第18回白樺会セミナー開催報告
9月13日、第18回白樺会セミナーが酪農学園東京オフィスにおいて開催されました。
セミナーは平賀武夫先生による「正常な発生と異常な発生-ウシ・ニワトリ・ゼブラフィッシューおまけに野生鳥類」と上野博史先生による「犬猫の脳脊髄疾患を疑う症例へのアプローチ」の2題。
それぞれ2時間の熱の入ったご講演。両先生ともはじめに獣医学教育の現況を紹介されました。印象的だったのは平賀先生によるパワハラ教育の指摘。パワーポイントで消化しきれないほどの沢山の情報を提供し、膨大な情報から試験問題を作成していることはハラスメントになるのではないかとのご指摘。そのようにならないように教育に気を遣っているとのことでした。
上野先生は4年終了時に実施される獣医学教育新制度の共用試験について、共用試験に合格しないと5年生以降の参加型実習を受けられないことなどが紹介されました。その後の専門のお話も平賀先生の奇形発生のメカニズムや上野先生の神経疾患が疑われる症例の原因追及を行う鉄則など、参加者は熱心に耳を傾けておりました。
残念なことに関東・東京合同地区獣医師大会開催と日程が重なってしまい、参加者が例年より大分少ない状況でしたが、4時間にわたる充実したセミナーで、その後の懇親会も少数精鋭でじっくりと語り合うことができました。(文責:加藤清雄)
平成27年9月吉日
酪農学科7期同期会のご案内
幹事一同
白露の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申しあげます。
このたび、標記の大学酪農学科7期(昭和44年度卒業)同期会を下記のとおり開催することになりました。
皆様には何かとお忙しい中とは存じますが、お繰り合わせのうえ、また同期お誘い合わせのうえ、ご出席いただきたくご案内申しあげます。
記
日 時:平成27年10月27日(火)17時30分~翌28日(水)朝食後、随時解散
場 所:札幌市南区定山渓温泉西4丁目340
定山渓ホテル(TEL 011-598-2111)
会 費:13,000円(人数の増減により、多少変動いたしますが、お許しください。)
無料送迎バス:札幌駅北口貸切バス乗り場14時30分出発
*なお、ご不明な点等がありましたら、下記の幹事(城近)までお問い合わせ願います。
以 上
お問い合わせ先:城近 泰(携帯 090-1654-2944)
獣医学科27期生20周年記念同窓会を終えて
我々27期生も卒業後20周年を迎えました。今回は、8月の北海道ベストシーズンにそれぞれがフリーな計画を立てやすいように、8月1日、札幌ガーデンパレスでの1次会、2次会という設定で行いました。約1年前から実行委員で集まって計画を立て来ました。今回は、案内状を送った後、出欠の確認は全てメールで行いました。メールの良い点は、出席者への細かな連絡が取りやすい点ですが、その反面、大量のメールに対して漏れがないように対応するのが大変でした。実際私の親友の出席が抜けていたのが当日朝に気づき、焦りましたが、ホテルの方が対応してくれたため事なきを得ました(^_^;)。
出席者は、同期生59名、先生5名小学生8名の72名とたくさんの方が集まってくれました。まあ、盛り上がりました。種池先生の乾杯の挨拶にはじまり、中尾先生、新山先生、中出先生に訓示頂きました。出席された諸先生がみなさんお元気で、特に種池先生の両手を使ったアクション付きのご挨拶は、当時の迫力ある授業を思い出すことができ、懐かしかったです。
また、中尾先生はマラソンを続けておられ、当時と変わらずとても綺麗な日焼けをしておられたのも印象的でした。そのほか好評だったのが、同期生全員による30秒スピーチです。当時と変わらずお綺麗な方、また、すっかり貫禄が出て姿が変わってしまった方、みなおもしろおかしくスピーチしてくださりとても盛り上がりました。
最後は、加藤先生にスピーチしていただき、肩を組んでの「黒土」の合唱で会をしめていただきました。加藤先生も趣味が充実していて、引退してもさらに忙しい、充実しているという感じでした。2次会もそのままの盛り上がりでほとんどみな出席し、あっという間の宴が過ぎてしまいました。何だか5年後の25年もやろー!と盛り上がりましたので、また、企画しようかと思います。今回残念ながら出席がかなわなかった同期の皆さん、とにかく楽しくワイワイ盛り上がりますので、是非次は参加できるようにお願い致します。
最後に、一緒に会の準備をしてくれた実行委員のみなさん、お疲れ様でした。まあ、反省会、ゆっくりやりましょうね〜(^O^)/。(文責 幹事 岩野 英知)
酪小獣四国講習会開催報告
去る9月5日、高知県獣医師会館を会場にして酪小獣四国講習会が開催されました。愛媛県開業の井野寛之先生に膝の疾患についてご講演いただきました。12名が参加され,講習会後に懇親会も開催しました。
井野先生のご講演は、前十字靱帯断裂と膝蓋骨脱臼に関してお話いただきました。これらの診断と治療について詳細にご講演いただきました。参加者からは多くの質問があり,質疑応答も盛り上がりました.
講習会終了後の懇親会は,高知県ならではの皿鉢料理を囲んで参加者全員が懇親しました。楽しい時間でしたので,短時間に感じる2時間でした。(文責 香川県 四国動物医療センター 入江充洋)
緑風会 伊達な酪農OB会総会報告
平成27年9月5日(土)仙台市【かこいや仙台駅前店】を会場に、平成27年度緑風会:伊達な酪農OB会、総会並びに懇親会が開催されました。
昨年「会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与すること」を目的に発足した、農業関連教職員とOBの組織です。当日は、学園より、福山常務理事・小山同窓会長・野村顧問に遠路お越し頂き、来賓3名、会員17名の計20名の出席で開会されました。
総会は、匹田議長のスムーズな議事により、平成26年度の事業報告並びに27年度事業・会計予算案が承認されました。総会後の懇親会は、学園の現状報告や会員各々の近況報告があり、大いに盛り上がりました。改めて同窓生の繋がり、絆が大切である事を実感する懇親会でした。
最後に酪農賛歌を全員で斉唱して閉会しました。今後も母校に後輩を輩出できるよう努力してまいります。(文責 事務局長 千葉 隆)
平成27年9月1日
酪小獣地塩会会員各位
酪小獣地塩会
会長 永井 勝
平成27年度酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会開催について
いつの間にか秋風が流れる季節になりました、地塩会会員の皆様にはますます公私ともにご活躍のこととお喜び申し上げます。
さて、平成27年度地塩会総会・研究会を下記により開催しますのでご多忙中とは存じますがご出席くださいますようお願いいたします。
記
1 日時: 10月18日(日)13時00分~16時50分
2 場所: 「ウインクあいち」 11F 1109会議室
〒450-0002名古屋市中村区名駅4丁目4-38
℡052-571-6131
3 内容: 平成27年度酪小獣地塩会総会 13時~13時25分
: 第4回小動物臨床研究会13時30分~16時50分
講師: 井坂光宏 先生
(獣医学群獣医学類 伴侶動物外科学Ⅰ)
演題: 「椎間板ヘルニアの診断・内科・外科治療(低額治療)について」
「心臓超音波検査の基礎:B/Mモードを中心に」
なお、参加費(会場使用料)として1,000円の負担をお願いします。
その他
例年と同じく総会・研究会の終了後、次のとおり懇親会を開催しますので参加をお願いします。
場所: 「百楽名古屋店」 14F立食会場
時間: 17時00分~19時00分
会費: 5,000円
以上です
獣医学科5期生同期会IN東北開催
獣医学科5期生44回同期会IN東北が8月22日から24日、秋田県秋田市を中心に今井克幸、高橋正志の両幹事の説明および解説により視察研修を実施した。
5期同期生は夫婦参加も含めて20名が参加した。(文責 幹事 嶋田裕一)
卒業生向け文献郵送サービスのお知らせ
このたび大学附属図書館のご協力により卒業生向けの文献郵送サービスが開始されました。
酪農学園同窓会では卒業生から卒業後の文献入手方法についてのお問い合わせもいただいておりましたので、今回の卒業生向けサービス拡大については、卒後の勉学や研究活動、学位取得等の後押しになるものと理解しております。
具体的には以下の附属図書館Webページからご覧願います。
http://library.rakuno.ac.jp/guides/postal_svcs03.html
なお、酪農学園後援会のご協力により、維持会員加入者には文献郵送サービスでの特典がありますのであわせてご検討いただければ幸いです。
緑風会兵庫支部第5回総会兼親睦会報告
8月1日(土)、東加古川寿司店にて緑風会兵庫支部第5回総会兼親睦会を開催しました。今年は、12名の出席でした。改まった総会ではなく、親睦会を兼ねた気楽な会にしようということになりました。
6月28日の緑風会近畿地区第2回総会の報告、11月15日にパレス神戸で開催予定の同窓会兵庫支部第2回総会の案内及び出席依頼、大学の入試状況と進路指導のお願いを私が行いました。
親睦会では、全員の現況報告に耳を傾け、終始アットホームな雰囲気で進行していきました。気がつけば4時間が経っていました。(文責 兵庫支部顧問 河野雅晴)
第8回酪農学園「緑風会」中央研修会報告
例年以上の猛暑が続く8月1日(土)午後1時から第8回を数える緑風会(教員OB会)の中央研修会がC1号館101教室を会場に、学園関係者を含めて34名の出席により開催された。岡田正裕事務局長の司会で進行。開会式では主催者代表挨拶として西田丈夫会長(岩見沢農業高校校長)から本日の教育実践報告でもあるSSH(Super Science HigtSchool)やAFSの紹介や干場敏博事務局長の退任報告があり、謝意を述べた。
共催者代表挨拶では寺脇良悟教職センター長から日頃の教育実習等へのお礼と講演2の教職コースについて紹介した。同窓会と入試部からは配付資料の紹介と同窓会の概要報告並びに小山久一同窓会会長から同窓会の現況についてご紹介いただいた。
2.講演Ⅰでは仙北富志和学園長から「黒澤酉蔵の農思想に学ぶ」と題して約50分、黒澤酉蔵翁生誕130年・遺訓を聴く「健土と健民に虹を架けた農思想」のスライドを用いて、黒澤翁の生い立ちから時系列的に主な遺訓集から抜粋した翁の農思想を紹介した。
学園長は、産業界、教育界、政界等で幅広く活動した翁は3回叙勲を受けたことや、今日国土が放射能で汚染され、自給率が低下する中で、健土健民健産の三健論を唱えた翁の先見性を紹介し、亡国論への警鐘を鳴らした。
3.教育実践発表では(1)SSH(Super Science Highschool)への取組、完成年度を迎えてと題して北海道岩見沢農業高等学校 松浦直哉教諭が発表した。
SSHとは「将来国際的に活躍し得る科学技術系人材の育成」を目的とした文部科学省が指定する国家プロジェクトであり、指定校が203校、内農業高校6校、道内高校10校となっており、指定期間は5カ年となっている。H25年に指定された岩見沢農業高校は「我が国の農業科学技術系人材を育成する農業科学プログラムの開発」をめざし、「農業と科学および英語教育を融合した学習プログラム」について、目指すものとして1)農業科学技術を高める。2)課題解決能力や論理的思考力を高める。3)世界の貢献できる国際性を身につける。将来像として農業・科学技術のスペシャリストや農業・理工系大学への進学となっている。
主な事業内容として7時間目の設定や土曜授業、ALTの常駐、海外研修、学会発表等が挙げられる。まとめとして英語への親近感等が紹介された。
続いて(2)北海道農業高等学校実習生産品の安全管理「自主規制制度AFS」への取組と題して同じく岩見沢農業高等学校渡部哲哉教諭から報告いただいた。
事例として昨年発生した「ローストチキンの過熱不足による製品の回収」の事故発生での保健所とのやり取りを契機に農業高校での実習生産品の販売にあたり自主規制制度認証制度を発足した。製造許可書の確認、製造施設の整理整頓・環境整備、製造者の体調確認等を行い、認証制度への商品登録申請を行い、PRシート、製造許可確認表、製造工程表を認証委員会に提出することになっている。イベント出品への認証シール貼付が義務付けられる場合もある。
3.講演Ⅱとして「本学教員養成の取組-教職コースの現状」を教職課程室長の岡島毅教授(草地・畜産学教育研究室)から本学の教職コースの概要について詳細にご紹介いただいた。
研修会終了後は、会場をレストトラン「トンデン館」に移動して懇談会が開催された。