
懇親会のみの御参加も結構です。
総 会:午後1時30分から同会場にておこないます。御出席いただきますようお願いいたします。
その他:参加費は当日、会場でお支払いいただきます。 以上
*参加御希望の方は、7月31日(金)までに事務局にEメールで御連絡下さい。
準備の都合がありますので、必ず事前連絡をお願いします。
問合せ:事務局 泉谷 泰弘(いずたに やすひろ)
599-8273 堺市中区深井清水町3493-2 深井動物病院
TEL&FAX 072 ( 279 ) 9508 携帯 090 ( 7347 ) 8329
Email fukaiah@sakai.zaq.ne.jp
2014年4月10日
各 位
酪農学園大学緑風会埼玉支部結成のご案内
先生におかれましては、希望に満ちた新年度をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
突然、このようなご案内を差し上げて恐縮です。私は県立深谷第一高校で定年を迎え、再任用の最後は県立伊奈学園総合高校でした。現在は都内の専門学校で環境学を担当しております。
さて、酪農学園大学緑風会の名前はすでにご存じの先生もいらっしゃると存じますが、酪農学園大学を卒業され、全国各地で高校生等の教育に携わっている教員の親睦と教育研究の団体です。
本県には多くの卒業生がそれぞれの学校で活躍していますが、まだ緑風会の組織はありません。先輩や後輩にどんな先生がいるか、を知っておくことはお互いに大きな励みになるものと存じます。母校の大学を人的、物的に活用させていただきながら、先生一人ひとりの教育する力を高め、教員間の親睦を深めることは、ひいては本県の教育水準の向上にも役立つものと確信いたします。
私は昨年度まで酪農学園大学の入試アドバイザーをしていましたが、少子化に向っているため受験生が減少してきています。母校の大学に希望する生徒さんがいれば大学受験を勧めていただくことも大切な活動の一つと考えております。
以上のような理由から緑風会埼玉支部の結成にあたり、先生にお声掛けさせていただきました。趣旨をご理解のうえご参加を心よりお待ち申し上げます。
日時:2014年5月11日(日)11:00~13:00
場所:徳樹庵(大宮中央デパート5階)048-640-7866
大宮駅東口を出てすずらん通りを抜けると信号のある道路に出ます。道路向かいのビルです。1階はパチンコ店なので、店内にはいり、店真ん中位にある右出口から出てエレベーターホールから5階へ。駅から徒歩5分程度です。
会費:3000円
連絡先:児玉郡上里町七本木3473-16 北畑 光男
電話とFAX 0495-33-2876(携帯 090-1731-4751)
2014年第8回 酪農学園「緑風会」総会・懇談会開催報告
1月9日(木)6時から新年の恒例行事となっている第8回を数える「緑風会」総会・懇談会が札幌市中央区の「中村屋旅館」を会場に開催され、道内各地や道外からの会員65名、学園関係者12名、合わせて 77名の方々にご出席いただいた。
学園からは麻田信二理事長、仙北富志和学園長、干場信司学長、榮 忍校長他 大学の教育センター、入試部、教職センター等の先生方にもご出席いただいた。
総会は、二木浩志副会長の総合司会で進行し、西田丈夫会長から主催者挨拶が行われた。議事は西村耕司副会長を議長として進められ、干場敏博事務局長から議案内容説明が行われた。
議案は2013年度の役員支部長連絡員の追認、事業報告、会計決算報告及び監査報告が行われ拍手で承認された。2014年度の役員、事業計画、予算の審議もそれぞれ拍手で承認された。新役員には畠山佳幸氏が副会長、杉田良二氏、西村耕司氏が理事、大関俊郎氏が監事に就任した。
続いて開催された懇談会では、来賓挨拶の中で麻田信二理事長は新年のご挨拶に加えて、緑風会への学生募集協力のお礼と推薦入試状況や昨年の80周年事業等についてお礼を述べた。
次に野村武同窓会連合会会長は同窓会連合会の現状報告と今後の方向性について述べ、緑風会研修会等への財政支援についてもふれた。
乾杯の発声も兼ねて挨拶した緑風会近畿地区から出席した河野雅晴会長は近畿地区における緑風会組織化の状況を報告し、6月末には設立総会を開催予定とのことでした。
今回、出席者全員に仙北学園長著書の「創立者黒澤酉蔵を今に読む」が進呈され、その報告も行われた。
また懇談会の中では、長谷川豊参与が代表である農業塾「風のがっこう」の北海道社会貢献賞(国際協力功労賞)受賞報告も行われた。受賞理由はJICA草の根事業によるモンゴルにおける農業指導者育成事業での貢献によるものである。 長谷川先生からはご協力いただいた関係機関へのお礼のご挨拶が述べられた。
懇談会は終始和やかな雰囲気の中で、同僚や先輩、恩師等との懇談が行われた。なお、会議のため途中から出席された干場学長からご挨拶を頂戴した。最後は本年度採用の中標津農業高校千代武志教諭の万歳三唱で会を閉じた。
小動物開業医会中部(地塩会)総会・研究会報告
中部地区小動物開業医会(地塩会)の2013年度総会・研究会が10月27日(日)、名古屋駅前地区にある名古屋市ウインクあいちを会場に28名の出席者により開催された。本学からは福山二仁常務理事、講師の山下和人獣医学群教授、浦川が出席した。
午後1時より加藤正木氏の進行で総会が開催された。報告事項として事業報告、会計報告、監査報告が行われ、拍手で承認された。審議事項では会の名称を「小動物臨床医会(地塩会)」から「酪小獣地塩会」に変更が提案され承認された。また「事務局および事務局長」の文言が会則に追加された。役員では岩佐達男氏が副会長に追加承認された。
その他、会計年度の変更や総会成立要件の提案があり、原案どおり承認された。
総会終了後、休憩を挟んで研究会が行われた。「周術期疼痛管理」について山下和人教授より、100枚を超えるPPTにより3時間を超える研修が行われた。開業医の先生方からも質問が多数あり、大変盛況な研究会であった。
研修概要は痛みの伝達経路:導入・伝達・修飾・投射・認知の生理学をわかりやすく紹介した。次に週術期疼痛管理として術後疼痛の痛みレベル評価・先取り鎮痛・マルチモーダル鎮痛・CRI・局所ブロック等を紹介した。最後に本学附属病院での診療活動概要を症例等により紹介した。
研修会終了後は会場を移して懇親会が開催された。永井会長のご挨拶ののち、福山常務より周年事業含めた学園の現況報告が行われた。岩佐達男副会長の乾杯により懇親会が和やかな雰囲気で開催され、最後は恒例の酪農讃歌で閉会となった。
酪小獣九州ブロック第1回診療技術研修会・懇親会開催報告
10月6日(日)福岡県福岡市ホテルクリオコートにて酪小獣九州ブロック(代表理事 片岡昭典氏)第1回診療技術研修会・懇親会が実施された。
総勢40名を超える熱気の中、執取大幹氏による司会進行のもと大久保利秀氏の開会の辞に始まり、野村武同窓会連合会長より来賓祝辞を賜ったのちに伴侶動物医療学分野 内科学Ⅱ 打出 毅教授による基調講演「臨床徴候からのアプローチ 吐出と嘔吐」を聴講した。
講義においては、1次診療施設での注意すべきポイント、付属動物病院で行われている診断治療技術や薬剤の使用法などを懇切丁寧に指導していだいた。引き続き活発な質疑応答が行われたが時間の都合上次の懇親会場で質疑をされる同窓生も多く見受けられるほど熱心に勉強される姿が印象的であった。
懇親会場に移動後は「酪農学園と言えば・チーズ」の中出哲也教授の掛け声で和やかに記念写真撮影をして大桑 真氏司会進行による懇親会が開催された。 片岡代表理事による開会のあいさつのあと中出教授による大学の近況報告があり、スライドによる写真提示もしてくださり詳しく現況を知ることができた。
途中、再び中出教授による卒業生の描いた教員の似顔絵紹介が始まり、特徴をうまくとらえた懐かしいお顔の数々を見ておおいに会場が盛り上がった。市岡貴典氏による「お笑い三笑」で全員が大声で笑ったあと、矢羽田 真臣氏の閉会の辞をもって懇親会も終了となった。
このあと別れを惜しむ会員大勢が集まり、野村会長と中出教授を囲む2次会が盛大に行われ、たまたま35周年記念同窓会で九州に来られていた2名の卒業生と合流して、楽しく親睦を深めることができた。
今回参加させていただいて、酪小獣は継続教育の場となるだけでなく、大学―学生―卒業生の双方向の結びつきをより有機的に強固にする組織に発展していく可能性を秘めた素晴らしい同窓生の集まりであると感じ、ますますの発展をお祈りいたします。ご参加いただいた先生方本当にありがとうございました。 (文責 沖縄地区代表 田中 巧一)
緑風会(教員OB会)道東地区支部研修会開催報告
10月5日(土)、緑風会第6回2013年度道東地区支部研修会(美幌会場)が北見経済センターを会場に行われ、26名が出席した。本学からは森田茂教育センター長、金子正美環境システム学部長、浦川が出席した。この研修会は平成18年度に企画され、19年度より開催されており、今回で6回目を迎えた。
13時30分から杉田良治別海高校長の進行で開会式が行われた。主幹校挨拶を畠山佳幸十勝支部長、緑風会本部から二木浩史副会長が西田会長に代わり挨拶した。本学代表挨拶を森田茂教育センター長が行い、周年事業出席へのお礼や収穫感謝祭を紹介した。
研修1として、各参加校より15分程度の高校の現況紹介を行った。
1)北海道音更高等学校 高橋 晋教諭より普通科、農業科の教育運営を報告。農業科の生徒による「寄せ植え講座」等を普通科生徒に実施し、好評である。10年前から旧牧草地を森にして環境教育を実施。「カミネッコン」による植樹の紹介。地域住民への森づくりの解放講座。花フェスタ(6月札幌大通)参加等。
2)北海道帯広農業高等学校 堀川裕信教諭より報告。「銀の匙」の話題提供と苦労談。スポーツでの活躍も紹介(柔道、スケート、陸上競技等)。募集は順調である。
3)北海道中標津高等学校 杉田慎二教諭より根室地区の農業状況について、牧草地の作付面積や人口も減少していない珍しい地区であることを紹介。ただし、中標津農業高校は生徒募集に苦戦しているとのことでした。昭和25年に中標津高等学校計根別分校として開校。昭和42年に中標津農業高校となる。平成11年に学科転換を行い、現在にいたっている。
4)北海道標茶高等学校からは嶋英樹教諭がPPTを利用して、高校における教育実践活動について幅広く紹介した。活動実践として平成22年より「花フェスタ」に出場。別紙にもあるロボット搾乳機を平成21年度に導入し、近代的な酪農経営を展開している。教育実践として地域環境保全活動や空港花壇植栽事業も行っている。
5)北海道別海高等学校 大村竜二教諭より平成19年より取り組んできたコミュニテイ・スクール(学校運営協議会制度)を取り上げ、その構成や主な活動内容について紹介した。設置されている部会として、学習部会、生活部会、進路部会、健康教育部会、農業教育部会で、メンバーに医師やPTAのOB、JA、町、教育長等多彩なメンバーで構成されており、ユニークな取組として紹介された。
6)北海道美幌高等学校 漆原 剛教諭より合併後の「北海道美幌高等学校」の状況について紹介した。農業科は「生産環境科学科」「地域資源応用科」の2科。普通科との合併により部活動の活性化と進路指導が強化されている。
研修2として、本学の先生方より以下の内容について、資料やPPTを利用して報告した。
まず森田茂教育センター長より大学の再編に伴う農食環境学群の循環農学類と食と健康学類の概要報告を資料により行った。大学入学者全員による「基盤教育」の内容や収穫感謝祭の様子を紹介。循環農学類のコース紹介、フィールド教育センターや元野幌肉牛教育研究農場の施設計画も紹介。食と健康学類のコース紹介や管理栄養士国家試験結果にもふれた。
引き続き金子正美教授は同農食環境学群の環境共生学類の紹介とご専門のGIS関連分野での研究教育の取組を紹介し、協定等による具体的な産業応用事例も紹介した。その後、質疑応答を行い研修会を終了した。また、5時より会場を変更し研修会参加者による懇親会が和やかに開催された。
2013年度緑風会日胆・道南支部研修会報告
9月7日(土)午後1時30分より2013年度緑風会日胆・道南支部研修会が倶知安町「第一会館」を会場に行われた。参加者総数27名。本学から講師として市川治農食環境学群教授、十倉宏就職部事務次長。緑風会本部から岡田正裕教職センター教授、浦川が出席した。
開会式は田村弘樹倶知安農業高校長の進行により、主催者挨拶を日胆支部の小野武二三氏、緑風会からの挨拶を岡田教授が行った。
研修1として、市川教授が「多様な担い手としての農業生産法人の形成・展開と課題」と題して、PPTを利用して農業生産法人の実態について統計資料を含め、担い手の現状・生産法人の歴史的経緯・形成過程・参入動向・経営形態とその特徴等を詳細に解説していただいた。
研修2として、「大学生の就職戦線の現状と課題について」と題して十倉次長からPPTにより詳細な報告が行われた。冒頭では学園紹介と再編に伴う学群学類の概略紹介。就職関連では1)高等教育を取り巻く状況。2)仕事の環境変化と社会人基礎力。3)大学生の就職環境。4)酪農大の就職指導と学生の就職活動。5)大学に示されている課題について、豊富なデータを提示しながら説明していただいた。
同窓会事務局からは同窓会連合会と緑風会の動向説明と周年事業等の紹介と協力依頼を行った。
研修会終了後に集合写真撮影が行われ、5時30分より同会場において研修会参加者による懇親会が開催された。各参加高校単位での自己紹介等も行われ、和やかな懇親会となった。
酪農学園「緑風会」第6回中央研修会開催報告
第6回を数える「緑風会」中央研修会が去る3日(土)午後1時、本学C1号館101教室を会場に36名の出席者により開催された。開会式は西村耕司副会長の司会進行で行われ、西田丈夫会長が主催者を代表しての開会挨拶を行った。本学の仙北富志和学園長が歓迎の挨拶を行った。学園長は北海道夏季大学を例に、本学の教育力、感化力について樋浦誠初代学長とのエピソードを交えて紹介した。また寺脇良悟教職センター長は教職コース概要や教員採用状況を紹介した。
講演1では、「酪農学園大学の現状と課題」と題して、小糸健太郎入試部次長から、入試部の立場から本年度の入試概要や学群学類の紹介をPPTにより丁寧に説明した。本年度入試の変更点やボーダーラインの紹介等も行った。
休憩を挟んで、JICA草の根事業「モンゴル国で生かされる北海道農業・農業教育の手法」と題して、風の学校長谷川豊理事長(本学酪農学科1期)より教育実践活動の報告が行われた。先生はJICA技術協力事業(草の根支援型)により「モンゴル国バヤンホンゴル県における農業自給体制の実現をめざす農業指導者の育成事業」のテーマで採択された本件について2011年6月から2013年9月まで、モンゴル国に多数の専門家を派遣して指導者養成を行った。この事業には本学OB教員の方々、風の学校、岩見沢農業高校、ひがしもこと乳酪館等の協力で進められている。先生は農業指導者育成事業の内容について、モンゴルの農業情勢、国内での研修を含めての実践報告をPPTによりわかりやすくご紹介いただいた。
講演2では「TPP問題-問われるこの国のかたち」と題して本学名誉教授 中原准一先生より講演いただいた。先生は「TPP」と「通商交渉」の違いを「GATT」や「WTO」との「自由・無差別・互恵」の理念との違いを「似て非なる」ものとし、「いま、なにが起こっているか」を詳細な資料によりご紹介いただいた。29の交渉分野を持つTPPの中身は1000頁におよぶが、貿易に関する章は5章しかなく、また国内法より優先される。TPPを米国の米国による米国由来の多国籍企業のための貿易協定であるといわなければならないと述べ、参加した場合の北海道農業への影響にも触れ、道農政部の試算を示し警鐘を鳴らした。
研修会終了後は、会場をトンデンファーム「松の実」に移して懇親会が開催され、研修会に参加してほとんどの方が出席した。干場信司学長にご挨拶をいただき、野村武同窓会会長の乾杯の発声で懇親会が行われた。久しぶりにお会いする方も多く、旧交を温める光景も多く、和やかな懇親会となった。
緑風会兵庫支部 各位
平成25年度 緑風会兵庫支部総会並びに親睦会の開催について(ご案内)
初夏の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は、兵庫県教育の推進にご尽力いただいていることに感謝申し上げます。
さて、本年度、緑風会兵庫支部総会並びに親睦会を下記により開催いたします。公私ともにご多忙とは存じますが、ご出席を賜り、情報交換をしたいと思います。
緑風会兵庫支部長 岩 田 薫
1 日 時 平成25年8月3日(土)17:00~
2 場 所 「弁 慶」 TEL 079-426-5225
加古川市平岡町新在家1-262-1
3 会 費 5000円
4 内 容 (1) 総会 ①役員会報告(新役員の承認)②近畿地区緑風会発足の状況
③酪農学園大学の概況及び入試状況(河野)
(2) 親睦会
5 その他 各校の代表者の先生方は、支部のメンバーに案内をコピーしていただいて出欠の方をご確認お願いします。