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掲載日:2019.07.16

2019年度酪農学園「緑風会」中央研修会並びに懇談会の開催について(案内)

2019年6月27日

酪農学園「緑風会」役員・会員 各位

酪農学園「緑風会」会長
二 木 浩 志
(北海道帯広農業高等学校長)

2019年度酪農学園「緑風会」中央研修会並びに懇談会の開催について(案内)

初夏の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より、本会の事業にご理解とご協力を賜り感謝申しあげます。

さて、標記の中央研修会並びに懇談会を次のとおり開催することになりました。時節柄ご多忙のことと思いますが、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

◎ 中央研修会
1 日 時 2019年8月3日(土) 13:00~17:00
2 会 場 酪農学園大学 C1講義棟 202教室
3 内 容

(1) 13:00~13:30 受 付(C1号棟 2階ロビー)
(2) 13:30~14:00 開 会式(C1-202教室)
(3) 14:00~14:40

講  演 検討中

講 師:酪農学園大学入試課

(4) 14:40~15:30

教育実践発表 学校農業クラブ全国大会における指導事例
発表者:北海道岩見沢農業高等学校 教諭 石田 康幸 様

(5) 15:40~17:00

○本学酪農生産ステーションにおける実践指導「削蹄」
酪農学園大学酪農生産ステーション 嘱託技師 鈴木 孝道

○農業科教育研究室における教材研究「本学の圃場における土壌物理性調査結果及び改善・保全、土壌凍結深の調査結果、ハウスの周年栽培の研究について」
酪農学園大学教職センター 准教授 飛谷 淳一

◎ 懇談会

1 日 時 8月3日(土)17:30~19:30
2 会 場 新札幌アークシティーホテル(JR新札幌駅改札前) ℡:011-890-2525
3 会 費 5,000円(研修会会場の受付にてお願いします。) ※移動は各自でお願いします。

○ 中央研修会並びに懇談会への参加申込方法

1 参加を希望する参与・役員は、事務局に7月31日(水)までに申し込んでください。
2 参加を希望する会員は、支部連絡員に7月26日(金)までに申し込んでください。
3 支部連絡員は、別紙送信票にて申込状況を7月29日(月)までに支部長に連絡し、支部長は、7月31日(水)までに事務局へご報告願います。参加者がいない場合も報告してください。
(会員 ⇒ 連絡員 ⇒ 支部長 ⇒ 事務局)

○ その他 不明の点は、事務局までお問い合わせください。
酪農学園「緑風会」事務局長 飛谷淳一(農業科教育研究室)
TEL: 011-388-4842 e-mail : j-tobitani@rakuno.ac.jp

(不在時は 011-388-4911 理科教育研究室玉利)

酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.16)
掲載日:2019.07.11

地域環境学科同窓生の集い開催報告

集合写真(地域環境学科)1

 7月7日(日)七夕の日、白樺祭(大学祭)に併せて、大学内C5号館203番教室を会場に「地域環境学科同窓生の集い」を開催し、26名の同窓生にご参加いただきました。

 また太田一男前学部長や村野紀雄先生、森川純先生、押谷一先生、講師の遠井朗子先生にもご出席いただきました。

 卒業後久しぶりの顔を合わせる人も多く、親子連れでの参加者も沢山おりました。

  当日は11時頃からスタートし、卒業生1人1人から自己紹介と現在の近況を話していただきました。また、先生方からも一言ずつご挨拶いただき、恩師と久しぶりに楽しく歓談することが出来ました。13時からは中央館に場所を移し、16時頃まで話は尽きず楽しい時間を過ごせました。卒業後は初めて白樺祭に来た方もいて、学生の頃を懐かしみながら思い出話に花を咲かせていました。

 参加者の皆さんからのご要望もあり、来年以降も開催することになりました。     (文責 麻生雄司)

集合写真(地域環境学科)2

酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.11)
掲載日:2019.07.10

2019年度大学周年記念同期会報告

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 7月6日(土)午後6時から新札幌の新さっぽろアークシティホテルを会場にして、2019年度の酪農学園大学周年記念同期会が開催され、同窓生・恩師等30名が出席しました。

 昨年に引続き、ホームカミングデーに合わせて獣医学科以外の同窓生で卒業10, 20, 30, 40, 50周年を迎える皆さんにご案内し開催いたしました。参加者は、大阪、兵庫、埼玉からも参加していただきました。今回はホームカミングデー時に講演いただいた草野竹史氏と金子正美教授にもご出席いただきました。

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 加藤清雄事務局長の司会で進行し、大学校友会小山久一会長から歓迎のご挨拶を頂戴し、講師2名のご挨拶をいただいたのちに、太田一男名誉教授から食前の祈り、乾杯のご発声により歓談に入りました。

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  その後、テーブル毎に壇上に集合して、近況報告や自己紹介が行われました。50年ぶりに本学を訪れた方もおりました。恩師との久々の再会を喜んでいるところも見受けられました。

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 その後、ご出席の恩師や教職員からの近況報告に続き、大谷俊昭元学長(名誉教授)のご挨拶を頂戴しました。参加者全員に近況と思い出話をしていただき、とても懐かしく、和やかな楽しいひとときを過ごしていただきました。

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 最後は、加藤清雄校友会事務局長の指導のもと、全員で輪になっての酪農讃歌を合唱ののち周年同期会を閉じました。

酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.10)
掲載日:2019.07.10

2019年度ホームカミングデー開催報告

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 白樺祭(大学祭)との同時開催として2回目を迎えた本年度のホームカミングデーが6日(土)12時半から黒澤記念講堂を会場に開催され、70名の同窓生・学園関係者にご出席いただきました。あいにくメインゲストの上演時間と重なり学生の参加が少なかったようでした。

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 当日は、12時半から小山久一同窓会長の開会挨拶に続き、記念礼拝(物故者追悼を含む)が朴美愛学園宗教主事の司式で行われました。同窓生には懐かしい讃美歌312番を合唱のあとし、聖書の朗読後、昨年のホームカミングデー以後にご逝去された同窓生、旧職員一人一人のご芳名を司会の加藤清雄校友会事務局長が読み上げました。その後、朴美愛主教主事からご自身のことや同窓生の追悼の意味もこめて「帰郷」のテーマで説教奨励をいただきました。最後に酪農讃歌を全員で合唱して記念礼拝を終了しました。

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 続いて行われた記念講演に先立ち、酪農学園を代表して谷山弘行理事長からご挨拶があり学園状況や講師への謝意が述べられました。記念講演は、引き続き加藤校友会事務局長の司会で進行し、まず、同窓生代表からは草野竹史氏(大学経営環境学科1期生)を講師としてお迎えして、「若者による持続可能な地域づくりへの挑戦」と題してご講演いただきました。

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 草野さんからはスライドや配布資料により、自己紹介を交えてNPO法人ezorock代表として今日までの経過説明や若者を取り込んださまざまな取り組みを紹介していただきました。NPO法人設立のきっかけは「ライジングサン・ロックフェスティバル」のごみ拾いからだったことも紹介されました。札幌圏に集中している若者を道内各地に送り、地元と連携して地域課題に取り組み、災害が起きれば被災地支援に集中するという素晴らしい内容のご講演でした。

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 続いて本学環境共生学類教授で社会連携センター長の金子正美教授から「健土健民とSDGs(持続可能な開発目標)」と題してのご講演をいただきました。金子先生からはスライドによりSDGsについて分かりやすくご説明いただき、「パームやし」の栽培を例に私達の生活により途上国の森林破壊が進みオランウータンの生息地が奪われていることの関連性も紹介されました。後段では本学の建学の精神、特に循環農法図と持続可能社会の共通点についてご紹介いただきました。校歌とも言うべく「酪農讃歌」の歌詞が「SDGs」に当てはまることも解説され、本学の果たすべき役割や方向性に示唆を与えていただきました。

 両者のご講演後、20分程度の対談が行われ、若者のボランティア活動における現場でおきる諸問題等での意見交換、質疑応答後、加藤校友会事務局長の閉会挨拶により記念講演を終了しました(講演内容の詳細は後日、同窓会HPで動画配信の予定です)。

酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.10)
掲載日:2019.07.03

2019年度第5回同窓会校友会プレゼンツ開催報告

今年で第5回目となる大学同窓会校友会による準会員(学生)応援企画メニューは、大学生協の協力により、6月4日(火)から4回にわたり、日替わり丼の形式で行われた。

すべて酪農牛乳付で200円の特別価格。

① 6/04(火) かき揚げ天丼 + 酪農牛乳

~「野菜のかき揚げ」を「甘辛のタレ」にくぐらせ、ご飯にのせました。

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② 6/12(水) チキンチーズミートカツ丼 + 酪農牛乳

~ご飯の上に「フライドポテト」と「ハンバーグ」をのせて「キーマカレー」をかけました。

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③ 6/20(木) 味噌ヒレカツ丼 + 酪農牛乳  

~ご飯の上にヒレカツをのせ、味噌ダレの丼です。

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④ 6/28(金) 塩だれチキン唐揚げ丼 + 酪農牛乳

~ご飯の上に「キャベツの千切り」と「チキン唐揚げ」をのせて「塩だれ」をかけました。

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午前10時~午後2時の間で、各日250食の計1,000食が用意されたが、各日ともに例年同様にお昼近くで完売となりました。

好評につき次年度も多分企画すると思いますが皆様のご意見を校友会までお寄せいただければ幸いです。

4日間の様子を写真でお送りします。快く写真撮影に応じていただきお礼申しあげます。

酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.03)
掲載日:2019.07.03

酪農学園近畿地区緑風会第6回総会・懇親会開催報告

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 令和元年6月30日(日)、京都市内の聖護院御殿荘を会場にして第6回総会・懇親会が開催された。まず10時半から大学説明、高校の情報提供、総会。12時40分から懇親会が行われた。

 出席者は17名。大学からは竹花一成学長、西田丈夫附属とわの森三愛高校校長、飛谷淳一教センター准教授、同窓会から加藤清雄副会長、山本浩光近畿地区長が出席された。

 講演では本学教職センター農業科教育研究室准教授 飛谷淳一准教授が「教職コースの新しい取組・学習内容の紹介」と題して、教職コースの特色ある学習内容、ビニルハウス・土壌改良等による野菜の周年栽培技術の研究、収穫した農産物の販売、GAP(農業生産工程管理)導入へのチャレンジ等について、グラフや写真を活用したパワーポイントで分かり易く説明された。

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 高校の情報提供では、大阪府立農芸高校 田中怜教諭が「(1)畜産教育の紹介と課題」と題し、大阪府立農芸高校の畜産教育と生徒の成長、大阪府農政との連携による飼育技術の研究等について説明された。

 次に「(2)食品製造教育の紹介と課題」と題し、近畿地区緑風会副会長 澤竹孝幸氏が和歌山県立南部高校「食と農園科」における梅の生産から加工、販売までの食品製造教育の歴史と現状についてユーモアたっぷりに説明された。

 引き続き行われた総会では、平成30年度事業・会計報告、監査報告。令和元年役員の承認。令和元年・2年度事業計画の審議。その他:入試状況と学生募集の依頼が行われた。また、次年度は令和2年度総会決定:7月5日(日)に今回同様に聖護院御殿荘(京都)で開催されることとなった。

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 記念撮影に引続き、同会場で懇親会が開催された。河野会長の開会の挨拶、竹花学長、加藤副会長の祝辞に続き、山本地区長の乾杯の発声で懇親会が開始され、終始和やかな雰囲気で大変盛り上がった。

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 全員がスピーチ!!出席者の大学時代の思い出話、大学や緑風会への思い、近況等がユーモラスに話された。最後は酪農讃歌を熱唱、澤竹副会長の一本締めでお開きとなった。

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酪農学園大学同窓会校友会(2019.07.03)
掲載日:2019.06.26

酪農学園柔道部牛歩会開催報告

記念の集合写真

 大学・短期大学の柔道部同窓会(正式名称:酪農学園柔道部牛歩会)が2019年6月8日、札幌市内のTKPガーデンシティPREMIUMで開催されました。同会は3年に一度開催されており今回で9回目を迎えました。懇親会に先立ち、大学キャンパス内の道場(健身館)に現役部員に加え、卒業生十数名が集まり、対面式、合同稽古を行いました。240畳の広さの道場では、現役学生の稽古風景に触発を受けた先輩も急きょ加わる光景もあり、お互いにさわやかな汗を流している様子がありました。

現役部員との稽古で汗を流す卒業生(それぞれ奥)道場での稽古後の記念写真

飯田進作会長より本間主将に目録が手渡される。  合同稽古後は、会場を札幌市内に移し総会・懇親会を行いました。これには卒業生及び来賓45名、在学生29名の計74名が出席しました。総会開会に先立ち過去3年間でなくなった卒業生2名に対して黙祷を捧げました。続いて飯田進作会長(短大1970年卒)の挨拶の後、議事に移り、事業報告、会計報告、事業計画が了承されました。その後、役員改選が行われ、会長には引き続き飯田会長が再選されました。また、飯田会長より柔道部の本間主将に対して投げ込みマットの目録贈呈式を行いました。

 今回で5回目となった卒業生による記念講演では2つの講演がありました。加藤智香子さん(食品科学科1997年卒)からは「今幼児教育に求められているもの」と題して、幼児教育を取り囲む課題についてお話しがありました。1966年開園で54年目を迎えた幼稚園。加藤さんはまったくの専門外から札幌市内で認定こども園新琴似幼稚園に副園長として経営にあたっているなかで、幼保一体化の課題にふれながら量と質の確保が課題になっていることの難しさに触れられました。現在、職員数44名、在籍園児数約260名の大きな幼稚園運営の重要な柱として種々の課題解決に当たっている姿が述べられました。

卒業生記念講演を行う加藤智賀子さん卒業生記念講演を行う高橋洋平さんと佐和子さんご夫妻

 次に講演されたのは北海道の道南に位置する人口7,800人のせたな町で養豚経営を行っている髙橋洋平さん、佐和子さん夫妻です。「地域に愛される豚肉をつくる」と題して、就農後の養豚経営の現在までの発展ぶりを述べてくれました。

 洋平さんは2003年に酪農学科を卒業後、ドイツで1年間農業研修を行った後、2006年に柔道部の同級生で沖縄県宜野湾市出身の佐和子さんと結婚しました。佐和子さんは獣医学科卒業。髙橋とんとん診療所を開業しているかたわら、髙橋畜産の衛生管理を一手に引き受けています。

 現在、髙橋畜産は母豚150頭、種雄豚4頭、年間出荷頭数4,200頭の規模。JGAP認証農場、農場HACCP認証、SPF豚認定農場を得ている養豚場として「若松ポークマン」のブランドで毎週土曜日に直売所で地元の方々に新鮮な豚肉を提供しています。①衛生管理、②生産技術、③地域との係わりの三本柱でますます発展している様子です。

 講演後は、会場を移し懇親会を開催。懇親会では、中出哲也教育センター長、宅一夫名誉教授(元柔道部顧問)からご挨拶をいただき、太田一男名誉教授(元柔道部顧問)から乾杯の発声をいただきました。

来賓としてご挨拶をいただいた中出哲也教育センター長来賓としてご挨拶をいただいた安宅一夫元柔道部顧問

乾杯でご挨拶をいただいた太田一男初代柔道部顧問最後に卒業生、現役部員が互いに肩を組んで熱唱した酪農讃歌「黒土」

 懇談では、終始懐かしくも和やかな時間を過ごすことができました。前回に引き続いて参加いただいた先輩からは、当時コンパなどで歌ったという「酪農音頭」が披露されました。また、終わりには酪農讃歌を歌い、閉会は、青森県三沢市在住の澤口正義さん(農経1972年卒)が乾杯し、次回の再会を約しました。(文責 十倉 宏)

酪農学園大学同窓会校友会(2019.06.26)
掲載日:2019.06.14

桂 紅雀(6月)落語会のご案内

新緑の美しい季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、令和元年6月14日(金)17日(月)に牛酪亭主催の紅雀落語会を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。

1.日 時 : 6月14日(金)15時開演(14:30開場)

所 : パン屋喫茶 大和(JR手稲駅近く)要予約

*ワンドリンク+パン付 前売1300円 当日1500円

予約 TEL 011-624-7720 (受付10時~18時)

(尚当日券は空席が有る時のみの販売です)

2.日 時 : 6月17日(月)18:45開演(18:15開場)

所 : ニューライズ

札幌市北区新琴似7条9丁目 後藤ビル2階

*ドリンク付 前売1500円 当日1800円

予約 TEL 011-764-9001(受付12時~16時)

*専用駐車場がございませんので公共交通機関による利用をおすすめします。

ニューライズでの会ははがきを持参で前売料金1500円にて入場できます。

社交ダンスが追加料金無しでお楽しみ頂けます。

落語(紅雀)の口演は各日2席です。ご来場をお待ちしております。

牛酪亭

酪農学園大学同窓会校友会(2019.06.14)
掲載日:2019.06.12

酪農学園近畿地区緑風会第6回総会・懇親会について(ご案内)

平成31年6月

酪農学園近畿地区緑風会
会 員 各 位

酪農学園近畿地区緑風会
会 長 河 野 雅 晴

酪農学園近畿地区緑風会第6回総会・懇親会について(ご案内)

初夏の候、貴職にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

また、平素より酪農学園近畿地区緑風会の同窓会活動に格別のご支援を賜り厚くお礼申しあげます。さて、この度、近畿地区緑風会では下記の日程で総会及び懇親会を開催することとなりました。

つきましては、ご多用のことと存じますが出席いただきますようご案内申し上げます。

1 日時 令和元年6月30日(日) (受付10:00~)

10:30~12:30 大学説明、高校情報提供、総会
12:30~14:50 懇親 会

2 会場 「聖護院 御殿荘」 京都市左京区聖護院中町15
☎075-771-4145

アクセス
・市バス熊野バス停より201番・31番で四条川原町下車、徒歩3分
・京阪神宮丸太町より三条、又は四条下車、徒歩5分
・タクシー:JR京都駅より20分

3 会費 5,000円

4 内容

(1) 大学の説明(教職コースの紹介と緑風会の近況)
(2) 高校の情報提供(畜産教育の紹介と課題:大阪、食品製造教育の紹介と課題:和歌山)
(3) 総会

① 役員の承認
② 平成30年度事業報告並びに会計報告
③ 令和元年度・2年度事業計画
④ その他(学生募集の依頼等)

(4) 集合写真撮影

(5) 懇親会

お問い合わせ先
近畿地区緑風会会長 河野 雅晴
携 帯 090-6238-4392
メール : kouno-m@galaxy.ocn.ne.jp

酪農学園大学同窓会校友会(2019.06.12)
掲載日:2019.06.03

活躍する同窓生紹介:須磨美智子さん(地域環境学科2008年卒)

酪農学園大学 地域環境学科 2008年卒業
所属ゼミ:環境とエントロピー研究室
指導教官:矢吹 哲夫 教授

 私は2004年に酪農学園の地域環境学科に入学しました。入学したての頃は、志望校の受験に失敗し、正直不貞腐れていました。今の自分から当時の自分を見れば、なぜ受験に失敗したかはよく分かります。しかし、同期の友人には大変助けられました。同じ経験をした友人もいましたし、そうでない子も含め、気の合う友人が出来たのが大変嬉しかったです。

 結果的に、酪農学園に行ったことはとても良かったと思っています。当時仲の良かった友人にも感謝しています。酪農学園に行かなければ今の私は存在しませんから。

 さて、不貞腐れながらも酪農学園に通い始めた私は、大学2年の時、当時環境とエントロピー研究室の教授であった矢吹先生の物理学の講義を受講しました。不貞腐れながらも、先生の講義だけは楽しいと思えたのです。研究室配属が決まる3年生の時には矢吹ゼミに所属し、矢吹先生に進路の相談をしました。当時の私は、理系の就職先を考えるなら、再受験するしかないと考えていました。そんな私に、矢吹先生は大学院に行けば理系職に就けるというアドバイスをして下さいました。それが、私が大学院を受験し、研究者を目指すきっかけとなったのです。どうせ受験するなら矢吹先生の出身大学が良いと、京都大学の生命科学研究科を受験しました。矢吹先生に受験対策の面倒を見て頂いたこともあり、無事、大学院に合格で来ました。

 もともと生物学に興味があった私は、細胞分裂が厳密な制御を受けていることに興味を持ちました。例えば、がん細胞は細胞周期の制御が効かなくなっています。しかし、細胞には本来、細胞周期を制御するメカニズムが揃っています。その制御が破綻するのはなぜか、細胞内ではどの様なことが起こっているのか、これらを追求するのは非常に面白そうだと思い、細胞周期研究を展開している研究室に進学致しました。そこでは、モデル生物として分裂酵母を扱い、染色体DNAに焦点を当てた研究を行なっていました。染色体DNAは、細胞分裂をする時に微小管という細胞小器官に引っ張られて2つの細胞に分配されます。この時、微小管は染色体上に形成される動原体と結合します(図)。

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 この動原体は様々なタンパク質の集合体ですが、染色体上の何処にでも形成させるわけではありません。Cnp1(分裂酵母表記)と呼ばれるタンパク質が取り込まれている染色体領域に動原体は形成されます。このCnp1がどの様な制御を受けて染色体に取り込まれているのかを解析するのが私のテーマでした。私の研究結果では、動原体タンパク質を構成しているタンパク質の一つであるCnp3(分裂酵母表記)が、Cnp1の染色体への取り込みに関与することが分かりました。Cnp1が取り込まれる染色体の領域は、多くの生物種で1箇所に制御されています。この制御が乱れてしまうと、本来と異なる領域に動原体が形成されます。すると、染色体と微小管の結合に異常が起こり、染色体分配に異常が起こってしまいます。染色体が正しく分配されないと、多くの細胞は死に至ります。また、人では乳がん患者の細胞からCENP―A(分裂酵母のCnp1に相当するタンパク質)が本来と異なる染色体領域に取り込まれているという報告もあります。ご興味を持たれた方は、ぜひ大学院へ(笑)。

 と、色々語ってしまいましたが、大学院生活は楽しいばかりではありませんでした。研究者になる為には学位が必要です。この学位を取るのがかなり大変でした。しかし、その大変さを乗り越えた時には見える景色が変わります。諦めずに続けてきて良かったと思っています。今は、さらなるステップアップを試み、沖縄にある沖縄科学技術大学院大学のG0cell unitにお世話になっています。ここでは、同じく分裂酵母を使った染色体研究を行なっていますが、京都にいた時との大きな違いは、日本人が少なく、留学生や海外の教授、研究者が多いことです。より多くの研究者と日々議論し、一人前の研究者として仕事を続けられる様、仕事に励んでおります。最後に、私が研究者を目指すきっかけを下さった矢吹先生、そして酪農学園で出会った仲間に感謝致します。

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2019年6月1日
須摩 美智子

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酪農学園大学同窓会校友会(2019.06.03)

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