
獣医学科元教授・山下正亮先生は10年前に水戸市に転居され97歳(1月2日で満98歳)とご高齢ですが、とてもお元気に暮らしておられます。同窓生が集うと、山下先生とお会いしたいという声が多かったことから、12月4日午後6時から2時間、水戸市のホテルで山下正亮先生ご夫妻を囲んで、長寿をお祝いし歓談のひとときを過ごしました。
1期生から11期生まで案内したところ、北は別海町、南は鹿児島まで46名の同窓生が集い、先生のお元気なことと記憶の明瞭なことに驚かされながら、懐かしい思い出話と、先生の最近の話題とで話のつきない楽しいひとときを過ごすことができました。

会場に到着した先生は、1人1人参加者の名前を呼んで握手を交わされ近況を尋ねられました。恩師に名前を覚えていてもらえたことは教え子にとって何よりも嬉しく、感激での幕開けとなりました。ご挨拶も、ご高齢者になると延々と続く長い挨拶が多くなりますが、簡潔で要領を得たご挨拶をしていただきました。

花束贈呈、乾杯の後、よみうりタウンニュース水戸・県央版に掲載された記事「97歳写真家上達中」をご紹介頂き、先生と奥様のご自慢の写真を液晶プロジェクターで投影しご披露いただきました。また、先生の戦前・戦後の思い出の写真もご披露いただきましたが、学生時代の馬術大会優勝の写真は誇らしげににこやかにお話しされるのですが、戦時中の話しになると語気を強くされ、辛さを物語っているのだろうと推測されました。

その後、テーブルごとに近況を報告し合い、終えた頃には閉会の時刻となり、全員肩を組み酪農讃歌を声高らかに合唱し、先生ご夫妻の益々のご健康をお祈りし、再会を約束して去りがたい会場を後にいたしました。(文責 加藤清雄)
10月29日(土)~30日(日)
AM10:00 中央館1階ロビーに集合。薄曇りの天気の中、懐かしい顔が次々と現れ、挨拶を交わしました(家族含めて約50名全国各地から集合)。
AM10:30~11:45 附属動物病院を見学。中出教授の案内で小動物から大動物までの各施設を見て回り、わが母校の動物病院の変貌に感動しました。その後は各自、生協食堂で昼食をしたり、ゼミへの挨拶まわりをしていました。
PM12:30~1:20 黒澤記念講堂にて記念礼拝を開催。12時30分からなのに遅刻する同期生の面々、学生時代と何ら変わらない。菅沼英二先生のもと、亡くなられた恩師を追悼し、創世記のノアの箱舟などのお話を拝聴しました。
PM1:20~2:00 恩師との交流、中央館屋上の見学。懐かしの獣医1号館1階V111教室(B1号館210教室)に移動して、加藤教授より大学の現況報告、湯浅先生と新山先生から近況を伺いました。その後、中央館屋上の眺望を堪能しました。
PM2:00 登別に向けてバスで出発
PM4:00 登別万世閣に到着。祝宴まで各自自由行動。
PM6:00 祝宴開始。乾杯の後、菅沼先生、種池先生、中尾先生から挨拶、近況報告をしていただきました。その後は順次近況報告を行ってもらいました。
PM8:20 2次会開始。全員で隣の広間に移動して、無制限の2次会がスタート。笑い声が絶えない中、カラオケでも盛り上がり、深夜まで楽しい宴会となりました。
AM5:30 数名が早朝ランニングへ出発。タフですね。
AM10:00 大学に向けてバスで出発。バスにて帰学する方とゆっくり洞爺、小樽をめぐる方とに分かれ、5年後か10年後の再会を約束しました。皆様、楽しんでもらえたことでしょう。(文責 棚田 敦司)
さる10月29日(土)、菊池教授還暦祝賀会および獣医伝染病学教室同門会が開催されました。この会には、平棟孝志前教授、中国からは趙宏坤青島農業大学教授、獣医伝染病学教室卒業生、高橋准教授はじめ現スタッフと在学生など、道内はもちろん、四国九州、さらには中国から110名以上が集まりました。
最初に、獣医2号館旧獣医伝染病学教室(現細菌学ユニット)前の実習室の集合し、旧交をあたためました。その後、趙宏坤先生の特別講演が始まり、熱心に聞き入っていました。
その後、札幌のホテルに移動し、菊池教授還暦祝賀会を開催しました。還暦のお祝いというよりも伝染病学教室同門会という雰囲気で、新旧卒業生が交流を深め大変懐かしく楽しい雰囲気の中で終了しました。
この記念事業において、「酪農讃歌歌碑」は、同窓生関係各位および短期大学同窓会・大学同窓会校友会。「インフォメーションボード」は同窓会連合会札幌支部の多大なご寄附・ご協力により建立式を迎えられたことを改めてお知らせし、お礼申し上げます。
記念行事において、谷山弘行学長は「学生、教職員が建学の理念に立ち帰るモニュメントとして活用したい」と挨拶した。また大学同窓会校友会野村武会長は「歌詞にある「窮乏の底に沈める国起こせ」とある本学の使命の重要性」が述べられた。藤井宗教主任の祈祷のあと、除幕式が執り行われた。
その後、参会者全員により歌碑の前で「酪農讃歌」が合唱された。最後に周年事業記念実行委員会小山久一委員長より一連の周年事業が滞りなく終了したことと関係各位へのお礼挨拶が述べられて、記念行事を閉じた。






去る10月1日(土)10:00から都立駒沢オリンピック公園 中央広場を会場に第5回を数える2011動物感謝デーが開催された。主催は(社)日本獣医師会。後援は農林水産省、環境省、文部科学省 他関係諸団体。今年のテーマは 「動物と人の健康は一つ。そして、それは地球の願い」であった。主催者発表の来場者数は27,000人。
本学からは泉澤動物病院長、前原准教授、浦川が運営担当として出席。北村直人日本獣医師会顧問(関東同窓会副会長)からの協力要請もあり、同窓会連合会関東地区から南雲会長、城近事務局長、五十嵐東京支部長、高澤東京オフィス所長、唐仁原前千葉支部長にもご協力いただきお礼申し上げます。
天候にも恵まれ、さわやかな動物感謝デーとなり、本学ブースも盛況でした。
参考
獣医学科同窓会長賞である「三愛賞」には同窓生の部と卒業生の部があるが、ここでは顕著な功績を挙げた獣医学科同窓生に授与される同窓生の部を紹介します。2005年度に制定された「三愛賞」は、第1回受賞者北村直人氏(4期)(現会長)、第2回辨野義己氏(6期)、第3回坂東元氏(17期)、第4回作井睦子氏(9期)となっており、第5回は昨年実施予定であったが福富氏の体調不良により今年度に延期されています。

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秋晴れの25日(日)本学ローン広場において、江別市小動物開業獣医師会、酪農学園大学との共催によるフェスティバルが開催され、約4,100名の方にご来場いただいた。
江別市小動物開業獣医師会は本学獣医学科OBが中心で構成されており、本学会場での開催は2008年より継続している。
今年は東日本震災被災動物チャリティイベントとして開催され、集まった募金は「緊急災害時動物救援本部」に贈られることになっている。イベントの中でも被災地の動物とそのご家族について、アニコムHD獣医師島村麻子特別講演をいただいた。詳細報告は上記獣医師会のHPで紹介されると思います。
イベント内容として、第1会場ではドッグダンスショーや犬のファッションショー、マイクロチップ挿入実験、セラピー犬適正模擬テスト。第2会場ではドッグアジリティのデモ&体験、クイズ大会、ディスクドッグのデモ、おしゃれ犬コンテスト、わんわん運動会が行われた。またポニー乗馬体験や子牛の哺乳体験も行われた。
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9月17日(土)あいにくの小雨模様の中、第20回ホームカミングデーが150名を超える出席者により黒澤記念講堂でにて盛会に行われた。同時開催の同期会出席のため、遠くは愛媛、徳島、岡山、東京、宮城等からも多くの同窓生のご参加をいただいた。
学園からは麻田理事長、谷山学長、原田学園長等役員の方々にもご臨席をいただき、貴農同志会の方々には午前中の総会に引き続きご出席いただいた。また獣医学科卒業40周年同窓会出席者は午前中より学内での講演等を含めてご参加いただき、心より感謝申し上げます。
予定通り13時より藤井宗教主任の司式により記念礼拝が執り行われた。讃美歌57番「ガリラヤの風かおる丘で」を全員で合唱し、聖句はコリントの信徒への手紙(二)5章14-15節が朗読された。その後、昨年度お亡くなりになった方々42名のご芳名が一人一人読み上げられ、追悼礼拝が行われた。奨励では藤井宗教主任より「与えられた日々」と題して、病気により義眼となった芸能人「おすぎとピーコ」の「ピーコ」の話を紹介いただき、シャンソンの音色を聴きながら、我々に与えられた日々について考える機会を持つことが出来た。
記念礼拝終了後は、周年事業の一環として8月27日に収録された「酪農讃歌」のフルオーケストラに合わせて全員で種々の思いを胸に合唱した。
記念講演会に先立ち、麻田理事長より学園の現状と今後についてご挨拶を頂戴した。今年の記念講演は2部構成となった。第1部は福祉施設この実寮長 加藤孝氏(短期大学9期1959年度卒)による「障害福祉は今」-障害者と共に泣き笑いの45年-と題した記念講演が行われた。
詳細報告は後日、ホームカミングデー記念講演集を発行いたしますのでここでは割愛いたします。障害福祉に人生をかけてきた加藤さんの人間愛が滲み出る講演内容でした。また障害福祉に関して歴史的経過、今日的な課題についてさまざまな視点から報告された。
また写真のとおり勇壮な育成太鼓をご披露いただき、会場から拍手喝采を浴びた。その後、司会者より周年事業として今年中に黒澤記念講堂正面左右に設置される歌碑と案内ボードの説明がなされた。
第2部の記念講演は、会場を中央館学生ホールに移して行われた。第1部からの出席者に一般市民30余名を加え、「落語 上方滑稽噺話」 落語家 林家卯三郎氏(小川祐之介 獣医学科25期 1993年度卒)が開催された。会場では東日本大震災チャリティの卯三郎グッズの販売も行われた。
上方落語の饒舌な語りと玄人芸で観客を魅了した。出来ればもう少し聞きたい位の心残りであった。更なる飛躍を期待したい。本人言わく「母校での講演に「錦」までいかなくても「綿」ぐらい飾りたい」と当日の新聞にも報道されていましたが、その希望は叶えられたのでしょうか?礼拝から恥じまる一連の第20回ホームカミングデーでは、人の心の温かさとその信念の強さを得る1日となった。関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。




